2015年3月8日日曜日

no.743 tokyo national museum

上野の東京国立博物館で開かれていた東北の仏像たちの特別展示を、息子の受験中の空き時間
に観に行った日のショット。
晴天。ここは、わたしが子どもの時から全く変わらない。おんなじ空気。おんなじ風景。
小学生だった私が前庭の噴水で遊んだのも、ついこの間のことのようです。
あっと言う間の40年(笑)
時間軸の向こう側で、いまでも吊りスカートを着た子供の私が遊んでいるのかもしれない。


近頃、常設展は写真撮影してもいいのね。
どっかのおじさんが高そうな一眼レフで館内を撮影してて「なんて非常識な!」と思ってたら、
係員はノーチェック。
ものによってはフラッシュがダメとか色々あるみたいなんだけど、おじさん、まったくお構い
なしに撮ってたなぁ。世の中のおじさんとおばさんは、自分が「法律」だからね(笑)
で、せっかくなんで、早速、わたしも気に入ったものを…!

鎌倉時代の懸け仏。この時代のものは端正ですっきりしてて凛とした美しさがある。


鬼。こわそうだけど、どこかユーモラス。今昔物語に出て来そう。戦ってます!


古い打ち掛けや振り袖、帯の展示もあるの。ゴージャス。お目出度い鶴や亀の紋様。


龍。さまざまな天候、事象を司る神さま。
息子の名前の一字だからね、一応、撮ってみました。眉毛が青!


白拍子が舞う舞台。私は、こういった絵巻物とかがやたら好き。
ひとりひとりの表情やお着物のデザインなど、それぞれを虫眼鏡で見たいくらいに好きです。


春信もありました。これはあんまり好みじゃないけど、まぁ春信だから(笑)


東博もだけど、この上野公園一帯は明治、大正、昭和初期の洋風建築の宝庫です。
この階段のアプローチや灯りも、なんて重厚なこと!


踊り場のステンドグラス。いいな。


近くの国際子ども図書館や黒田記念館も相当素敵です。建物フェチの私には垂涎もの。
今回は時間がなくて寄れなかった敷地内の法隆寺宝物館も、今度またゆっくりね。


2015年3月4日水曜日

no.742 one winter day

1月、2月は本当に息子に付きっきりの毎日だったなぁ。
試験を受けている間は何時間も時間が空き、私は控え室で悶々と待つのもイヤなので、よく
東京の街へお散歩に出かけていました。


上野。
国立博物館で仏像の展示があったので、ふらっと出かけたある日。
普段あまり歩かない上野の住宅街をお散歩していると、公園近くで「桃林堂」という素敵な
和菓子屋さんを見つけて入りました。
お抹茶などの喫茶のコーナーもありますが、綺麗に磨かれたショウケースの中には品の良い
小さな和菓子たちが芸術品のように整然と並び、思わず見とれてしまいます。


その時買って帰った小さな小鯛焼き。翌日のわたしの朝食になりました。
熊野のペンションの本棚で見つけ、面白そうだったのでその場でポチッとアマゾンした良書
「熊野談義」とともに。

上野の芸大そばの路地。
文化的なこの古い街には、高い無粋な建物がなく、初めて来た人も心穏やかに過ごせるなん
だか懐かしい場所です。
垣間見えるあくまでも青い冬の空。


息子と凝縮した時間を過ごせた12歳の冬。
いろんな経験ができました。

ありがとう!

2015年3月3日火曜日

no.741 shi-bu-ya

先日、またまた渋谷へ。
お仕事先の方々と、久しぶりに懐かしい「麗郷」にて台湾料理を食べました。


制作のリエちゃん、PAの馬場ちゃん、楽器チーム・チーフのフカポンと。
みんなぁ、お写真、勝手に載せてごめんなさぃ。


麗郷がなぜ懐かしいかと言うと、かれこれ30年くらい前、道玄坂に勤めていたオフィスが
あったからなの。
そこから白金に移り、代々木上原に移り、クローズ。そしてフリーランスへ。
あの頃、楽しかったけど、相当お馬鹿さんだったわたし。
いろんな人に迷惑をかけたなぁ。
悔やんでも悔やみきれないので、最近は思い出すことをやめました(苦笑)
あれは…本当にわたしだったのかな。

名物の「シジミのニンニク炒め」と「腸詰め」はマスト。


あと、ヤリイカのなんとかと、厚揚げのなんとかと、唐揚げ。そして、もちろん紹興酒。
仕上げは焼きビーフンでした!


その後は「渋谷と言ったらSSB」というわけで Sweetback Bar へ!


またまたタクシーで深夜の帰宅。自宅が遠いとほんと不便だわぁ。
息子が独立したら City に絶対戻ってやるぅ!


2015年2月24日火曜日

no.740 spanish dining

息子の受験期間中は久しく封印していた夜のお遊び、ちょっと復活してきました。
昨日の春のような陽気に誘われて、久しぶりにボーイフレンドと夕食。

今日はワインな感じだよね〜。赤かなぁ。


私は、お店の保存状態ですごくいいか究極にダメかのフランスワインより、絶対に当たり外
れがないリーズナブルなチリワインが好きです。
特にカジュアルなお店で、少人数でボトルを頼むなら尚更。
この方ならっていう信頼できそうなソムリエがいるようなお店なら、その方の助言に従えば
いいし、そうじゃないなら冒険せずに手堅くいくべきじゃない?
変にウンチク傾ける人と食事に行く時ほどツライことはないよね〜。
いるでしょう?男性でも女性でも、ワインなんとかの資格を持ってて鼻持ちならないヤツ。
アンタの味覚と私の味覚は違うし、その時の体調にも左右されるし、それにお店のワインの
保存状況も測りかねるのにグタグタ言うなって感じ。
なんてお話は脱線したけど、昨晩のチリワインは味わい深くて大正解でした!ということ。

お腹が空いていたので(昨日はジムで筋トレしてからお休みしていた水泳。食事は軽くしか
摂っていなかったので)最後に珍しくド〜ンとパエリアを注文。
いろいろな種類があったのですが、オーソドックスな海の幸のパエリアにしました。
しあわせ!


ワインもボトルを綺麗に空けて、デザートと食後のコーヒーも堪能し、大満足で外に出ると、
夕方に降った雨上がりの歩道が濡れていました。

そんな春の宵。


2015年2月22日日曜日

no.739 harunobu

梅が咲き始めましたね。
冷徹な空気のなか清らかに咲く梅は、私がもっとも好きな樹木。
梅林の中を歩いたことはないけれど、そこに足を踏み入れてその花の馥郁たる香りに満たさ
れることを想像するとふわふわとした夢のような心地がします。

鈴木春信の浮世絵。
四季おりおりの風景の中に描かれた美しくたおやかな少年と少女。
この季節になるといつも幾枚かの春信の浮世絵が脳裏をよぎります。


夜の空気のなかにぼんやりと灯るぼんぼりの明かりと白梅の香り。

いいな。


2015年2月20日金曜日

no.738 kutani

先日の道後への旅。
息子が道後温泉にひとりで入っているあいだ「ママ。好きな古美術屋さん、見に行ってら
っしゃいよ。」と言われて(笑)ホテル近くの古美術店へ入りました。
そこで手に入れた九谷の器。
杯洗(はいせん)
盃洗とも書くようですが、読んで字の如く、酒席で盃を洗うための器です。


古いものらしく、絵付けにも経年によるスレが見られ、大きく割れた箇所にはあまりよろし
くない継ぎの補修がされています。


以前に失敗して懲りたので器の底部の銘を確認。またまた「九谷」
「福」じゃないんだぁ。


私は手元に持っていませんが、金継ぎや銀継ぎなどの繊細な継ぎ方法ではなく、金具を使っ
て繋ぎ止めるなんともゾンザイな「カスガイ継ぎ」という技法があって、もしかするとその
継ぎを試して途中で止めたのでは?と思える跡があり。
普通は、もっと大ぶりのざっくりした器や木の板などに施すのですが。


陶片に同じ間隔で緑の点があるのは、どうも金具で継ごうとしたその穴を埋めているらしい。
ほんと器に対する愛情がないなぁ。なにこれ。….なんて店先で腹が立ち。
これはなんとしても私が美しく直してあげなければ!という強い義務感にかられて、大事に
抱いて飛行機にのせ、うちに持って帰ってきました。
今度の金継ぎのお教室に持っていこうっと。


no.737 classmates

昨晩は大学で同級生だった木原実くん主催のお食事会で渋谷へ。
現在、博多で活躍してる同じく同期の二橋君がお芝居の仕事で東京に来ているので急きょお
誘いを頂きました。
なんと!木原くん以外は36年ぶりの再会です。

同期の4人。
日テレの夕方のニュース番組の顔、木原実さん、二橋康浩さん、そして花組芝居の総元締め
にして歌舞伎評論家の加納幸和さんと。


私なんてすごい中途半端な学生生活だったのに、こうやっていまだに声をかけて頂けるのは
本当に嬉しいこと。
木原くんのお声掛かりで集まった面々は、私の存じ上げない後輩の方達も多くどうなること
かと思っていたのですが、皆様に温かく迎え入れて頂いて楽しい夜を過ごせました。


この後、もう一杯飲んどく?となり、渋谷に来たらGo-miちゃんのお店に行っとかないと!
という訳で木原君とSweetback Bar へ。
明日があるからね〜。1時までね!と、お互いなんと節度ある大人になったことか(笑)
江古田。飲み屋。講堂。授業。久しぶりに聞く同期の人達の近況。若かった私たち。

劣等感や未来に対する恐れ、少しの自信とすれ違っていた想い。
そんなこともフラットに語り合える歳になったんだな。まぁ今でもいろいろあるけどね。
Go-miちゃんにもしばらくぶりに会えて、なんとも素敵な夜となりました。