今朝は早起きして枚方市の星ヶ丘という場所にあるソーイング・テーブル・カフェに本を片
手に行ってきました。
地下鉄御堂筋線の淀屋橋で京阪線に乗り換え枚方市まで。そこから更に交野線に乗って二つ
目の駅「星ヶ丘」
Sawing Table Cafe/ソーイング・テーブル・カフェは、そこ星ヶ丘の駅のすぐそば、緑に囲
まれた「星ヶ丘洋裁学校」の敷地内にあります。
今日はなんて美しい日なの!
木造の洋裁学校の建物の脇を通ると緑の裏庭が。
外にもブロカント風の椅子やテーブルがあって緑の中でコーヒーを楽しめます。
就学前の息子と来た時は穏やかな秋の日差しのなか外でケーキを食べたんだっけ。
地面には蚊遣りが置かれ、夏の終わりの蚊取り線香の匂いが郷愁を誘っていました。
なので二回目の訪問の今日は室内でコーヒーを。
離れ風の建物の中は古い土壁に囲まれた美しい空間です。
わたしは、こういう触れるともろくも崩れてしまいそうな儚さと、過ぎ去った時間を身に留
めた末枯れたような美が交錯するものが好きみたい。
古風なアコスティックギターの旋律が流れる店内は外から涼やかな風が流れ込み、ぼんや
り照らされた電球が懐かしい感じ。
古い独りがけのソファに座って店内にあった死生観についての古本を読んでいると、頼ん
だミルクコーヒーとはちみつトーストが出てきました。
起き抜けの身体になんとも優しいトースト。はちみつとクロデッドクリーム。
イギリスの田舎の朝みたいだ。
開け放した扉の向うでお店の人がクラッシックギターを練習しています。
店内の音楽と時にシンクロしたり無伴奏チェロのように自由奔放にかけ離れたり。でも不思
議とお互いがお互いを邪魔しない。人間関係もこうありたいなぁ、なんて思う。
女性オーナーの方の顔なじみ、お仕事に行く前の女性ふたりが帰られたあとは、私ひとりだ
けの静謐な時間。
鳥のさえずりと単調なギターの音色が、よりいっそうの「静けさ」を引き立たせています。
15時から仕事なので1時間ばかりの滞在。
外にでてみると、まだ熟していない木の実の向う側で澄み渡った秋の空がのぞいていました。
明日も来ちゃったりして…ね(笑)
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