2014年5月7日水曜日

no.623 sui-kyo tenmangu

9時からの福岡市文学館の開館に合わせてホテルを出たのに、朝の寒さでつい早足になってし
まったためか、やけに早く着いてしまった天神界隈。
ビルの谷間に「水鏡宮」と書かれたお社を偶然見つけました。
これはお詣りしとかないと。


その昔、京都から太宰府に流された菅原道真は、道中、博多に上陸します。
川にやつれた我が身を映し悲しんだ...という故事から福岡城の鬼門にあたる場所に造られたと
いう水鏡宮。
いまはお洒落な街の代名詞にもなっている天神の地名の由来にもなったお社なんだそうです。
知らなかったわぁ。


本殿にお供えされたお神酒の樽の上で猫がお昼寝。
ポンポンと柏手を打ってもどこ吹く風で、安心してぐっすり寝込んでいました。
平和な場所なんだな〜。
そう言えば、入り口そばの囲いもない小さな池に大きな鯉が何匹も悠々と泳いでいたっけ。
天神様が鎮まって守ってくれている場所。

都会のど真ん中の清浄なオアシスです。


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