奈良ではお水取りが14日まで続けられています。
今日12日の深夜が「お水取り」のクライマックス。
お松明に先導されて、練行衆によってくみ上げられた「お香水」を仏前にお供えします。
文字通り、火と水のお祭り...。春を呼ぶ、とてもプリミティブな行事です。
天平時代752年に実忠和尚(この方、インド人だったとか?)が始めてから、一度も途絶えること
なく続けられているお水取り(別名は修二会。旧暦の二月に修められるから。二月堂の名もこれに
由来。)という不思議なイベント。
また行きた〜い!底冷えする中、5時間位並ぶけど...(涙)
初めて奈良の東大寺、二月堂を、ひとりでゆっくり訪れたのはいつだったかな。
春爛漫の頃で、二月堂のお堂の上から眺めた奈良の街は、桜と、それから一面に咲き誇るレンゲの花が絨毯の様に敷きつめられていて...ピンク一色!
桃源郷ってこういうこと言うんだなぁ...って春風に吹かれながらうっとりしていました。
余計な建物などがなかった頃の奈良の街は、きっとどこまでも続くレンゲの花と春霞で、古い絵巻にある夢の様な風景だったんだろう....などと想像してみたりして。
思えばその春の日がきっかけで、私の神社仏閣&仏像フェチに火がついたのでした(笑)
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