2013年6月5日水曜日

no.464 sweet memories

昨晩、リビングで宿題をしている息子の横で姉と「息子の目が小さい...」という話になり、
「それは太っているから顔の回りの肉が集まってきて細く見えるのか?」とか
「小さい頃はつぶらな瞳でそんなじゃなかった」とか、散々からかっていました(笑)

「渥美清に似てる!」(姉)
「寅さんをYOU TUBEで見てみよう!」(私)
「...寅さんってどこの方...?」(息子)

早速見せると、昭和が好きで、旅が好きで、周りのおじちゃん、おばちゃんにやけに可愛
がられる息子は「すごい!レトロだ!」とハマりまくり。
編集版を見ながら、次々に出て来る俳優さんの話や柴又の話、寅さんが訪ねた色々な地方
の話で盛り上がりました。


柴又/帝釈天にはいろんな想い出があります。

高校の時の友人達と川沿いの「川甚」にうなぎを食べに行ったこと。
参道の骨董屋さんの伊万里のうさぎのお皿が可愛かったけど、高いので買うのを止めたこと。
大晦日に姉と神田明神辺りに初詣に行き、深夜に電車を乗り継いで柴又の帝釈天にも行って
温かい天丼を食べたこと。

一人暮らしの時に、友人のホソから借りたビデオで「男はつらいよ」にハマったっけ。
特に「とらや」で家族みんなが楽しくおしゃべりをしながら食事をする場面が好きだった。

日本人の原点。もう失われてしまった団らん。郷愁。

もしかするとあの場面は、江戸時代からの庶民の家庭の最後の残像だったのかも...。

小学校に上がる前に一度だけ柴又へは行ってるんだけど、息子は忘れてるみたい。
塾の模試が終わったら、また連れて行ってあげようかな。


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