2017年9月17日日曜日

no.1123 around matsusaka this&that

今年の夏休みの旅。伊勢神宮への参拝のために二日間、近くの松阪にホテルをとりました。
松阪の町は行ったことがなかったので個人的にはちょっと楽しみにしてたの。
夕方にチェックインしたあと、早速、お夕食を食べに息子と町中へ出かけました。
私は絶対的に名物の松阪牛を食べたかったので、ステーキやすき焼きがメインのレストラン
を探し、後で聞いたら息子はお蕎麦かおうどん、定食屋さんを探していたらしく、話が全く
噛み合わず...。 
結局、息子の意見が通って、初日は昭和9年創業の松崎屋食堂に決まりました。


ご夫婦お二人でやっている食堂。メニューが豊富。昭和の香りがプンプンです。
昔はメインストリートだったのかなぁ。今はシャッターを閉じているお店もチラホラ。
町中から放射線状に伸びている道路沿いにこじんまりとある小さな食堂です。
私はチキンカツ定食。息子は中華そばとポテトサラダwww 美味しい!


二日目は絶対に松阪牛!と決めて町へ出ると、息子、またもやこの食堂を希望。
まったく譲る気配がないので仕方なく「また来ましたー!」と少し照れながら暖簾をくぐり
ました(笑)
私は冷やし中華。息子は。なんと!また中華そばとポテトサラダ。こいつ、どーなってんの。


一度決めるとまったくメニューを変えないのは小さい時からですが、もうさすがにいろいろ
挑戦してるのかと思いきや...。保守的にもほどがある(笑)
お会計時にお店のおばちゃまに「いつもありがとぉ。」と関西訛りで言われ、二人してすっ
かり常連の気分になった松阪の夜でした。

早朝のお伊勢参りのあと、近くの斎宮歴史博物館も訪れてみました。
斎宮とは「いつきのみや」とも言われ、天皇に代わって伊勢神宮に仕えるため、天皇の代替
わりごとに皇族女性の中から選ばれて伊勢に派遣されていた女性のこと。
この制度は670年頃から1330年頃まで約660年続き、その間に約60人余りの斎宮
の名が記されているのだそうです。


最近、様々な場所の歴博が面白いと何時ぞやのblogにも書きましたが、例に漏れずここの歴博
もなかなかのものでした。神に仕える未婚の皇女「斎宮」の実態に迫る細やかな展示物。


映像。復元物。資料。書籍。色々なアイテムで斎宮とは一体何だったのか?に迫ります。


面白かった。これは当時の様子を模型で再現したもの。


お装束も復元されてたくさん展示されていました。


素敵な柄ですねー。艶やかです。


個人的にはこの海老茶のような色は好まないのですが、お着物で重ねると品格がありますね。


なかなか見ごたえのある博物館でした。
再現映像なども公開されていて、当時の斎宮の生活が手に取るようにわかるの。
息子はもうハマったら絶対動かないので、私は私で展示を見たり、ライブラリーで本を読ん
だりして学生のように過ごした夏の一日でした。

またぜひ訪れてみたい博物館ですね。


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