2017年6月22日木曜日

no.1096 victoria &albert museum

東京は梅雨真っ盛りという感じですね。
昨日は早朝から投資信託の新規契約に銀行に行き、その足で今度は我が社のメインバンクに
行って銀行作業、久しぶりに整体へメンテナンスに行き〜の、美容室行って髪をカットして、
歯医者さんで歯のメンテナンスを受けてから、学校帰りで日舞のお稽古に行ってる息子のお
迎え、深夜近くまで仕事の電話連絡、という超ハードなシトシトそぼ降る雨の一日でした。
いつも中途半端に旅日記をはしょってお終いにしちゃうので、今回はしっかり最後まで記憶
を辿って記録に残しておこうかと思っています。そうすることで次回の訪問が楽だから。
ですので長丁場の旅行記。いましばしお付き合いくださいね!

今回は3回くらい行ってしまいましたね。ビクトリア&アルバート・ミュージアム。


元々好きな美術館なのでふらりと立ち寄ったりしていましたが、今回はピンク・フロイド展
もあったからなー。自然史博物館もすぐお隣です。
まぁ日本でいうと、上野の山の美術館/東京芸大あたりの雰囲気でしょうか。


地下鉄ケンジントン駅が最寄り。こういう博物館、美術館はイギリスではすべて無料です。
お志しで£5の寄付。こちらはエントランス入ってすぐ奥のスペース。


う〜ん。展示物の羅列ではなく、こういった空間を新たに作り上げての展示って、やはり物
も空間も生きますね。運が良ければ学芸員の方が説明してくれます。


どこにあったのかな。この巨大なレリーフ。どこかの教会かお城?
元のままを見てみたかった。まぁ。そんなこと言ってないで説明書きを見ろよ!ですねー。
あたし、ほんとにマニュアルの類を読むの、嫌いなんです(苦笑)


うわっ。ゴージャス。さすがにここまでキンキラキンは個人的にはダメですが。


晴信ですよー。好きです。晴信。はるばると。こんなとこに身を寄せてましたか。


国貞です。めずらしい藍のみの浮世絵。藍摺(アイズリ)といいます。
文政年間にベロ藍と呼ばれるケミカルなペルシャン・ブルーが輸入されるようになってから
人気の出た手法。


ここは初めて来ましね。ライブラリーです。静粛な空間。息子が喜びそう。
お邪魔になるかと思いドアの外でひっそりと写真を撮っていたら。


係員の方がわざわざドアを開けて撮影させてくれました。わぁ!すごい蔵書ですね。


ビクトリア&アルバートで忘れてはならないのが素敵なカフェ。
この中庭の向こう側の建物がカフェ棟。V&Aカフェは4つの異なる空間があります。


初日はやっぱりここ!ギャンブル・ルーム。
今まで行った中で一番好きなカフェをあげるとすればここですね。
この素敵な空間。軽食やケーキ、コーヒーや紅茶。セルフです。
ちなみにギャンブルの由来はここを設計・デザインした方がギャンブルさんだったから。


この日は時差ボケでしたから深夜のお腹すいた系で。シフォンケーキとコーヒーとチョコ。
ピアノの演奏が入ってました。職業柄、ピアノのメーカーもチェック。スタンウェイ&サン。
私は個人的にはこういう場所ではクラッシックを弾かれた方がいいかと思うの。と、ピア
ニストに言いたかった。言わなかったけど。ポップスはあわないよ。



この素晴らしい装飾。とてもセルフ・サービスのカフェとは思えませんね。
ちなみにここは世界最古の美術館併設のカフェだそうです。
碑銘に、Hunger is the best sauce(空腹は最良のソース)やらA good cup makes all young
(良きカップですべてが若く)などウィットに富んだ言葉が刻まれていて思わずニッコリ。


二回目以降はモリス・ルーム(The Green Dining Room)にしてみました。
言わずと知れたウィリアム・モリスがテーマの空間。


四方の壁はすべてこんな風。落ち着いた優雅な空間ですね。
この他にポインター・ルームというお部屋とモダンなダイニングの二つ、それぞれにテーマ
の違うスペースがあるのです。お勧めです。機会があればぜひ!


この日に選んだお食事が(ワンプレートに3つのお料理を自分で選べます)、今日はモリス
のお部屋がいいよ!と言ったので(笑)
ソルト&ペッパー、ミントのクスクスとサラダ、カジキマグロのソテーです。


最後にV&A、今回の滞在で一番気に入った教会の木製のレリーフを。


あどけなく。そして愛らしい。


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