コンサートで久しぶりに訪れた札幌は「よさこい祭」で大変な人でした。
土曜日の夜は昔からの友人とお寿司を食べにすすきのへ。
札幌でCDショップを経営する石川さんとは、かれこれもう15年くらいのお付き合いです。
3年ぶりの再会だけど、会ったらすぐ以前の感じに戻るのは、お互いひとりでフリーランスで
頑張っているからなのかもしれません。
元気な笑顔を見れて、本当に嬉しかった!
翌日の朝、早めに出発する方を見送って、お散歩がてら街をブラブラしていると、街中のお寺
の境内に「骨董市」ののぼりが立っていました。
まだ朝早いので、やっと品物を並べだしたばかり。
お話好きのおじさんといろいろ四方山話をしていて、ふと目にとまった地図。
昭和17年発行の携帯用の鉄道日本地図です。当時の価格20銭!?
昔からの情緒ある素敵な地名も、なんだか味気ない平凡な名前にどんどん変わっていっている昨今。
旧地名の名残りがある国鉄の駅名が全て記載されているのに興味があって買い求めました。
朝のカフェでコーヒーを飲みながら、ひとつひとつの駅名を見ていきます。
戦前の優雅な時代。
いったいどんな人がこの地図を持って旅に出かけていたんでしょうか。
私も今度旅をする時は、この地図の旧駅名から、訪れる街を探してみよう。
宮本常一の「忘れられた日本人」の世界が垣間見えるかもしれないな。
0 件のコメント:
コメントを投稿