なかなか行きにくい所にあるためか観光の方も少なく、住んでいる方達もあまり表に出ない
のか、うらうらと暖かい春の日ざしが届く白い道はシンとしてとても静か。
私と息子の短い影だけが、のどかな春の道を前後して歩いていきます。
お散歩しながら入った「宇和民具館」で見つけた可愛らしいものたち。
ここにもお雛様。黒いお振り袖が素敵!
お蕎麦屋さんの岡持ち。
こんなので届けてもらったおうどんは絶対美味しいに違いない。
箱書きされた「うどん」の文字も、なんともいい雰囲気ですねぇ。
小学校で先生が弾いていたであろうオルガン。
ペダルを踏み踏みしても、もう音は出ないけれど、思い出がいっぱい詰まったその姿はやさ
しいオーラを放っています。
桜。子供達の声。春の光。涙。教科書やノート。キーに触れる白い手。
床屋さん?歯医者さん?どこに置かれていた椅子なんでしょう。
かくしゃくとしたおじいさんの様な回転椅子。
この小さな卯之町の民具館の収納庫には三千点の収納物があるんだそうです。
各地を廻って収集し、識別し、修理して展示する。
楽しいお仕事だなぁ。やってみたいなぁ。
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