2015年9月7日月曜日

no.818 antique jewelry

まだ佐賀市内のホテルに帰るには早過ぎたので、伊万里市内でアンティークショップを探し
てみました。
ネットで調べると何軒かのお店が出てきましたが、何となく選んだお店「message」
お店のドアノブを回してみると鍵が!
奥から上品な初老の女性が出ていらして、お店に招き入れてくれました。

理由もなく和物のお皿や装身具などがあるのかな〜?と思って入った店内。
でもいろいろと出して見せてくださったのは、なんと!
イギリスのアンティーク・ジュエリー!


ロンドンまで、いつも買い付けにいらっしゃってるんだとか。
よく見ると、お召しになってるワンピースもネックレスもアンティークもの。
ポートベローやコベントガーデン、郊外のアンティーク・フェアの話など、楽しい時間を過
ごしました。
店内はところ狭しとマホガニーやウォールナットなどの材質の重厚な家具が置かれ、引き出
しから次々と魔法みたいにジュエリーを出して見せてくださいます。
中にはすごいダイヤモンドのアクセサリーも多々あり。
カメオがお好きみたいで、いくつもの精巧な細工のものを見せて頂きました。


ちょっと珍しかったのは「ブラックムーア」と言われているカメオ。
北アフリカのムーア人を題材にして、16世紀頃からヴェニスで作られたストーンカメオです。
私は初めて見ました。


イギリスの話。以前、東京の百貨店で展示会をされた時の話。アンティークがお好きだった
お父様、お茶の先生でらしたお母様の話。野山に咲く草花を生けるとどんなに美しいかなど。

私に必要だったのは、こういう時間だったんだな。
雨の音を聞きながらする取り留めもない会話や、ひとつひとつの話からインスパイアされる
想いの数々。

それを再確認するためにここまで来たのかな。


1 件のコメント:

  1. ゆみさん♡、大丈夫ですか?(´;ω;`)
    あたしも去年からカイロプラクティック行ってます(笑)

    お大事になさってください(T_T)

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