2012年5月17日木曜日

NYの Grand Central Station。
海外のコーディネイトをしている時に度々訪れていたニューヨーク。
ある時は爽やかな夏の季節に。
またある時はクリスマスのイルミネーションのきらびやかな季節に...。


ここはデニーロとメリル・ストリープの映画「恋に落ちて」や「インデペンデンス・デイ」など、
撮影でもよく使われるとても絵になる場所です。
1871年に完成したマンハッタンの歴史的建造物の代表格で、古典主義的ボザール様式の素敵な
ターミナル。床は総大理石。

この時は、アーティストの希望でアルバムに載せるスナップ写真を撮るためと、ボストンに行く方の
列車のチケットを賈いに出かけたんだった。
通勤客や観光客。早足で歩くたくさんの人々。
ここの一人一人がそれぞれに家を持ち、家族を抱え、普段は何を思い、いったいどんな生活をしているんだろう...なんて想像するのが楽しかったな。
ほんの一瞬、同じ場所ですれ違い、言葉を交わした、もう二度と会わない人達...。

1966年に再開発のために取り壊しが決定したこのターミナルを、NY市の人達、そしてジャクリーン・ケネディ・オナシスが反対運動を起こして守ったんだそうです。

それは...自分のアイデンティティを守ることでもあったんでしょうね。



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