ここのところ毎日リハーサル。
長いオフの後では、身体が仕事のタイム感に慣れるまで、なかなか辛いものがありますね〜。
プライベートでも息子の模試やら学校の集金係やら。
明日は集金日だし...(泣)歯医者や塾の面談や...。ほんと雑用多し!
そんな中、先日オークションで落とした初期伊万里七寸孔雀紋様のお皿が届きました。
初期らしくざっくりとした粗さがありますが、どっしりと重く藍の色に品格がある。
下手なお直しがされているので、お値段も初期伊万里では破格値でした。
完品だったら、それこそン十万のお値段です。
最近、個人的に興味のある「呼び継ぎ」という技法も4箇所ほど施されています。
呼び継ぎという修理法は、欠けたり割れたりした部分に別のお皿のかけらを継ぎ、一枚のお
皿に成形する技法。いわゆる、陶器、磁器のパッチワークですね。
お皿のそりやら厚さやらを精密に合わせるので高度な技術と根気がいる仕事。
今回のこのお皿、特に右下の大きい欠けに施された稚拙な呼び継ぎをどう直すか、いま考え
あぐねているところです。
芦屋の骨董屋さんから譲って頂いたもの。
丁寧な梱包をほどきダンボールの底から現れたこのお皿を見た瞬間、息子の模試の点数も、
高いお金のかかる築10年の家の外壁工事も、車輌保険の更新も、仕事のストレスも、そんな
ものは一瞬にしてどこかへ吹き飛び、遠い別次元へ連れて行かれた心地がしました。
このお皿の周りには、確かに「別の時間」が流れている。
17世紀。江戸時代初め頃のお皿。
どこでどんな人に焼かれ、どなたの所有物となり、何を盛られ、割られ欠けて、誰に補修さ
れたのか。
見ていると、一生懸命に何かを語りかけてくれているような気がします。
リハお疲れ様です(>_<)
返信削除予定詰まってますね(;_;)
気温の差が激しいので
体調に気をつけてくださいね( •̥́ ˍ •̀ू )
何か語りかけてくるような
感じしますね♡
不思議な感じですよね(*゚▽゚*)