スピタルフィールド・マーケットで買ったものたち。
全部違うお店で購入したのですが、なんかこの日は19世紀に縁があったみたい(笑)
ホテルに帰って窓辺に置いて眺めて見ました。
この本はおばあちゃまがやっている古本屋さんで買ったの。
ビニール袋に入って奥に立てかけてあったから、まぁそれなりのお値段するんだろうな、と
思い一度は通り過ぎ。
でもパッと見てこのイラストがすごく印象に残ってて。何となく2回目に通りかかった時、
手にとってみると、まさに!これは手に入れなければ、となり。
おばあちゃまにお値段を聞いたら「あら。忘れちゃったわぁ。いくらだったっけ?物忘れが
ひどいのよ。このごろ。」と言われ(笑)
すかさず「私もですよ。」と言うと「若いのに何言ってんのー。」と笑い飛ばされましたが、
東洋人は若く見えるだけだからねぇ。侮れない年なんですよ。実は。
この可愛らしいフレームもビクトリアン・アイテム。
シルクの上に描かれたドローイングで、台紙に貼り付けて何とか形を留めていますが、もう
かなりボロボロです。
これを買ったお店の方は元気な中年のお酒の強そうな女性のお店。同年代か私より少し若い
かも。なかなかサバけた感じの明るい人でした。
「貴方の持っている5ポンド札は今はもう流通してないのよ(この前来た時に残ったお札を
持って来てたのですが)銀行行って換えた方がいいわよぉ。ほんと政府のやることって面倒
臭いわよね。そう思わない?中国でもそう?」
「あの...。日本人なんですけど。」
「あら!失礼。見分けがつかないんだけど。でも貴方、物静かだものね。綺麗だし(この人
の言う綺麗は清潔って言う意味ね)そうか。そこが違うのねー!わははー!」
キャンドルスタンド。これも19世紀。
ここは老年の男性が丁寧に対応してくれるお店でした。
私が話しかけたそうにしているのを横目で見ながら、イギリス人の中年のオバさんの長話に
辟易しているのがかなり面白かった。
このチェーンはオリジナルじゃないでしょう?何でこんな安っぽいの付けたのかしら。
と言うと「Indeed!」だいぶ久しく聞いていなかった単語(笑)
イギリス人はよく使いますね。「まったくですな。」っていう感じかな。
実はかなり以前からキャンドルスタンドは探していたのですが、お店の目の前を通った時に
このスタンドに「ここ!ここ!」と主張されてしまい。
かなり重いので機内持ち込みを考えて躊躇してたら10ポンドおまけしてくれました(笑)
この日に購入したものはみんなそれぞれあちらから主張された感じです。
最近とみに感覚が鈍ってる気がしてましたが、その「モノ」が発する波長を感じ取れる位に
回復してきたかな。
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