私の古物好きはいまに始まったことじゃなくて。
小さい時から神社仏閣好き。
家にある古い写真や夏休みに連れて行かれる会津のお城や美術館や博物館が好きだった。
亡くなった母が何かの折によく展覧会とかに連れて行ってくれたのだけど、近代の作家もの
の展覧会より古い衣装をまとった女性が暗闇で微笑んでいるような昔の作品が好みだった。
仕事が一段落して体調がいまひとつだったこの1月は、時々なんだかんだとオークションを
覗いて「おっ!こんなにするの?たかーっ!」とか「へぇ。ちょっとなんか偽物っぽいけど。
この価格ならありなのかな。」とか、結構ネットサーフィンして楽しんでいました。
私は古着も抵抗なし。だけど、さすがにいい年齢の自分には部屋着以外は着れないかな。
あっ。でもヘビーローテーションの黒のライダーズはロンドンで5000円くらいで買った
やつだった(笑)
育ち盛りの息子はすぐに大きくなるので、もう程度の良い古着でまかなっています。
この間古着屋さんで買ったラルフローレンのネルのシャツ。息子が胸ポケットを触っていて
「あれ〜?なんかあるよ。」というので取り出させてみると、中国の五元のお札と中国語の
汽車の切符!
買ってすぐとその後2回お洗濯してるので、お札はシワシワだけど端がちょっと切れている
だけで全然使えます。誰が着てたんだろうね〜とか、どこまでの切符かなぁなんて、色々と
想像がかきたてられますね〜。楽しい!
さて最近オークションで落としたイギリスの古い椅子。
座席部分の革がびりびりに破れてしまっているので訳あり価格で3900円!?
え〜っ。でも革もいい味出てるし、何より足と背の部分のレリーフ、なかなかいいよね。
私的には1900年代のイギリスものは確実だと思ってるんだけど。
とりあえず応急処置でへこんだ座席に綿をつめ、合皮のブラウンのシートで穴を塞ぎました。
素人リペアは目立つので布を置いてカバー。
簡易の修理をしてふと席をはずし、しばらくして部屋に戻ってみると。
またもや、猫のお昼寝場所に!?
ちなみに破れた穴に綿をつめている時、指先に何かあたるので引き出してみると、お菓子の
おまけについてきたような漫画ワンピースのカードが!
以前の持ち主のお子さんが破れた場所に入れたまんま、忘れちゃったんでしょうね。
これ、かなり受けました(笑)
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