出雲大社へのお参りの後、移動途中で旧出雲駅の跡地にも立ち寄りました。
ここ好きなんだなー。
今回は時間があったのでゆっくり内部を拝見。素敵。この木のぬくもり。
こんな駅を使って毎日通勤通学できてたなんて。なんて豊かな時代なんだろうと思う。
きっとその当時はあまりにも普通すぎて、みんな意にも介してなかったんだろうけどね。
こういう細部にも目がいきます。
もしも。自分がお金に糸目をつけないで家を建てるとしたら。
外枠となる古い邸宅を探して、こういう時代を経た飾りや木材を日本各地から取り寄せて、
古色蒼然たる自分テイストの家を造ってみたい。時間とお金がとてつもなくかかるな(笑)
観光客用に掲げられていた宿の名前と電話番号が記載された看板がありました。
竹野屋という宿がまりやさんのご実家。
昔使われていた器具や駅員さんの帽子、時計、観光パンフレットなどの展示もされています。
これ、どなたかコレクターの方の寄贈でしょうねぇ。古い古い切符。
数日後にここでクラッシックのコンサートが開かれる予定のようでした。
天井が高いからか柏手を打ってみると柔らかい素敵な残響。
夜の帳が降りる頃、暖かな灯りがともったこの構内でのコンサート。見てみたかったー!
参道の「まる珈琲」で一息。お若いセンスのいいご夫婦がやっているカフェです。
地域のアンテナなような役割を果たしているようなお店で、二階には色々なパンフレット、
ガイドブックなどが自由に閲覧できます。居心地、抜群!
焙煎もされているので、お土産に縁結びブレンドと自宅用にエチオピアの豆を購入。
帰り道。大山隠岐国立公園あたりをドライブして来ました。いいお天気ー!
すごい景色。空気が全然違う。頭上にはトンビがゆっくりと旋回。深呼吸。
今夜の宿泊場所、松江へ。山陰自動車道のサービスエリアの高台から宍道湖を望みます。
ここでも出雲そば。そしてソフトクリーム。ひとり。お気楽(笑)
翌朝、古い建物フェチの私は松江の歴史的建造物「旧日銀松江支店」を見に行きました。
今は匠をテーマに「カラコロ工房」として製造、販売一体型の工芸館となっています。
昭和13年、建築家長野宇平治の最晩年の作。天井が高いですねー。
明るい採光も素敵!西洋建築でありながら日本的な繊細なテイストも織り交ぜてあって。
地下には昔の重厚なアメリカ製の金庫室があって、当時の名残が残っていました。
二階の回廊から撮ったシャンデリア。当時のままだそうです。豪華すぎずに優雅。
美智子妃殿下のお兄様がここ松江支店の支店長だった時期があるんだそうですよ。
ちなみに日銀歴代支店長の日本家屋のお住まいは、いまは「松江歴史館」となっています。
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