何度目かの息子とぶーちゃんとの北海道旅行。
ふと車で通りかかった所に、ひまわり畑がありました。
黄色い群生は、陽気で華やか、それでいてとても静か。不思議な花です。
花言葉は憧れや崇拝、熱愛。偽りの富。
ペルーでは、神殿に仕える処女が金で作られた「ひまわりの冠」を戴いていたんだとか。
神聖な花でもあるんですね。
ひまわりの原産地は北アメリカなんだそうです。
紀元前にはすでにインディアン達先住民族の間で食用とされていて、15世紀のスペイン大航海時代にヨーロッパにその種がもたらされたとのこと。
そこからフランスやロシアにも伝わり。
特にロシアでは、ロシア正教会の間で斎(ものいみ)の時期に食べれる食物が大幅に制限されていたところ、そのリストに載っていなかったひまわりの種は貴重な油脂食品として重用されていたんだそうです。
日本に伝わったのは17世紀。
江戸時代の人々は、この大輪の花(厳密に言うと小さい花が寄り集まってひとつの花の様に見えて
いるらしい)を見て、そのエスニックな風貌にさぞやびっくりしたでしょうね。
小学校の校庭や家に帰る道すがら、真夏の暑い日、真っ青な空の下にはいつもこの花がありました。
麦わら帽子、かき氷、プール、ソーダ水、花火、蚊取り線香、サッカー地の袖なしワンピース。
この花を見ると、あぁ今年も夏が来たんだなぁって思います。
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