しばらく行けなかった金継ぎのお稽古にまとめて伺った時のこと。
何回もこのBlogに登場させた鳳凰皿。完成しました。
ってゆーか、無理矢理完成させたというか(笑)
もともと呼び継ぎされているお皿のため、表面のオウトツが多くて撒いて定着させた金粉を
磨ぎ破る可能性が多いので、そこそこの状態で完成!と相成ったわけです。
お皿の裏。金粉たくさん使ったなぁ。青金(ちょっと青みがかった金)でも良かったかもね。
このお皿を譲って頂いた芦屋の骨董屋さんのオーナーの方に、これから写真をお送りしよう
と思っています。
そして、この日、くぼ先生がヤフオクで1000円で落札した、かすがい継ぎの大皿を見せ
て頂きました。
「志田焼き」という鍋島の一種なんだそうです。
こういうものをPCの画面上で見て、えいっ!と切り取ってくる感覚。好きだなぁ。
先生曰く「1000円ですから。」(笑)
お皿の裏。これが「かすがい継ぎ」です。比較的柔らかい銅などの金属で継ぐんだって。
でも、金属でしょう?相当うまくやらないとお皿にヒビが入りそう。こわ〜い。
筆致も自由闊達でのびのびしてますね。
描いたひとはこの図柄のように豪快なひとだったんだろうなぁ。
そう言ったら、くぼ先生が「そうですね。でも、このかすがい継ぎは、かなり繊細に場所を
吟味して打ってますよね。このセンスはなかなかない。相当、美意識が高いかも。」と。
やっぱり私と違って、物を作る側の先生は視点がちがうなぁ。
いろんな見方を学んで、いろんなものに出会って、いろんなことを想ってみたい。
そんなことを考えた久しぶりのお稽古の日でした。
完成したんですね♡
返信削除ヒビが入ったり割れたのが元に戻って
また使えるって嬉しいですね(*^^*)