2013年5月23日木曜日

no.450 inoda coffee , kyoto

最近はさー。お昼は重たいものじゃなくてパンとコーヒーくらいがいーんですー。

先日の大阪からの帰りみち、朝から何も食べてなかったのでさすがにお腹が空いて、東京駅
大丸のイノダコーヒーに入りました。
てゆうか、イノダコーヒーが大丸に入ってるのに初めて気づいたというか(笑)


イノダコーヒーを知ったのは、高校生の時に読んだ池波正太郎のエッセイ「散歩のとき何か
食べたくなって」から。
庶民派のグルメであった池波正太郎の、さまざまな所に足を向けて自分の舌で確かめた味の
記憶は、実に説得力がありました。
時代が変わって、もう閉めてしまったお店、代が替わって味が変わってしまったお店も
たくさんあるけれど、その中でも何軒かは、今でも往時の味とスタイルを残しています。


京都、三条に本店をもつイノダコーヒーもそのひとつ。
1940年創業なんだそうで、戦前からの営業なんですね。
京都に行った時は、「京都の朝はイノダコーヒーから」のキャッチフレーズにつられてブラ
ンチを食べに行きます。
ちょっと深入りのコーヒーは実は私の好みじゃないんだけど、さすがにお店の雰囲気は今時
じゃない感じがかえって新鮮。

京の町家もそのままに営業しているイノダコーヒー本店。
ゆっくり目覚めた朝に、ぶらぶら歩いてイノダに行って、コーヒーを飲みながら、本を読ん
だり、町行く人をながめたり、近所のおじさんの話に耳をかたむけたり。

いーなー♡


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