2012年9月28日金曜日

no.280 i think ...

時々、自分がどうしようもなく嫌になる。
50年という長い時間をかけて、結局なんにもしてこなかったようで。
いくら言葉や誠意を尽くしても、そんなものただ表面上のことだけだったような気がして。

偽善者が嫌い。
でも...自分も偽善者じゃないと言い切れるのかな。
もしかすると、自分の内部にもその種子があって、だから嫌悪感が起きるのかな。

俯瞰的にものを観る?
大事な事だと思うけど、そんな見方をしなくても自己中心的に狭量に、それでいて無事に一生
を送る人もいる。


自己肯定感が自分も人をも幸せにするってわかってはいても、時々どうしようもなく自分が
嫌になる時がある。

みんなそう...?


no.279 view point

昨日の夕焼け。
亀戸に息子の体育レッスンに行った時「わぁ〜!きれい!」って言う小さな子供の声に空を
見上げると...一面ピンク色の美しい空が在りました。
日々の雑事に紛れると、遠くに視線を向けることも忘れてしまう。


今朝読んだ本にも「過ぎ去った失敗をいつまでも思い煩うな。今後にどう生かすかだけを
考えろ!」という文章がありました。
これはね、中学3年生の男の子の言葉(笑)

子供の純粋な視点やエネルギーに、ハッとする時がある。
前向きに楽天的に、でも経験から学んだ繊細な注意深さで。
周りに対する畏敬の念を忘れずに、謙虚で、それでいて大胆に。


2012年9月26日水曜日

no.278 fromages

ブリュッセルに仕事で行った時にびっくりしたのは、どんな小さな街にもチーズ屋さんと
チョコレート屋さんが必ずあること。
地元の人に聞いたら、みんな「GODIVA(その人はゴダイヴァって発音してた)なんて
買わないよ〜。街のチョコレート屋の方がうまいもん!」だそうで...。

食後に少し食する用にチョコレートなら1個ずつ、チーズなら少量のグラムから買えます。
食べ比べたわけではないけれど、きっと街によって個性ある地元の味なんでしょうね。
こちらでいうお豆腐屋さんやケーキ屋さんの感じかな。


お土産用にジャケ買いならぬラベル買いでチーズを何箱か買いましたが、これがすごい臭い!?
外国のチーズは、日本人が食するにはむずかしいものがたまにある。
ブルーチーズくらいならいけるんだけど、この時のチーズはツンとするアンモニア臭みたい
なものがすごく強くて、食べるのは無理でした(笑)

秋やクリスマスにかけて、ヨーロッパは日が極端に短くなるけれど、ノスタルジックで素敵な
季節に入ります。
空気の澄んだ朝の光の中に散歩に出て、帰りに朝食用のパンを買ってテラスでコーヒーを飲むと
これがなんだかすごく美味しいんだな〜。
それだけで贅沢な気分になって。

そんなスローな気分になれる街の雰囲気を、日本でも作れればいいのにね。


no.277 with my old friend

今夜は、久しぶりに古いお知り合いの方と六本木でお会いしました。
TV局やスタジオなどでニアミスはするものの、ちゃんとご飯を食べたりお酒を飲んだりする
のは、なんと10何年ぶり!?
お話は、かつて一緒に行ったロンドンの仕事のこと、今の現況のこと、そしてお互いの子供
のことや担当しているアーティストのこと...。
あっと言う間の5時間でした(笑)

お会いしたのは、以前ブログにも載せた「しょうがのかおり」というお店。
ここは生姜を使ったお料理がたくさんあって、お酒まで生姜系があり...。
山盛りの生姜を添えた豚しゃぶや、お野菜もので結構お腹がいっぱいになりました。


ロキシー・ミュージックやデビッド・ボウイ、ビーチボーイズからマイク・オールドフィールド、
リッキー・リー・ジョーンズからドナルド・フェイゲンまで、音楽の話はつきません。
もう私がお付き合いのない古い友人達の活躍も聞けて、なんだかほっこりと心が温まる夜でした。

生きていればいろんなことがあるけれど。
打ち消してしまいたい過去もあったりはするけれど。
大事なのは「いま」をどれだけ全力で楽しんで生きるかってこと。

そんなことを想っている深夜です。


2012年9月25日火曜日

no.276 toraya

赤坂「とらや」のブログで見かけた大正時代の「御菓子見本帳」嘉祥(かじょう)のお菓子。
和菓子の見本帳っていうのは、本当にイラストが綺麗で季節感がいっぱい。
見ているだけでうっとりします。

むかし「嘉祥の儀/かじょうのぎ」という儀式が旧暦の6月16日に宮中や武家の間で行われ
この日はお菓子を食べてみんなで厄除招福のお祈りをしたのだとか。
ほんとにね〜。昔の人はやることが優雅。


よく骨董屋さんで昔の落雁の木枠などが並べられていることがありますが、長年使いこまれた
木枠、もう本来のお役目を終えても、オブジェとしてそれはそれは美しいものです。

この嘉祥のお菓子。「とらや」では、土器(かわらけ)に敷いた檜葉の上にこれらのお菓子を
載せて、6月16日に数量限定で販売しているそうです。

来年はぜひ買って、うちも厄除招福のお祈りをしてみようっと。


no.275 thai cuisine

昨日のお夕食は、久しぶりにタイフードを食べに行きました!
定番の生春巻きと空心菜の炒め物、トムヤム炒飯に鶏のココナッツミルクスープ、それと海老
のガーリック揚げ。
幕張にあるここティーヌンは、たまにご飯を食べに来るタイ・レストラン。
店員の方はみなタイの方で、お料理はどれもなかなか美味しい。
場所柄、外国人の方が食事しているのもよく見かけます。

タイやベトナムって、ちょっとした雑貨とかがキッチュで可愛いよね。
B級な感じで心がなごみます(笑)


これはティーヌンの椅子の図柄。
象ってイラストにするとなんでこんなにキュートなの?
自宅の二階のおトイレにかけてある小さな絵も、インドの象に乗った王様の絵です。


2012年9月23日日曜日

no.274 ki-mo-no

急に涼しい...というか、寒いくらいの気温になりましたね。
特に今日は雨が降っていたせいか、一日長袖で通した日曜日でした。

昨日は朝から息子の中学の下見で、私立の中高一貫校の文化祭を観に。
今日は午前中に江戸東京博物館の二条城展を観に連れて行きました。
仕事が空くとなんやかやと家族の用事が入って、ほんと忙殺されます。
まぁ、それなりに楽しいんだけど(苦笑)

江戸東京博物館の常設展示の中に振り袖の展示がありました。
鼠縮緬地秋景鶉模様振袖(ねずちりめんぢしゅうけいうずらもようふりそで)
てゆーかネーミング長いし(笑)
19世紀のお着物。


鼠色のグレーの地に、紅葉・菊・萩などの秋の植物と共に、秋の季語である鶉(うずら)を
配した季節感あふれる一袖。
鶉は、鳴き声を愛でる観賞用として鎌倉〜室町時代から飼育されていたらしいです。
鳴き声が御吉兆(ごきっちょう)と聞こえお目出度いことから、大名や旗本の間でも飼育され、
声や姿の優劣を競う「鶉合」(うずらあわせ)という品評会が江戸時代に流行したんだとか。
何とも優雅なお話。
私なんて、お弁当に入る鶉の玉子くらいしか接点なかった(笑)

いつの頃からか、私は昔の人が袖を通した装束を眺めるのが好きです。
あれこれ当時のことや、袖を通された方の人生を思うとき、自分もその頃を疑似体験している
気分になる。
ロンドンのVA(ビクトリア&アルバート・ミュージアム)の衣装展示のコーナーは、いつも
半日位観てましたね...(笑)


2012年9月21日金曜日

no.273 korean town in osaka

今回のツアーの地方ファイナル公演、大阪が昨日終わりました。
あとは10月の代々木公演を残すのみ。
3月からリハーサルを行い、長いようで短い凝縮した6ヶ月間でした。

今夜は音楽監督の信吾さんプレゼンツで、鶴橋の「ちりとり鍋/やなちゃん」にバンドメンバー
とお食事に出かけました。
ちりとり鍋というのは、ちりとりに似た四角いお鍋で、お肉、お豆腐、もやしやニラの野菜類、
キムチを煮込んだもの。


私は初めて食べましたが、ひとしきり鍋をつついた後に中華麺、そして最後に卵や刻んだキムチ、
アサツキなどを入れて「おじや」を作ります。
これがもう本当に美味しいの!

鶴橋は大阪でも有名なコリアンタウン。
やなちゃんは、このコアな街でも有名なお店らしいです。
ちりとり鍋は韓国のお料理なのかなぁ。あちらでは見たことがないけど。

先ほど、タクシーで戻ってきて、今はお茶を飲みながらこのブログを打っているところ。
深夜の大阪城界隈は、本当に静かです。
窓から見える街も、段々と灯りの数が少なくなってきて、そろそろ眠りにつくのかな。

明日は午後に東京に戻ります。

2012年9月20日木曜日

no.272 sightseeing

今日のお昼。
SUBWAYのサンドイッチとソイ・アボガド・ドリンクです。

SUBWAYって野菜も選べるしトッピングや量もチョイスできるから、たまにランチを食べる
お店のひとつ。
今日はアボガドをトッピングしてオニオン抜き、オリーブ超多めのBLT。
宗教学者の中沢新一と大御所YMOの細野晴臣の1990年発行の対談集「観光」を読みながら
ゆっくり外のテラスで頂いてきました。


この「観光/sightseeing」は対談に勢いがあってすごく面白い。
もう廃刊だろうな。20年前の本。
この本を開くと、私達がいま存在する「現在」は、その頃から見たらに本物の近未来なんだ
って思える。
昭和の匂いがプンプンするけれど、若かりし頃のお二人の思想とラジカルな言葉が粒子の様に
飛び交う刺激的な一冊です。
この大阪滞在中に読み直そうと、久しぶりに本棚から出して持ってきました。
イメージトリップ。アースダイビング。
ここ大阪に居ながらにして、自分の魂がどこにでも浮遊できる感覚。

とりあえず一眼レフのレンズを取り替えるように、観る眼を入れ換えて世界を観てみる。
いくつもの側面から物事を考察する。
大事なこと。


no.271 marmite

MARMITE(マーマイト)
ちょっと面白い広告があったので、載せてみました。

マーマイトって何?という方のために説明すると、もともとイギリスのもので、ビール製造
過程で出る酵母を元にしたビタミンBを多く含む茶色のペースト状の補助食品なのです。
語源はフランス語で、調理用のふた付き鍋「marmite/マルミット」なんだって。
一般的には例のイギリス風のカリカリに焼いた薄いトーストにバターを塗り、その上にこの
マーマイトを塗って頂きます。

広告通り賛否両論の味(笑)


ベジタリアンの間ではブイヨンの様にも使われていて、これでスープを作ったりでき上がった
お料理にとろ〜りとかけて食べたりします。
独特の味と香り。
実は、私は好きなんだな(笑)
小さい頃、体調が悪い時にお母さんに食べさせられて大嫌い!Fucking Smell!って言う人も多い
んだけど。

ロンドンと東京を頻繁に行き来してた時にはよく買って帰り、朝食に頂いてました。
懐かしい!
お味噌汁の隠し味にも使えたよ。

嫌いな人からしたら「うえぇ〜!?」だろうな〜(笑)


no.270 vegetables eater

昨日から大阪に入っています。
東京を出るときは時折スコールの様な雨が降り道路も渋滞していましたが、大阪はまだ「夏」
っていう感じ。

終演後ホテルに戻る前に緊急の連絡と確認事項があり、昨晩はデスクワークをしながら一人
ホテルで過ごしました。
久しぶりのルームサービス。
バジルとトマトソースのパスタとシーザーサラダ。
野菜づくしで美味しかった!
周りに気を使ったり、帰るタクシーのこと考えなくていいから気楽だしね。
ちゃんとしたホテルのお部屋で一人で食べるお食事、実は結構好きです。


ニューオータニ大阪は大阪城ホールのすぐ側にあるので、会場まで歩いて行けます。
今日の入りは3時過ぎ。

これからどこで過ごそうかな。
まずはコーヒーでも飲みに行こうかな。


2012年9月18日火曜日

no.269 ki-shi-dan banpaku 2012

昨日は木更津の氣志團万博2012に行ってきました。
朝6時入りのスケジュール。
ちょっとハードでしたが、ご用意頂いた楽屋はなんと海の目の前。
しばしリゾートにいるような感覚に陥り(笑)

初めて生「ユニコーン」を観たけど、そのゆるーい感じと音の野太さが気持ちよかったぁ。
ギターのテッシー(手島さん)は、実はAyuちゃんのデビュー時にTVのお仕事で何度かご一緒
して頂いたことがありました。
もう10年以上前のこと。

私たちの本番は陽が落ちてからでしたが、Ayuちゃんはさすがにトリにふさわしい貫禄のある
熱いステージでした。
氣志團のイベントに合わせた学ランのお衣装もキュートで可愛かったし♡

写真は楽屋の窓からの朝の海の風景。


夏フェスって、ゆるい感じが夏の暑さと相まって独特の快感なんだろうな。
私は仕事以外で行ったことがないけれど、肌を焼いていた20代の時に行ってたら、会場で
踊りまくってたかも(笑)
肌を焼いたあとの、あの怠惰な心地よい疲れ。冷たい飲み物。読書。お昼寝。
ちょっと懐かしい。

近頃の私のマイ・ブームは各地の別荘サイトを見ること。
なんだか年をとってから、山の家に転居している自分が浮かんでくるのです。
星が瞬く夜に、ひとり、つたないピアノを練習するシーン。
晩年は山暮らしかな(笑)


2012年9月14日金曜日

no.268 breakfast

ブレイクファースト。
私はあまり好んでたくさんの朝食は食べません。
家系的に胃が弱いこともあり、深夜から午前中は胃を休める時間。
まぁ賛否両論ありますが(笑)

で、お昼近くにシリアルをフルーツ入りで食べるのが好き。
あとバターをたっぷる塗ったハチミツトーストとコーヒーか紅茶っていうのも好き!


家族でお食事付きの旅館になんか泊まったらもう悲劇です。
それが売りなんでしょうけど、旅館に入ってからすぐにお夕食の準備がされ、もうこれでもか
の食事攻め。
朝も「え〜、これマジで出してんの?」くらいすごい量の食べ物。
最後に熱海の高級旅館に泊まって以来、もうこういう所に泊まるのは辞めました。
最近はブッフェスタイルのホテルが多くなりましたが、みんなそんなに量は食べられないって
思ってるんじゃないかなー。

ちなみに英語のBreakfast(朝食)は、Fast(断食)をBreak(こわす)という意味。
就寝中はプチ断食だもんね。

ポリッジというオーツ麦のお粥も好き。
スコットランドの人達は塩味でKipper(ニシンを塩漬けにした薫製。わりと美味しい!)と
一緒に食べたりするらしいけど、私は甘党なのでイギリス風にハチミツをかけて食べてました。


2012年9月12日水曜日

no.267 sui-ko period

法隆寺の金堂におられる釈迦三尊像。
推古時代に止利仏師(トリブッシ/生没年不詳)によって造られました。
止利仏師は渡来人だったと言われていて、我が国最初の仏像制作工房のチーフ。


秋になるとやっぱり奈良に行きたくなる。
かさかさと落ち葉を踏みながら好きな仏像だけを巡る旅は、見失ってた自分自身を取り戻す
瞬間でもあります。

法隆寺の金堂はもちろん国の重要文化財なので、文化財保護のために中は薄暗く金網ごしに
お顔を拝むしかありませんが、その暗さがまた推古時代当時の雰囲気を彷彿とさせてくれて
とてもいいものです。

私はどの宗教に限らず祈りの対象であるものは全て、本来そこにあった場所で拝されるべき
だと思っています。
美術館や宝物館での展示は、なかなか神社仏閣まで足を運べない時には便利ではありますが、
やっぱり本来持っているそこはかとない雰囲気をかき消してしまう。
こういった精神の世界を具現化した像を、私たち一般人が明るい光のもとで矯めつ眇めつ
「観察」することになんの意義があるんでしょう。
学問として研究される方たちはまた別ですが。

ひとつの旅が、たったひとつの仏像にあいまみえる旅であってもいいですよね。
そんな贅沢が自身の「こころ」を育てる。
そんな気がします。

no.266 ethnic town

ロンドンのチャイナタウン。
全世界にあり猥雑な所が魅力のチャイナタウンも、ロンドンのはこじんまりしてて綺麗です。
よくここにソフトシェルクラブを食べに行きました。
ソフトシェルクラブは、脱皮後間もない蟹。
こう書くとちょっと気持ち悪いけど、生黒胡椒と一緒に揚げた唐揚げは本当に美味しい!
先日行ったタイフードのメニューにもあってつい頼んでしまいましたが、やっぱり少し期待して
いたものと違ったな。


私はいろいろな場所に行った時には必ずチャイナタウンなどエスニックな所に立ち寄ります。
あまり悩まなくても食のレベルが安定していてなじみがあるのと、あと気を使わなくていいから。
たまにはドレスアップして素敵なレストランに行くのも悪くないけれど、正直めんどくさい。
リラックスして美味しい食事をしてお酒を飲んで会話を楽しむには、こういったエスニックな街
は最適です。

10月の半ばから一ヶ月スケジュールが空きました。
どこ行こうかなー。


2012年9月11日火曜日

no.265 thai restaurant erawan

昨晩はお仕事の仲間と新宿のタイしゃぶのお店「erawan/エラワン」へ行ってきました。
今回のツアー途中で別プロジェクトに移ったマニピュレーターのモッチーが主賓。
いつものメンバーにバイオリンの容子ちゃんも参加しての楽しいお夕食。

待ち合わせはベタにアルタ前でしたが、東口方面に出たらすっかり浦島たろー(笑)
アルタってどこ?ここはどの辺りなんだっけ?
久しぶりとは言え、かなりヤバイです(苦笑)
「ねぇ。私、どこにいるんだと思う?」とメンバーに電話したら
「わからないですね〜。たどり着いて下さいよ!」って言われました(笑)
新宿なんて歩かないもんな〜。昔は中野坂上に住んでいたこともあるのにね。


タイしゃぶってかなりヘルシー。
お魚のすり身やら野菜やらがふんだんに入っていて、今朝は全然もたれませんでした。
電車での行き帰りの間は、読書もできて、マン・ウォッチングも出来て面白かった。

世の中にはいろんな人がいるね〜。
終電間際の、灯りに照らされた、郊外へ向かう箱をつなぎあわせたみたいな電車。
窓ガラスに映る自分の顔も、なんだか見知らぬひとみたいでした。


2012年9月8日土曜日

no.264 afternoon tea

土曜日はだいたい午前中から息子のお教室。
待ち時間に、今朝はアフタヌーンティーで「スィート・フルーツ・ティー」を頂きました。
アールグレイにフルーツジュースをミックスして、数種類のフルーツを浮かべたもの。
いつもはチャイなので、ちょっと爽やかで新鮮。


お教室のママ友達との貴重な時間。
お話は、夏休みにやった宿題のこと、中学受験のこと、塾のこと、日常生活のお勉強をいかに
しないか...(笑)など。
仕事中の私とはまた違ったモードになって、お話に聞き入ります。

自分のことは逆にまったく心配にならないのに、どうして子供のことになると色々といらぬ心配
をしちゃうのかなー。
彼の人生。
いくらお膳立てをしたって乗り越えていくのは彼自身なんだから、信じて見守ればいいのにね。
やっぱり母親は視野が狭くなっちゃうのかもしれません。

信じて機が熟すのを待つこと。
これがなかなかできないのよね...(泣)


2012年9月7日金曜日

no.263 organic dinner

昨晩、お夕食に湯島天神のすぐ側にある「湯島食堂」へ行ってきました。
厳選されたオーガニックなお野菜のみを使った創作料理。
その日に仕入れた食材によって毎日メニューが変わるそうで、意外な野菜の組み合わせや
隠れたマクロビオティックのこだわりに、ちょっとびっくりしました。

小雨が降る中訪ねた「湯島食堂」は、外壁につたが絡まり温かな灯りがともっていい雰囲気。
もとは吹き抜けの写真スタジオだったそうで、今は使われていないスタジオも見せて頂きました。




地産地消がコンセプトなのでしょう。
扱っている食材は、全て日本で育てられたお野菜や海藻。
アーモンドオイルやクローブ、ケッパーなど、アクセントで使われているものは、普段家庭では
なかなか使わないもの。
私は運転なので頂きませんでしたが、ワインも小布施ワイナリー。
素材の味を生かしたお料理は、温もりのある優しい味がする。

古さが心地よい清潔で落ち着いた室内で、久しぶりにゆっくりお夕食を頂いた夜でした。


2012年9月5日水曜日

no.262 aizu-wakamatsu

会津、猪苗代湖。
父方母方ともにルーツは会津若松のわが家は、夏は必ず長期間ここを訪れていました。
キャンプをしたり、観光地を廻ったり、親戚のおうちに泊まったり、温泉に入ったり。
子供のころの想いで出は数限りなくあふれてきます。


もう父母双方ともの実家はなく、特に東京生まれの母は会津にはいまひとつなじみがなか
ったよう。
小さい頃はそんな大人の事情よりも、この透き通った湖のひんやりとした水の中で泳ぐこと、
満点の星空を見上げながらキャンプするのが、嬉しくて仕方ありませんでした。

あれからいろんなことがあって、今は自分が子供を育てていて。

毎秋、お彼岸の時期に父のお墓参りに会津に行くのが恒例になっていましたが、今年は母の
入院が長引きそうなので無理かなぁ。
そんな話を姉としていたら息子が「やだ!絶対お墓参り行くよ!」とのこと(笑)

DNAはそうやって受け継がれていくのかもね。
ただ温泉に入りたいだけかもしれないけど(笑)


2012年9月4日火曜日

no.261 pears

週末の公演が終わってから、少しゆっくりできるかな〜なんて思っていましたが、結局、
家庭の用事、デスクワークなどに追われています。
ずっとやりたいと思っていた家の模様替えも着手できずに。
こうして時間に追われて、納得できる結果も出せずに、気がついたら年の瀬...なんてことに
またなるのかしら(涙)

今日はお友達の梨屋さんに行って来ました。
わたしの住まいは梨の産地で、夏から秋初旬にかけて方々で梨のお店が開きます。
いつもお知り合いにお配りするのは「豊水」
その他に時期によって「幸水」、「かおり」、あと大きな「新高」などの種類があって、
それぞれに酸味、甘みが違います。


暑い日が続くと、このお友達のことを思い出します。
自然相手のお仕事は本当に大変。
暑過ぎても、寒過ぎても、雨が多過ぎても、また少な過ぎてもダメでしょう?
去年は放射能の風評被害で売れ行きが悪く、今年はその分、早めにお客様がいらしたとか。

毎年、楽しみに待っていてくれる方がいるので、秋の初めのこの時期に梨をお送りするの
は楽しみです!