今日は朝から金継ぎのお稽古。
途中経過の3枚を写真に撮ってみました。
平皿は印判手。
印判というのは、手描きではなく大量生産を目的に転写で仕上げた図柄の焼きもの。
明治時代に流行りだした手法で比較的新しい時代のものです。
これは銀粉をすでに撒き終わり、これから乾かしていきます。
2個の深皿は「兜皿」と言われるもの。
この間の平和島骨董市で買い、既に焼き継ぎされている繫ぎの部分を、銀でなぞって補修
していく途中のところです。
割れが細かいので、なぞるのにも時間がかかってしまいました。
こうして文章に書くと、さも手慣れているように感じるけど、今日は「錆漆で欠けを埋め
ていきましょう。」という久保先生の言葉に、何を思ったか「麦漆」という割れた部分を
繫ぎ合わせるための接着剤を作ろうとしてしまった私。
しかも中力粉と水をネリネリしたところに生漆(きうるし)を加えるところを、中力粉と
生漆を直接まぜてしまい...。
先生がぎょっとして「えっ。何をやろうとしてます?小林さん。」と飛んで来られ、実は
手順が全然頭に入っていないことがしっかり露見してしまいました(笑)
まぁ、人はみな、失敗を重ねて覚えていくんだよね!...なんて、歳とると復活が早いよな〜。
開き直りとも言うけどね。
近くのバラ園で午後のお茶。
テーブルの一輪挿しに挿された、バラ園のバラが綺麗でした♡
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