和辻哲郎の「古寺巡礼」や亀井勝一郎の「大和古寺風物誌」に触れ、ある時期、奈良の神社仏閣や 仏像に傾倒したことがありました。
特に聖徳太子ゆかりのお寺、法隆寺とそこの仏像群。もう何回訪れたでしょう。
お正月休みに法隆寺近辺に宿をとり、朝5時前に参道を抜けて西円堂の側の林の中で、ひとり夜明けを迎えたこともありました。凍るような空気と星空、早起きの鳥の声と静謐な気配。
あの頃は、本気で寺守に就職できないかと思っていたんだよなー(笑) もう20年近く前のこと。
写真は去年の1/3から息子と京都、奈良に出かけた時の法隆寺、五重塔。
1400年以上雨の日も風の日も同じ場所に佇み、ただ変わっていくのは私たち人間だけで...。
今度は誰といつ訪れることになるかな。私の大好きな法隆寺。
0 件のコメント:
コメントを投稿