2018年3月2日金曜日

no.1171 tori-i-zaka no kai

先日「地中海クルーズ」と銘打たれた鳥居坂の会にまたお誘い頂き、お邪魔して来ました。
この日は満席。毎回お料理見るの楽しみにしてるの、と言うお声も頂いてるのでどんどんお
写真を上げますね。

ヒラマサと帆立貝の燻製グリル/プロヴァンス風オリーヴソースで。
黒オリーヴをミキサーにかけたプロヴァンス風ソースのことを「タプナード」って言うんで
すって。バジルピューレとイタリアンパセリが食欲をそそります。爽やかな緑色ですね!


カリフラワーのポタージュにリゾットコロッケを添えて。コロッケは砕いてスープに入れて
頂きます。クルトンの代わり。これ美味しかったー。
ナポリ名物のコロッケで「アランチーノ」って言うんだって。魚介入りのリゾットを丸めて
パン粉をつけて揚げたもの。小さなオレンジっていう意味なんだそうですよ。


オマールエビのドライトマトソースと舌平目のムース巻きアメリカンソース。
左の丸いものは白身魚のすり身を舌平目で巻き表面を軽く焼いたもの。エビ風味のソースが
アメリケーヌソースね。これは去年のフォーマルパーティーに出たので覚えてた。
この日のワインはイタリアのもので統一されました。
最初の白はコッレ・ディ・マルミ・レ・ローゼ。黄金色が綺麗。貴腐ワインみたいな感じ。
赤はトスカーナのブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。奥行きのある立体的なお味でした。


メインは黒毛和牛ロースグリル・スペイン赤ワインソースと白インゲン豆トマト煮ココット焼。
スペイン・カタルーニャのサングレ・デ・トロ赤ワインをエシャロットと共にじっくり煮詰
めたフォンドヴォーを加えたソースなんだって。凝ってますね〜。
インゲン豆のココットもオーヴンで焼かれてアツアツで美味しかった。



シチリア風アイスとオレンジロールケーキにリモンチェッロゼリー。
美しい。ミロの絵みたいね。
リモンチェッロはレモンのリキュール。肉料理のあとにさっぱりとした後味です。


そしていつも参加されている上品なご婦人から何と!折り紙のお雛様を頂きました!可愛い。
どうやって折るんだろう。早速、玄関に飾らせて頂きました。うちのお雛様は引越しの時に
処分してしまったので嬉しいです!コーテイングして保存できないかなぁ。素敵ね!


この日の数日後、鳥居坂の会の主要メンバーの有田君のオフィスに伺いました。
大手製薬会社の方がお出でになるとのことで、急きょミーティングの後のお会に鳥居坂メン
バーとお呼ばれ。この時にすごい日本酒を頂いてしまったのでお写真上げておきます。
黒龍・二左衛門。滅多に手に入らないんだそうですよ。
大手製薬会社の会長も大好きでいらっしゃるとかで、出たら大人買いされるというお話を伺
いました。重厚な木箱入りで、720ml。5万の値をつける酒屋さんもあるんだとか!?
フルーティーでものすごく深みのある日本酒だった。今まで飲んだことない。こんな日本酒。
ほかにも幻の銘酒って言われる石田屋という大吟醸もあるんだとか。
黒龍酒造の初代蔵元が石田屋二左衛門という方だったそうで、そこからの命名なんですって。


黒龍って福井のお酒でしたよね?と言うと「よくご存知ですね!」と言われ。
えぇ。福井のくろ川に毎年通って黒龍頂いてましたから(笑)
でも。二左衛門は見たことなかった。ほんとに。いろいろな経験をさせてもらってます。

私はもともと内省的なところがあるので(説得力ないでしょう? 笑  でもほんとです。)基本、
出不精なんですが、ここ数年アグレッシブに動くように敢えてしているの。
そしたらいろんな出会いがあって。何で今ままでそうしてこなかったんだろうって思う。
でも。人も骨董も。出会う時期がこないと出会えないんだろうな。そういうこと。なのね。


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