昨日訪れた宝塚の清荒神(きよしこうじん)
曇り空でお天気もつかなぁ...と思っていましたが、お参りするために歩いているとポツポツと...。
その内、本降りになってきました。 春の雨。
どこかで鶯も鳴いていて、樹々に囲まれた参詣人の少ない参道を雨に降られながら歩いていると、
さながら漱石の「草枕」の一場面のようです。
草枕の画工みたいに、私も春の「非人情」な旅に出ている...というところでしょうか(笑)
荒神様は竃(かまど)の神様。家族の健康と家の安全をお祈りしてきました。
神社でお祈りしていると、風がフワ〜と吹いてくる時があって、そんな時は神様に「よく来たな」
と言われている気がして嬉しくなります。
参道に「参福ミフク」というごまどうふのお店があり、自宅用にと買い求めていると、奥に陶器や
磁器がたくさん陳列されているのに気づきました。
伺うと、先代が全国各地の窯元などを訪れて、ご自分のメガネにかなうものだけを買い求めて取り寄せていらしたとか。セレクトショップのはしりですね。
素敵な柄の会津漆器のお椀があり手にとると、なんだか懐かしい心持ちがしました。
あるお姫様のお輿入れの時のお祝いの図柄を30年前にオーダーして作らせたものだそうです。
私のルーツが会津だから...DNAが反応したかな(笑)
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