仕事で富山に行った時に、富山在住の友人に郊外までドライブに連れていってもらい、その時に
立ち寄った街道沿いのギャラリーで見つけました。
薄暗い店内の一番奥の壁に立てかけてあったもの。
入り口に入った時にすでに存在感があり、一目惚れで購入しました。
もともと以前の事務所があった代々木上原のビルのオーナーのおうちの玄関に、大きな森田画伯
のリトグラフがお対で懸けてあって「素敵だな」と思っていたから、この出会いにすぐに反応
したのかもしれません。
森田曠平は京都生まれ。
のちに日本画の大家、安田靫彦に師事。
豊かな古典の素養を生かした鋭い筆致の歴史人物画を多く描かれました。
そういった深い知識と優しいお人柄が絵に出ていますよね。
私は10月生まれで誕生花は「菊」です。
私とこの「菊持つ乙女」との出会いもお花が取り持つ縁かな。
菊ってお葬式の時の仏花の印象が強いですが、もともとは高貴なお花。
香りも清々しく気品がありますよね。
誕生月が含まれるからなのか、私はやっぱり秋が一番好きです。
そろそろ暑くなってきたから家に飾ってある絵の入れ換え時期となりました。
夏が過ぎて秋になるまで、しばしのお別れ。
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