2014年6月4日水曜日

no.637 kurokabe square

長浜の「黒壁スクエア」の名称の元となった元第百十三銀行の建物です。
明治時代に建てられた時に黒壁だったので「黒壁銀行」という呼ばれ方で親しまれてきた
んだそうですよ。


いまはギャラリーも併設したガラス工芸の専門店。
周りにはおっされーなカフェや雑貨店がいっぱいです。
でも縦に通るメイン通りを横にクロスするように、地元の「ザ・商店街」のストリートが
通ってて、そのアンバラスなコラボがまた新しい感じ(笑)

これは元開智学校。
こんな風に素敵な建物が学び舎だったなんてうらやましい。


基本的にこの街は、下の写真の様な感じの低い軒をもつ落ち着いた建物が主です。


下の二枚の写真は、北国街道(江戸時代の北陸道の名称)の安藤家住宅の内部。
羽柴秀吉(ふるっ!)に指名された長浜十人衆の筆頭たる三年寄の家柄の名家です。
かの北王子魯山人も逗留し内部をデコレートしたことがあるんだとか。
お庭も小堀遠州の流れの庭師の方の作品だそう。



こんな街並が普通に残っている場所で、場が醸し出す古く美しい微粒子が成長とともに自分
のDNAに組み込まれていくってどんな感じなんだろう。
息子に体験させてあげたいな。

外は真夏並みの暑さなのに、木造家屋の中は木が呼吸するからでしょうか。
ひんやりと、このままゴロリとお昼寝したくなるような快適さです。


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