no.1130 summer trip of my son 3

今回の旅。奈良。最終日。春日大社。この空の色！
暑くて何も考えられず。でも、ここまで来たら春日大社には行っとかないと、となり。

あとで自分のiphoneの画像を見たら、なんだかんだ言ってこういうアイテムは撮ってるんだな。
歴代の著名人が寄進した灯籠。夜、これ全部に明かりがともったら素敵でしょうね。
鹿のレリーフが可愛いです。

ぐるりと境内を巡ります。
この首に巻いているタオルは自分で荷物に入れてたらしい。かなり用意周到じゃん（笑）
私もバッグからハンカチ出すのが面倒なので、手水舎で手を洗った時なんかは時々拝借ー。

外国の方もたくさんいらしてました。この朱色と緑、空の蒼さのコントラストは、海外の方
にはすごくエキゾチックに映るんでしょうね〜。
出口側の藤棚にはあまりの暑さに霧吹きの装置が付いてて参拝の方達が涼をとっていました。

さぁ。長かった旅もいよいよファイナル。
翌朝は始発の便なので春日大社を後にした私たちは、一路、関空へと向かいます。
過酷な旅によく付き合ってくれたレンタカーを返し、関空そばのスターゲイトホテル泊。
疲れ果ててホテルの受付に行くと。なんと！ホテルのブッキングの手違いでスイートルーム
に変更されてました！わぁ！すごい夜景ー！窓から動かない息子。旅の終わりに何を想う（笑）

しかし。よりによって。なんで息子とスイートかなぁー（苦笑）

息子は夜景とデスクの座り心地がえらく気に入ったらしく、この部屋で宿題をやる！という
ので、私はゆうるりと優雅に大理石のバスタブに浸からせて頂きました。
バスタブに浸かると。なんとこの夜景が。綺麗ー！宝石箱みたいだね。月並みですが（笑）

長い旅のいろんな出来事が思い出されます。結局。ロンドンじゃなくてよかったのかな。
いまの息子が求めているものは、私の理想とはまったくかけ離れていて。
スーツケースをテーブルにコンビニのお弁当食べたり。
清々しい早朝の伊勢や熊野で神様と対峙したり。
車のライトしかない暗闇に二人してちょっと道に不安を覚えたり。
高野山の精進料理に舌鼓を打ったり。奈良ホテルの旧館のお部屋に感激したり。

あと何回、息子とこんな面白い旅ができるのかなぁ。そんなことを感慨深く思った夜でした。
翌朝早いので、このお部屋での滞在時間はわずか７時間。もったいなーい。
関空へと続く道。早朝のお部屋の窓からの風景です。

この青みがかった風景のなか日常の生活へと戻った私たち。
あぁ、これから宿題だよ〜、私なんて仕事だよ〜、と名残惜しく振り返りながら（笑）
なんとも楽しいテンコ盛りの珍道中の旅でした。息子の１４歳の夏が終わります。