熊野三山。
和歌山の旅の終わりに、南紀白浜から中辺路を辿り熊野のこのエリアに入りました。
草創は八咫烏に導かれた神武天皇にさかのぼります。
神代の昔。
熊野本宮大社。熊野速玉大社。熊野那智大社。
旅の最後にここを訪れたのは、何か見えない存在の導きだった気もしています。
私はさることながら、柔らかい感性と多感な感受性を持つ、いま十歳の息子にとって、なん
だか大きな意味があったような気がするのです。
熊野をひとしきり巡ったあとの那智大社。
山また山の頂きにあり、神社というより元々は修験道の色が濃い場所です。
那智大社の足元には滝がご神体の飛瀧神社が鎮座していて、長旅の疲れで少し不機嫌だった
息子がここに来てすごく元気になったのがとっても印象的でした。
何か神秘的なエネルギーをもらったかのごとく。
熊野の語源は「隈の処」なんだとか。
それは奥深い場所、神秘がひそむ場所という意味なのかもしれません。
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