2014年4月27日日曜日

no.617 a field of rapeseed blossom

うちの方は良くも悪くもカントリーサイドなので、車で30分くらい行くとまだこんな風景が
見られます。
今日は朝から、ここのところ仕事が忙しくて伺えていなかった「金継ぎ」のお稽古。
帰り道、菜の花畑に遭遇し、思わず車を停めて撮影しちゃいました。

「春風そよ吹く 空を見れば 夕月かかりて 匂い淡し」


戦後すぐ、中国からの引き揚げ船の中で誰かが歌いだしたこの歌に、それまでの張りつめた
一触即発の空気が緩み、老いも若きも号泣したと、久世光彦のエッセイで読んだことがあり
ました。

日本人なら誰でも、魂の中にこの風景がある。

戦争は駄目だよ。
もう二度とこんな愚かなことはしないと、あのとき固く誓いあったんじゃない。


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