2016年10月12日水曜日

no.994 theatre

この1週間内で観劇がふたつ。どちらも日芸時代のご縁の方達。
S-NTK第3公演。品川きゅりあん小ホールにて。
女性の役者さんが演じる男振り。男性の役者さんが演じる女振り。
これは歌舞伎の元祖とされる出雲阿国以来の定番です。演劇史で習った(笑)
歌舞伎しかり。宝塚しかり。能楽しかり。

初めて拝見したS-TNKさんの舞台は、1幕目に円山応挙の掛け軸にまつわるお芝居、2幕目
には日舞が基本の歌舞音曲、殺陣などのバラエティとんだ演し物で華やかな構成。
主催者の方達は宝塚ご出身の方が多いみたい。


きりゅあんは久しぶり〜。
低学年の時の息子と着ぐるみを着た子供向けのミュージカルを観に来て以来です。
息子に見せたかったなぁ。あの子、たぶん好きだわ〜この世界観。
この秋は本当に多忙だったので、中間テストの準備ができてないとか言って自発的に観劇を
辞退して来ました。
まぁ。なんつーか。自分でスケジューリングできるようになったっつーか(笑)

桐一葉。こちらは息子も一緒に行きました。花組芝居。加納さんが大好きなので。
坪内逍遥ねぇ。読んだことないからパンフレットのあらすじ見て開演前に下調べ。
息子は合間に苦手〜な物理の試験勉強。でも全然見てやしなかったけど(笑)


大阪城が落ちる前の、淀君を中心にした複雑な人間模様の物語。
古語が中心で長いお芝居なので「大丈夫かな?」と思いましたが、よくついて来てました。
終演後に加納さんにご挨拶ができたら良かったのですが、千秋楽でお忙しそうだし息子も塾
があった為に早々に失礼して来ました。外に出たらもうすっかり秋の空気!

面白かった〜!って言ってたけど、よく考えたら13歳だもんなぁ。
自分がこんな歳の時に、こういったお芝居を興味深く見たかというとね。ちょっと疑問。
やっぱり歴史好きだから?
あとお衣装がね。とても素敵でした!
お引きずりだから、足さばきとかちょっとした仕草とかお会用に参考になったのかも。


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