ある雨の日。古いお友達に誘われて銀座の「鳥繁」という焼き鳥屋さんへ行きました。
高校時代の美術の先生の個展が交詢社ビルの隣であって、その時どうも私は一回来ているら
しいのですが覚えてない。最近記憶がー(笑)
予約してくれた友達は仕事終わりに来るので、しばし一人居酒屋な感じ。
いつの間にか。大人になってしまったのだ。一人で居酒屋に入れるくらいの。不思議。
ちなみに付き出しのこなすのお漬物が非常に美味しかったです!二重丸。
本当は日本酒がいいんでしょうけど。今日はおとなしくワイルドターキーのソーダ割り。
誕生日を覚えていてくれて中川政七商店のカーディガンと引き出し用のお香を頂きました!
ありがとうー!もう何年、お互いの歳を祝ったんだろう。
近況を。体調が悪い話から仕事の話、昔の思い出話から最近ムカついた話まで。
一番軽いコースを頼みました。あっ。銀杏だ。
ここ「鳥繁」は昭和6年の創業なんだそうです。初めは屋台からのスタートだったそう。
銀座界隈の会社や歌舞伎座関係の方、銀幕のスター達にも愛されて、昭和41年にここすず
らん通りに移って来たんですって。店内はまだ夜も早いのにすでに満席です。
ジャーン!つくねとアスパラー。秘伝の醤油だれをつけて焼くんだそうですよ。
小さい器の大根おろしはお代わりできるの。別に焼き鳥につけるでもなくそのまま頂きます。
ひとつひとつの焼き鳥が大きいのでかなり食べ応えがありますね。
カウンターの席だったので目の前で焼いてくれているのが見れます。黙々と。職人気質。
最後の締めはねー。なんとドライカレーなんですよ。ここの名物なんだって。
もしかしたら昔の賄い飯だったのかなぁ。これが何と言うか。懐かしい味なのです。
ぱらつき加減が程よいご飯にカレーパウダーの風味が食欲を唆るカレーがまぶしてあって。
鶏ガラのスープも美味しくて、ひさびさ大満足のお夕食でした。
三人用の持ち帰りもあったので、三越のJOHANのパンとともに家族に買って帰りました。
「ねー。yumiは何才まで生きるつもりー?」と聞かれ
「えーっ。72くらいかな。」と答えると
「はやっ。それってもうすぐじゃん。80まで生きて、美味しいもの一緒に食べようよー。
楽しいじゃない。お互いいろんなバカ話してー。」と返され、励まされたのか何なのか(笑)
そんな雨の夜。
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