今回は大阪城ホール4days。
今までのツアーで、なか1日挟んで4日間という大阪滞在はあったけど、4日間連続公演
っていうのは初めてです。
昨日の公演終了後に行ったちょっとディープな町、曾根崎。
そこの商店街、お初天神にあるお好み焼き屋「ゆかり」にメンバーの方数名とスタッフとで
行ってきました。
商店街なので車は入れず、新御堂筋でタクシーを降車。
そしてこの「ごて地蔵通り」をまっすぐ進みます。
それは昭和の初め頃。
この曾根崎界隈で悪疫や不祥事が続発し、さるお寺の住職が「埋没しているお地蔵様を掘り
起こしお祀りせよ」というお告げを受け、その通りにお祀りしたら、たちどころに諸々悪
しき事が治まったとのこと。
でも「ごて地蔵」の「ごて」ってどういう意味???
曾根崎は近松門左衛門が書いた人形浄瑠璃の戯曲「曾根崎心中」の舞台になったところ。
実際にあった女郎はつと手代徳兵衛の情死事件を題材に大当たりして、のちに歌舞伎の演し
物にもなった有名なお話です。
元禄時代の古い古い本当にあった「恋」がこんな形で300年も残るなんてね。
「此の世のなごり。夜もなごり。死に行く身をたとふれば、あだしが原の道の霜。」
当人たちは、あちらの世界でどう思っているんでしょうか。
そんなにしてまで一緒になって…。幸せだったの?
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