なんでいま鞍馬寺?と聞くと「義経がさぁ〜云々…。」と、もごもご滑舌悪く答えていまし
たが、まぁ行きたいなら呼ばれてるってことだからね…と、はるばる叡山電鉄に乗って春の
鞍馬山へと向かいました。
鞍馬寺駅の駅舎前に咲いていた桜。幹から直にお花が咲いています。
なんていう種類だろう?珍しい。
この石段…。まじですか…。まだ山門まえなんですけど…(苦笑)
山門を過ぎて由岐神社に到着。参拝。
清少納言が枕草子で「近くて遠きもの」と記した九十九折参道を歩き始めてすぐのお社です。
この立派なご神木!樹齢800年の大杉。
10/22に鞍馬の火祭りが行われる場所だとか。
途中の山歩きはですね。省かせて頂きます(笑)
なにしろ急な石段を40分以上歩いたので、お写真どころではなかったわけで。
で、山頂の鞍馬寺。
奈良時代末期に、あの唐招提寺の鑑真和上の高弟「鑑偵上人」がお正月4日の寅の夜の夢告
により登山したのが始まりなんですって。
中国の僧、鑑真和上の血脈がこんな山奥にも脈々と。
ひとの「想い」というものには、本当に距離も時間も関係ないのですね。
京都街中の外国人の多さ、とくに中国の方達は、時々Too Muchに賑やかで閉口しましたが、
こんな山の奥にも貴方達の想いの丈が大きな花を咲かせています。
お互いいろんな想いはあるけれどねぇ。古(いにしえ)の人達の思いに時には想いを馳せて、
隣人同士、仲良くしていかなければね。
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