9月、10月前半は忙しかったー。自分で入れたスケジュールだから仕方ないんだけど。
体調がすぐれない中での移動はかなりキツかったなぁ。
そんなこんなの9月の記録をダイレクトで。
まずは9月初旬の鳥取米子空港。初めて来ました。
さすが鬼太郎の土地柄(笑)目玉おやじが荷物の受け取り場に!
遅い到着だったのでこの日の宿泊地「境港」にそのままレンタカーで向かいました。
マグロとカニの水揚げ量が日本一だったよね。
息子の受験で一緒に覚えた土地に、いまになって一人で来ることになろうとはー(笑)
凪いだ海と暮れてゆく空が綺麗ですね!
しばしのお散歩。夕暮れの風が気持ちよく頬を撫でて行きます。
コンビニに向かう途中、カンカンと懐かしい踏切の音がしたので振り向くと。
鬼太郎の電車が走ってました。
港の美しい夕暮れ。通りには誰もいない。
寝ぐらに帰る鳥の声と、ときおり通る車の音。ゆったりとした空気に心が和みます。
こんな所に住んで。こんな所で息子を育てたら。一体どんな人生だったんだろうか。
さぁて。お夕食を頂いてお風呂に入りますか。天然温泉なんだそうですよ。くたびれた。
翌日は島根県へ。諸用を済ませた帰り道、せっかくなので出雲大社へお参りに行きました。
私は2回目です。素敵な秋晴れ!暑いくらいの晴天でした。
敷地内に彼岸花の群生が!満開です。ここまでたくさんの群生を見たのは初めて。
彼岸花ってお彼岸に咲くから「あの世」とのつながりを感じる不吉な花って言われてるけど、
思うはあなた一人、情熱、なんていう素敵な花言葉も持っているんですって。ふうん。
出雲の神様。主祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
古事記や日本書紀に登場する神話の神様ですよね。
天津神の主祭神は天照大神。国津神の主祭神この大国主大神。
天孫降臨で天津神に国土を献上した神様であることから「国譲りの神」とも呼ばれています。
お参りの後はこれこれ!出雲そば。
今回は比較的混雑しない穴場の「千鳥そば」に行きました。
いつも行列のできる「荒木屋」というお店に向かったのですが、この日はまたすごい人!
並んでまで食べる価値があるものなんて早々ないと思っている私はすぐに路線変更(笑)
お待ち合わせしていたお友達との時間までまだ相当あったので、近くにある「古代出雲歴史
博物館」へ。ここはかつての出雲大社の古代神殿(48mもあったんだって)の模型もあり、
なかなか楽しい展示があふれてるの。息子にも見せたいなぁ。喜ぶだろうな。
今回見ていて面白かった写真を数点あげてみますね。
これは神々の先導役「龍蛇さん」の絵。神在月(10月)に漂着するウミヘビは、八百万の
神々の先導役、龍宮のお使い、龍宮の献上物とされていて、神在の時に出雲大社、佐太神社、
日御碕神社などでお祭りされるんだそうですよ。
これはね。ちょっと微笑ましく思って撮ってきました。大社に漂着したお礼の舟なんだそう。
江戸時代、土佐の人が病気平癒のお礼にとお金を入れて自宅前の川に流した舟が、3年後に大社近くの稲佐の浜に打ち上げられたというもの。
これをお礼にと作って流した人、浜に打ち上げられた舟を小銭をそのままに大社に持って来
た人、それを丁寧に発願者の代わりに神様にお祀りした人。
当時の人々の素直さ、信仰心、実直なことの尊さが感じられて心を打たれました。
出雲では、たくさんの銅鐸、銅矛が発見されていて、それが全て国宝。
本来であるならば国立博物館などに収容されてしまうところを、島根の人たちがここ歴史
博物館にて大事に保管、陳列することを願い出て、郷土の宝としての展示が叶ったとのこと。
これもその発掘物のひとつ。卑弥呼の鏡か?と言われている三角縁神獣鏡銅鏡。
鏡の縁が三角形になっていて、裏に神獣の姿が刻まれて「景初3年(239年)を含む41
文字が描かれています。
かの「魏志倭人伝」によると、この年、「邪馬台国の卑弥呼が魏に使いを送り、魏から銅鏡
100枚を授かる」という記載があり、そのうちの一枚では?と言われているんだそう。
緑青の色が美しいですねぇ。もとは白金に近い黄金色の光を放っていたそうです。
出雲大社の御門から門前町を見下ろす風景を撮りました。なだらかな坂道。
ちなみに参道向かって右側に、竹内まりやさんのご実家の旅館「竹野屋」があります。
まりやさんのお兄様が跡を継いでらして、今はまりやさんもご実家の存続に力を入れていら
っしゃるとか。昔の事務所の時に浅からぬご縁のあった達郎さんとまりやさん。
今度、泊まってみようかな。達郎さん好きの息子と。
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