2017年6月9日金曜日

no.1086 port du venves

パリ4日目。最終日。ホテルEXE の朝食。
毎日お決まりの内容ですが少しずつバリエーションが変わってて楽しかった。
最後の朝食は私的にはかなり「がっつり」いってみました!


ここを勧めてくれたイソン君に画像を送ったら「そうそう!これこれ!EXE なつかしー!」
と返事を返してきてくれました。イソンヌ。今回はいろいろありがと。
私の6階の部屋からの風景。中庭を望みます。4日間よく眠れました。ありがとう!


最終日となった土曜日はいろんな所でマーケットが開かれます。
この日は朝早くから有名なアンティーク・マーケット、北のクリニャンクールと南のポルト・
ド・ヴァンブを観に行き、その足で先日のサンポールに戻ってこちらのマーケットもチェック
して19時台のユーロスターに乗ってロンドンへ、の予定でしたが。
なんと!よくチケットを見たら列車は16時半...!大きな勘違いをしてました(涙)
なのでホテルからはちょっと行きにくいクリニャンクールはまた次回にして、仲良くなった
サンポールエリアのお店の人たちオススメのヴァンブの蚤の市に行くことに決定。

「えっ。クリニャンクール?ひとりで行くの?」
「スリが多いんだよ。気をつけないと。男の人に囲まれちゃうんだから。」
「ヴァンブにしときなよ。あそこは小物が多いし、たくさんのストールが出るから楽しいよ!」

そんな会話を思い出し速やかに予定を変更(笑)
地下鉄13号線「Port du Venves」駅下車。マルシェの表示に従って徒歩5分くらいで到着。


お昼の12時くらいには片付けてしまうストールもあるんだそうです。午前中が勝負なのね!


すご〜い。こんな感じが2キロくらいは続きます。おもしろ〜い!


ワンちゃん連れの店主の方も大勢いました。みんな。かなりリベラルな雰囲気です。
なかにはドリップでコーヒーを淹れたり、フルーツをつまみながらワインを開けて(朝から!)
お店番してるひともいたり。本格的におっきなサンドイッチを頬張ってる人もいたり。


治安が悪くない、ということもあってか観光客もゆったりしています。
この樹と同化しているような女性のスタチュー。以前の私なら絶対買ったな。今回の蚤の市
はリサーチのみと決めていたので我慢我慢。なので現金はほとんど持っていきませんでした。


あっ。タンタンの古本。小さい息子が大好きでした。見たら喜ぶだろうな。


クリストフルのみのお店。
各々のお店はオーナーの趣味が顕著に反映されていて特色があり面白かった。


なかには解体された建物の建具だけを扱うお店があったり。陶磁器だけ。ドールだけ。浮世
絵だけ。銀食器だけ。貴金属や時計だけ。かと思うと高級な宝石の横にゴチャゴチャと雑多
に物が積み上げられた古道具屋さんのストールがあったり。
こんな中から自分の審美眼にそった「美」掘り出し物を探すのはすごく楽しいでしょうね。

ひとつ黒人の方がやってる雑多なお店に鎹継ぎ(かすがいつぎ)のある染付けがありました。
見ていたら10ユーロから始まって、どんどん価格が下がって行き(笑)
買えば良かったかな。店主はあそこに「美」を見出している訳ではなさそうだから。
でもちょっと微妙な継ぎとお皿自体にあんまり魅力を感じなかったので結局は買わなかった。
鎹継ぎはもともと中国の継ぎ方法だったね。継ぎの感じに情緒を感じなかったから。かな?
ですので本来の目的通り今回はリサーチのみで終えることができました。

なかなか意思が固いじゃーん。あたし(笑)


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