ほんの短い間でしたが、ほんまもんの「土砂降り」のウィンザーの午後でした。
It was raining cats & dogs.
雨に濡れたお城前の車道を観光客を乗せた馬車がゆっくりゆっくり進んで来ます。蹄の音。
私はというとですね。
偶然 Marks & Spencer で買い物をしていたので濡れないで済んだのですよ!日頃の行いの良さ?
まだかなり降っていたので1stフロア(こちらの2階です。イギリスでは1階はグランドフロ
アというんでしたね。忘れてた 笑。ぼーっとしてると間違えるの。)のカフェで今回のリサ
ーチ時に自分用に購入したものを眺めてみました。収集家はこの時が醍醐味。
どちらもイートンの古い本屋さんで見かけたもの。
Kate Greenawayという19世紀のロンドンの画家のイラストレーションです。
今回のイギリスは、なぜかビクトリアンに縁があるなー。それにしても可愛らしいです。
やっと雨が上がった夕方。お城はと見ると、もうすぐ閉館なのにまだまだ長蛇の列。
今回は見ないでいいかなー。前回も見たし。それにしてもお腹が空いたー。あっ。いい匂い!
というわけで。土曜日の午後、早めのお夕食は屋台のベンチでパエリアを頂きました。
チキンとチョリソー/シーフードのミックス。6ポンド。これ、かなり美味しかったー!
時差ボケまだまだ酷いのに、1日歩き続けてよく動きました。
ロンドンの友人に「相変わらず歳も考えずに(ちょっと!)活動的だね。」と感心され(笑)
そうかな?
くたびれ果ててB&Bに戻りオーナーのMikeに「バックヤードで本を読んでもいい?」と聞く
と「もちろんだよー!コーヒーか紅茶、飲む?」と聞かれ、たくさんのナッツとともに熱い
ミルクティーを淹れてきてくれました。
温かい日差しの中(これで午後8時なの。イギリスの夏は時間がゆっくりと過ぎていきます。)
可愛らしい小鳥のさえずりを聞きながら、なんて贅沢なOld Windsorの夕暮れ。
これが、清潔でホスピタリティあふれるB&Bのあたしのベッドルームです。
ちょっとガーリーなので最初は正直「まいったなぁ。」と思っていたのですが。
そうか。シャビーシックね。それを目指してるわけか。
これは奥様のSuzanneの趣味なんだろうな。と思い至り、今朝、「素敵な内装はご自身たちで
やられているの?」と聞くと、「そうなの。なかなかはかどらないのよー。」とDIYの手順を
興味深く説明してくれました。
今朝はお二人で丁寧に作ってくれたイングリッシュ・ブレイクファーストにしてみました。
絶対食べきれないからハーフにして!と頼んでこの量です(笑)
ご夫婦お二人とフランキー(いつもぬいぐるみのおもちゃを咥えて見せてくれる何とも可愛
いワンちゃんなの。絶対写真を撮らせてくれないんだ。)の地域に根付いた素敵な生活。
うらやましい。
私の残りの人生も心豊かにこうありたいと深く深く考えさせられました。
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