小雨が降る一日。
こんな天気の日は、なんとはなしにRichard Avedon/リチャード・アヴェドン(1923〜2004)
の写真集を開きたくなります。
イタリア/フローレンスの貴族、Marella Agnelliのポートレイト。
このノーブルな空気感。
生身の人間じゃないみたいです。
アヴェドンは当初、NYでファッション写真家として名を馳せましたが、ポートレイトを撮らせた
ら、これまた絶品。
その人物の人生や思考、育ってきた環境まで想像できるような、時間を凝縮したごとくの奥行き
ある肖像写真を残しています。
最近、ブログを続けているので、少し写真にも興味が出て来ました。
でも、うわっつらの写真。
物をそのままに、構図と採光だけを気にして撮影する写真。
私なんて誰でもうまく撮れるデジカメ使ってても全然だめだなー。味も素っ気もないし...。
さて、そろそろ仕事にかからなければ。
現実からのエスケープで開いたアヴェドンの写真集にみとれて、はやくも午後となりました(笑)
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