2014年4月28日月曜日

no.618 she loves a ion dryer

家電製品の「モチ」が異常にいい我が家。
10年選手は当たり前。
先日やっと換えたドライヤーにいたっては20年は使ったかな〜。
髪を乾かしていると取っ手が熱くなるので、これはもうさすがにマズイかな…と思い、パナ
ソニックの最新式のナノケアのイオンドライヤーを購入しました。

オンにするとイオンの匂いがして、風量も爆風。
今までの苦労はなんだったの〜(笑)
家電って日進月歩なのね。


そのうち、私がドライヤーを使うと、必ずうちの猫が洗面所に現れるのに気づきました。
ドアのところで、じ〜っと座っておハナをクンクン。
時折、ドライヤーの風を向けると、目を細めて気持ち良さそう。

イオンの匂いが好きなのかなぁ。


2014年4月27日日曜日

no.617 a field of rapeseed blossom

うちの方は良くも悪くもカントリーサイドなので、車で30分くらい行くとまだこんな風景が
見られます。
今日は朝から、ここのところ仕事が忙しくて伺えていなかった「金継ぎ」のお稽古。
帰り道、菜の花畑に遭遇し、思わず車を停めて撮影しちゃいました。

「春風そよ吹く 空を見れば 夕月かかりて 匂い淡し」


戦後すぐ、中国からの引き揚げ船の中で誰かが歌いだしたこの歌に、それまでの張りつめた
一触即発の空気が緩み、老いも若きも号泣したと、久世光彦のエッセイで読んだことがあり
ました。

日本人なら誰でも、魂の中にこの風景がある。

戦争は駄目だよ。
もう二度とこんな愚かなことはしないと、あのとき固く誓いあったんじゃない。


2014年4月24日木曜日

no.616 mint chocolate tea with olive oil

最近の私の朝の「おめざ」は...。
ミント・チョコレート・ティー!...に、オリーブオイルをちょっと垂らしたもの!?
初めは私も「えーっ!」と思ったのですが、これがなかなかさっぱりしててイケル。
とあるオリーブオイルレシピに載っていたのを試してからやみつきです。


ポイントは、エクストラ・ヴァージン・オイルの質のいいものを選ぶこと。
あとは市販のペパーミントティー(濃いめにいれてね!)に、温めたミルクとココアを混ぜ
たものを注ぎ、ちょっとお砂糖を入れて小さじ一杯のオリーブオイルを垂らすだけ。
あったらマシュマロやミントを浮かべてもいい。
か〜んたん(笑)


自宅の比較的そばにオリーブオイル専門店があるので、うちは量り売りで新鮮なものを購入
しています。
このお店は輸入物から国産ものまで、すごい品揃えなの。

胃腸の調子が良くなって、朝、とっても快適です♡


2014年4月23日水曜日

no.615 shoki i-ma-ri

ここのところ毎日リハーサル。
長いオフの後では、身体が仕事のタイム感に慣れるまで、なかなか辛いものがありますね〜。
プライベートでも息子の模試やら学校の集金係やら。
明日は集金日だし...(泣)歯医者や塾の面談や...。ほんと雑用多し!

そんな中、先日オークションで落とした初期伊万里七寸孔雀紋様のお皿が届きました。
初期らしくざっくりとした粗さがありますが、どっしりと重く藍の色に品格がある。
下手なお直しがされているので、お値段も初期伊万里では破格値でした。
完品だったら、それこそン十万のお値段です。


最近、個人的に興味のある「呼び継ぎ」という技法も4箇所ほど施されています。
呼び継ぎという修理法は、欠けたり割れたりした部分に別のお皿のかけらを継ぎ、一枚のお
皿に成形する技法。いわゆる、陶器、磁器のパッチワークですね。
お皿のそりやら厚さやらを精密に合わせるので高度な技術と根気がいる仕事。
今回のこのお皿、特に右下の大きい欠けに施された稚拙な呼び継ぎをどう直すか、いま考え
あぐねているところです。

芦屋の骨董屋さんから譲って頂いたもの。
丁寧な梱包をほどきダンボールの底から現れたこのお皿を見た瞬間、息子の模試の点数も、
高いお金のかかる築10年の家の外壁工事も、車輌保険の更新も、仕事のストレスも、そんな
ものは一瞬にしてどこかへ吹き飛び、遠い別次元へ連れて行かれた心地がしました。
このお皿の周りには、確かに「別の時間」が流れている。

17世紀。江戸時代初め頃のお皿。
どこでどんな人に焼かれ、どなたの所有物となり、何を盛られ、割られ欠けて、誰に補修さ
れたのか。
見ていると、一生懸命に何かを語りかけてくれているような気がします。


2014年4月18日金曜日

no.614 battersea power station

夏目漱石フリークだった私は何回目かのロンドンへの出張の際、クラパム・コモンにある
「倫敦漱石記念館」を訪れたことがあります。
ここは漱石のロンドンでの5回目の下宿先。
日曜日だったか休日だったか。のどかな初夏の日でした。
ブラブラと歩きながら、漱石がいた当時とあまり変わらないであろう小道を、風に吹かれ
ながらゆっくりとひとり散策した記憶。

そこで爽やかな夏の午後を過ごした私は、帰りはビクトリア・ラインの「pimlico駅」から
地下鉄に乗ろうとテムズ川沿いを歩いていました。
その時いきなり目に飛び込んで来た風景。

「ここ、知ってる!…ここ、なんだっけ…?」


バタシー・パワー・ステーション。
1983年に操業停止になった石炭火力発電所。
ピンク・フロイドのアルバム「animals」のジャケットで「ピンクの豚」が空を飛んだ場所。


結局、空気をはらんだこのピンクの豚は、撮影当日、空高く脱走し撮影は中止。
ターナーの描いたような美しい空をもつ風景だけ撮影され、ピンク・ピッグはあとで合成
写真での参加と相成りました。
脱走したピンク・ピッグが飛行しているため、ヒースロー空港の全ての便が一時発着不能
となり、責任者が逮捕されるというオチまでついた伝説のジャケット。

近年、マレーシアの財閥がここ周辺を買い取り再開発をすすめていて、素晴らしく美しい
廃墟となっていたこの場所も今は地価が大幅に高騰、地元イギリスの非難を浴びていると
最近のニュースで見ました。

廃墟。かつてたくさんの人がいた場所。セピア色のアトモスフェア。

「animals」久しぶりに聴いてみよっかなー。


2014年4月16日水曜日

no.613 baccara crystal buddha

毎日毎日、リハーサルで芝浦に通う日々。
さわやかな風が吹く中、穏やかに春の日々が過ぎて行きます。
庭のベリーのお花も満開になりました。

フランスから取り寄せてもらっていたバカラの小さなブッタが昨日届きました。


春の訪れとともに私の部屋にはるばるやってきた仏様。
陽の光を放射線状に反射して、私のデスク周りを透明な光で照らしてくれています。


2014年4月10日木曜日

no.612 cheese pizza

爽やかな五月晴れみたいな日ですねー♡
今日も芝浦スタジオでリハーサル。
ギターの義男さんが「コストコのチーズピザが食べた〜い♡」ということで、幕張コストコ
に比較的近い私がリハ前に買って来るお役目に預かり。


しかし…でかっ!
さっき1ピース頂きましたが、もうそれでお腹いっぱいだし。
一緒に買ったコーヒーもアメリカのショッピングモールで飲む超うすアメリカン。大味。

窓を全開にしてフリーウェイみたいな湾岸をとばしてスタジオに急ぎます。
か・い・て・き!


2014年4月8日火曜日

no.611 switch on !

芝浦スタジオにてリハーサルが開始されています。
みんな真剣だぁ♡
ここはあらゆるジャンルの音楽のリハーサルで使用されているスタジオなので本当に居心地
がいいのです。
スタッフワークや、機材変更、コピーひとつとっても至れり尽くせりで仕事に集中できる。


本日、今年のライブ・ツアー「Premium Showcase 」の日程が発表になりました。
スイッチオン!