リハーサル後、列車を乗り継いで深夜近くに高岡駅そばのホテルに入り、翌朝早く、氷見線
という単線に乗りました。
「雨晴/あまはらし」という珍しい名前の駅。
義経が東北に逃げる際に、雨宿りをして晴れるのを待ったという伝説がある義経岩が海岸に
あるそうで、この珍しい駅名もそこからきたそう。
昔は海水浴客で賑わったそうですが、ひなびた無人駅には人っ子一人いない。
氷見の海。
朝は暖かい風が吹き荒れていましたが、一転、土砂降りの雨に。
そしてなんと雹(ひょう)も降ってきて、大荒れのお天気となりました。
夜にはすっかり晴れて満天の星々。
一気にいくつもの季節をまたぐような経験をした1日でした。
翌日、東京に戻るとき、列車「はくたか」で越後湯沢に向かっていた時の風景。
日本はひとつの龍体の上にある国土だと言われています。
同じ日にこれだけめまぐるしい季節の差がある国は、ほかにないんじゃないかなぁ。
アメリカのように広い国土なら別だけど。
美しい国。美しい風土、自然。深淵な歴史。
それにふさわしく、私たち日本人も、かつてのように美しくありたいもの。
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