本山寺を後に、今度は鉱山資料館へと向かいました。
柵原には明治期に発展した鉱山があり、そこでは硫化鉄が採掘されていたそうで、その鉱山
跡地が、公園、資料館として残されています。
公園には柵原鉱山の表玄関「吉ヶ原駅」の駅舎がそのままに。
週末にはカフェも開業、そして名物の駅長のネコちゃんもいるらしいのですが、今日は冬の
平日。先生と私、二人だけの遅い午後です。
鉱山資料館と聞いて、原子記号と数字の羅列の「化学式」とかが展示されてたら、もうそれ
だけで拒否反応!?と思っていましたが、なんと、館内は「在りし日の柵原の町」のテーマ
パーク!
まずは町の自転車屋さん。
お店の中に入ると、おっとりとした当時の地元の人達の会話が聞こえてきて。
新しい自転車を買うならスクーターが欲しいのぉ〜。お母ちゃんに聞いてみるわぁ。なんて
いうやり取りがながれます。
ボンカレーの古い看板。これとキンチョールの看板は昭和の時代の象徴だね。
供給所って「雑貨屋さん」のこと?
ホルモン焼きのお店。お肉の焼けるいい匂いがしてきそう!時計も時打ちの骨董品。
こういうテーマパーク、福井の美術館でも見たことある。おんなじ雰囲気で昭和の懐かしい
「町」を再現してた。
もしかしたら、同じプロジェクトチームが手がけたものなのかもしれないな。
先生のお宅への帰り道、オーダー家具のお店「Kito Bito」へ寄ってみました。
レトリバーの可愛いワンちゃんがお出迎え!
オーナーの米戸さんにコーヒーをご馳走になりながら、漆作家のくぼ先生と家具職人の米戸
さんのクラフトワークのお話に耳を傾けて。
そして最後に素敵なウォール・デコレーションを撮らせて頂きました。
右上のキツネさん、米戸さんがよくいらっしゃる兵庫/赤穂の骨董市で手に入れられたそう。
毎月15日に「市」が立つんだって。ニューウェーイブな新しい業者さんのいない、昔なが
らの骨董市なんだそうです。素敵!いいこと聞いちゃった〜。
赤穂はこの辺りからは車で1時間ちょっと。こんど、絶対行ってみよう。
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