雨の夕暮れの永平寺は初めてです。
いつも晴れた日のお昼間に訪れているせいか、なかなか奥深い深淵な雰囲気に触れることが
できずにいましたが、今回は、なんと言うか「霊気」のようなものが感じられて。
侵しがたい何か。私の様な凡人には計り知れないような重厚感が肌に伝わってきました。
できずにいましたが、今回は、なんと言うか「霊気」のようなものが感じられて。
侵しがたい何か。私の様な凡人には計り知れないような重厚感が肌に伝わってきました。
神仏にお参りする時は雨の時がベター。
そして、一番いいのは雪の日、なんだそうです。
余分な人気(ひとけ)がないだけに、気が乱れず本来あるべき状態に周りの環境が整えられ
て、超自然的な存在と交流しやすくなるのかもしれないですね。
て、超自然的な存在と交流しやすくなるのかもしれないですね。
永平寺の紋は久我竜胆車紋(こがりんどうくるまもん)
元々、開祖道元禅師の一族、久我氏の紋であったようで、永平寺にはいたるところにこの紋
が見られます。
漢方でよく見かける竜胆ってりんどうのことなんだねー。
が見られます。
漢方でよく見かける竜胆ってりんどうのことなんだねー。
法堂(はっとう)と呼ばれるお堂の中では、ご本尊の前で先輩のお坊様が後輩に儀式の教典
の献じ方をご教示している場面にでくわしました。
の献じ方をご教示している場面にでくわしました。
なんどもなんども、不謹慎かもしれませんが舞踊のように優雅に、でも身体的にはかなり辛
いであろう体勢で教典をささげ持ち、たぶん間近に迫った儀式本番へのリハーサルをされて
いるのでしょう。
いであろう体勢で教典をささげ持ち、たぶん間近に迫った儀式本番へのリハーサルをされて
いるのでしょう。
墨衣から見える白い衣が、雨の日の夕暮れの薄暗い光の中でほのかに白々と翻る様は何とも
言えず美しかった。
言えず美しかった。
いままでに見たことのなかった古刹、永平寺の一面。
拝観を終え外に出た時には、深い深い夜の静けさの中で川の流れる音がやけに大きく聞こえ、
横なぐりの雨が降る深閑とした晩秋の闇が黒々と広がっていました。
横なぐりの雨が降る深閑とした晩秋の闇が黒々と広がっていました。
晴れてる時に行きたいって思っても人混みが多かったりしますもんね(´・_・`)
返信削除雨とか雪だと人も少ないし気持ちが落ち着くかもしれないですね(*^^*)