上七軒の歌舞練場で「北野をどり」が開かれています。
京都大学を出たその足で13時30分からの午後の部に行ってきました。
12時30分からお薄とお菓子のご接待があるのでちょっと早めに到着。
使いこまれた柱と廊下がとってもいい味を出していて。
床の下に池が掘られていて、そこには涼しげに鯉が泳いでいたりします。
外国のお客様も多く、お席はほぼ満席。
写真撮影は禁止なので、残念ですが艶やかな踊りの数々は撮れませんでした。
立方と呼ばれる芸妓さん、舞妓さん、地方と呼ばれるお三味などの伴奏の方々が現れると、
昔の芝居小屋はさもありなんといった雰囲気が彷彿としてきます。
お写真をパンフレットから拝借。皆様、黒のお召し物なのにとても華やかでしょう?
尾形光琳の衣装比べで黒のお召し物が群を抜いて際立っていたというお話も納得できますね。
息子はもう真剣そのものの顔つきで見入っていました。
うちの家系にはこういうことに傾倒した人はいないんだけどねぇ。
どういう巡り合わせで芸事に興味を持つようになったんでしょう。
最後のフィナーレ「上七軒夜曲」が終わり、なんだか名残惜しいような気持ちで外に出ると。
雨はすっかり上がって、青い空がのぞいていました。
さて。これからまだ息子が行ったことのない三十三間堂でも行ってみますか。
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