2017年11月2日木曜日

no.1138 one rainy night

ある雨の日。古いお友達に誘われて銀座の「鳥繁」という焼き鳥屋さんへ行きました。
高校時代の美術の先生の個展が交詢社ビルの隣であって、その時どうも私は一回来ているら
しいのですが覚えてない。最近記憶がー(笑)


予約してくれた友達は仕事終わりに来るので、しばし一人居酒屋な感じ。
いつの間にか。大人になってしまったのだ。一人で居酒屋に入れるくらいの。不思議。
ちなみに付き出しのこなすのお漬物が非常に美味しかったです!二重丸。
本当は日本酒がいいんでしょうけど。今日はおとなしくワイルドターキーのソーダ割り。


誕生日を覚えていてくれて中川政七商店のカーディガンと引き出し用のお香を頂きました!
ありがとうー!もう何年、お互いの歳を祝ったんだろう。
近況を。体調が悪い話から仕事の話、昔の思い出話から最近ムカついた話まで。
一番軽いコースを頼みました。あっ。銀杏だ。


ここ「鳥繁」は昭和6年の創業なんだそうです。初めは屋台からのスタートだったそう。
銀座界隈の会社や歌舞伎座関係の方、銀幕のスター達にも愛されて、昭和41年にここすず
らん通りに移って来たんですって。店内はまだ夜も早いのにすでに満席です。
ジャーン!つくねとアスパラー。秘伝の醤油だれをつけて焼くんだそうですよ。
小さい器の大根おろしはお代わりできるの。別に焼き鳥につけるでもなくそのまま頂きます。


ひとつひとつの焼き鳥が大きいのでかなり食べ応えがありますね。
カウンターの席だったので目の前で焼いてくれているのが見れます。黙々と。職人気質。


最後の締めはねー。なんとドライカレーなんですよ。ここの名物なんだって。
もしかしたら昔の賄い飯だったのかなぁ。これが何と言うか。懐かしい味なのです。


ぱらつき加減が程よいご飯にカレーパウダーの風味が食欲を唆るカレーがまぶしてあって。
鶏ガラのスープも美味しくて、ひさびさ大満足のお夕食でした。
三人用の持ち帰りもあったので、三越のJOHANのパンとともに家族に買って帰りました。

「ねー。yumiは何才まで生きるつもりー?」と聞かれ
「えーっ。72くらいかな。」と答えると
「はやっ。それってもうすぐじゃん。80まで生きて、美味しいもの一緒に食べようよー。
楽しいじゃない。お互いいろんなバカ話してー。」と返され、励まされたのか何なのか(笑)
そんな雨の夜。


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