川瀬巴水(かわせはすい)という、明治から昭和を生きた浮世絵師/版画家の展覧会に行っ
てきました。
巴水は衰退の一途を辿っていた浮世絵の技術を復刻し、版元、彫り師、刷り師と共同で新た
な浮世絵の流派を生み出した人。
「昭和の広重」とも言われ、海外では非常に評価が高く、北斎や広重と並び称される版画家
なんだそうです。
魂の中にある、いつか見た風景。
雨の降る夜。夏空が広がる海。夜空から切り取ったように見える金色の月。凍る雪の朝。
昔は日本中どこにでも在った情緒ある景色が繊細な木版画で次々と並んでいます。
巴水は一年中旅に出ていて、そこで描いた原画を元に制作に励んだんだとか。
「旅」が仕事。「放浪」が生業(なりわい)。
なんだか憧れる。それはそれで大変なんでしょうけどね。
この展覧会が開かれている千葉市美術館のある建物は、元々は昭和2年に造られた旧川崎銀行
の建物だったとのこと。
外壁の一部と1階のエントランスホール(さや堂ホール)が保存の為に残されていて、ネオ
ルネッサンス様式の雰囲気ある空間を見ることができます。
戦前の建物は、近代化の中にあっても時間と心にゆとりがある時代に丁寧に造られてい
るせいか、身を置くとなんだか心がゆったりとして居心地がいい。
時間を経たものに妙に魅かれる私の性癖は、今後まだまだ加速していきそうな気配(笑)
さて、美術館近くのその場で焙煎してくれるコーヒー屋さんで買ってきたタンザニアの豆
で朝のコーヒーでも淹れますか。
昨日手に入れた川瀬巴水の画集を眺めながら。
今朝は起きれなかったなー。ちょっと自己嫌悪(笑)
あたしも見たことあるような風景です(*^^*)
返信削除どこで似たようなのを見たのか覚えてないですが(笑)
ここ最近、朝起きれないですヽ(;▽;)ノ
起きてもまた寝てしまいます(´Д`)
リハ始まりましたね♡
ゆみさん♡もあたたかくして体調に気をつけてくださいね( *˘╰╯˘*)♥