商店街好き。あたし。
目黒界隈に何かとご縁があった頃、武蔵小山の商店街によく行ったなぁ。
ここは商店街がすごく元気で活気があって、休日や夕方ともなるとたくさんのお買い物の人
で賑わいます。
ある日曜日にブラブラと賑わうアーケードを歩いていると、遠くから自転車を肩にかついだ
男の人が歩いて来て(まぁ、アーケードだからね、自転車には乗れないわけなんだけど。)
で、よく見たら、その男の人は Char でした(笑)
抜群にかっこ良かった。
先日行った和歌山の商店街は寂しかったなぁ。いわゆるシャッター街。
そんな中、旅芸人の一座のポスターが張ってあって。
まぁ、なんて言うか梅沢富美男風の。
ある建物の二階で公演をやっているみたいなんだけど、どうも今夜が「千秋楽」らしい。
こんな寂しい場所で誰が見に来るのかな。それでもわざわざ和歌山まで来るんだから、誰か
スポンサーがいるのかな。ちょっと見てみたいけど、さすがに怖いなぁ。ここ。
結局、和歌山ラーメンを食べに行ってしまったので見に行かなかったんだけど、夜、コンビ
ニにお水を買いに行ったら、明らかにその辺の人とは違う空気感を持った若い男の人が携帯
で声高に話しながらお店に入って来て。
仕事柄、ドウランを落としたあとの肌は見慣れているので、すぐその人がその筋の人なんだ
とわかり。
まだ九時なのに。やっぱりお客さんが入らなかったのかなぁ。...なんて。
4年生だった息子と行った京都の寺町商店街の老舗喫茶店で食べたフレンチトーストや。
松山で夏のa-nationの時に見た大街道の高校生の俳句甲子園。そう言えば開成の学生も来てた
なぁ。その時の美味しかった鯛飯。
名古屋の大須商店街で地元のおばちゃん達に交じってお不動様にお祈りしたことなど。
そして。そうそう。忘れもしない厳寒のブリュッセルで早朝にひとり訪れたサンチュベール。
世界最古のショッピング・アーケード「Galeries de Royales Saint- Hubert」
ロンドンに帰るフライトの関係で10時に空港に戻らなければならなかったので、お店の開店
時間までいれなかったんだけど、とあるジュエリーショップの店頭ディスプレイで見かけた
グリーンの石をはめ込んだリングがもうものすごく素敵で。
仕事帰りだったので変更できない安いエアチケット。その時は、この指輪の為に新たに航空
券を買い直す勇気も余力もなく。
でも今だにそのリングを覚えているのは、やっぱりものすごい存在感だったんだなぁ。
出会いは一期一会だね。物も人も。
旅の記憶。行く先々の商店街での風景。人。生活。人生。そんな懐かしい想い出の断片。
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