今年の10月にある日舞のお浚い会の息子のお題目は「藤娘」大曲です。
いろいろ端折っても、だいたい20分くらいの一人舞踊。大変なこと。
ひと通り先生から振りを教えて頂いたので今回から簡易の「おひきずり」で臨みます。
お衣装やかつらは想像以上に重たいらしく、長いお袖の感覚や裾をさばく感じなどを今から
少しずつ練習しておかないといけないらしいです。
練習用の藤。本物はすごく重いんだって。重労働です。
場面はいくつかに分かれていて、その都度、舞台の袖に引っ込んでは汗を拭き、衣装を引き
抜きなどで替えて小道具も持ち替えます。
玉三郎の藤娘。艶やかですねぇ。ご本から拝借のお写真。
すんなりと優雅に立っているように見えても、着物の中では膝を折って中腰になっていたり
して、かなりなハードワーク。舞踊って一瞬たりとも気が抜けないのね。
若さと体力がないとできないわぁ。でもあんまり若くても深い部分の表現ができないし。
踊りも歌も、芸事の世界は本当にむずかしい。
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