2016年2月28日日曜日

no.892 meguro baj

昨晩は3名の巨匠ピアニストからなるユニット「Tripod」のライブを拝見しに目黒のブルース
アレイに出かけました。


19時30分からの二部制のライヴ。
アコスティックピアノ、ハモンドオルガン「ビースリー」、ローズの三機種のキーボードを
曲によって3人がパートを変えながら演奏。
肩の力がぬけたリラックスしたパフォーマンス。楽しかったー!
ブルースあり、ジャズあり、スティーリーダン的なアーバンな感じあり、ディヴグルーシン
を彷彿とさせるテクニカルなプレイありの、もう聴きどころ満載のライヴでした。
一部の最後のオリジナル曲「燕」の名前を取ったアーティストドリンク「カクテル 燕」
もちろんオーダーしました〜。ちょっとスウィートなカクテル。


二部のゲストには、あの角松敏生さんが飛び入り参加。さすが〜。歌うま〜っ。
ひさしぶりにグレンリベット(18年もの)のソーダ割。薫製の盛り合わせとともに。
この白い縦長の器、素敵。チーズだけ盛ってもいいな。


終演後、信吾さん、友成さんにお会いしに楽屋に伺いました。
角松さんのマネージャー国分さんにも昨年秋以来やっとご挨拶ができ、サポートで参加して
いたバイオリンの藤堂君ともひさしぶりに会ってハグできた心あたたまる目黒の夜でした。

やっぱりやりたい音楽を気持ち良く演奏してる才能あるひと達のライヴは…素敵!


no.891 around yanahara part.2

柵原(やなはら)鉱山資料館。
本山寺を後に、今度は鉱山資料館へと向かいました。
柵原には明治期に発展した鉱山があり、そこでは硫化鉄が採掘されていたそうで、その鉱山
跡地が、公園、資料館として残されています。
公園には柵原鉱山の表玄関「吉ヶ原駅」の駅舎がそのままに。


週末にはカフェも開業、そして名物の駅長のネコちゃんもいるらしいのですが、今日は冬の
平日。先生と私、二人だけの遅い午後です。
鉱山資料館と聞いて、原子記号と数字の羅列の「化学式」とかが展示されてたら、もうそれ
だけで拒否反応!?と思っていましたが、なんと、館内は「在りし日の柵原の町」のテーマ
パーク!

まずは町の自転車屋さん。
お店の中に入ると、おっとりとした当時の地元の人達の会話が聞こえてきて。
新しい自転車を買うならスクーターが欲しいのぉ〜。お母ちゃんに聞いてみるわぁ。なんて
いうやり取りがながれます。


ボンカレーの古い看板。これとキンチョールの看板は昭和の時代の象徴だね。
供給所って「雑貨屋さん」のこと?


ホルモン焼きのお店。お肉の焼けるいい匂いがしてきそう!時計も時打ちの骨董品。


こういうテーマパーク、福井の美術館でも見たことある。おんなじ雰囲気で昭和の懐かしい
「町」を再現してた。
もしかしたら、同じプロジェクトチームが手がけたものなのかもしれないな。

先生のお宅への帰り道、オーダー家具のお店「Kito Bito」へ寄ってみました。
レトリバーの可愛いワンちゃんがお出迎え!
オーナーの米戸さんにコーヒーをご馳走になりながら、漆作家のくぼ先生と家具職人の米戸
さんのクラフトワークのお話に耳を傾けて。
そして最後に素敵なウォール・デコレーションを撮らせて頂きました。
右上のキツネさん、米戸さんがよくいらっしゃる兵庫/赤穂の骨董市で手に入れられたそう。


毎月15日に「市」が立つんだって。ニューウェーイブな新しい業者さんのいない、昔なが
らの骨董市なんだそうです。素敵!いいこと聞いちゃった〜。

赤穂はこの辺りからは車で1時間ちょっと。こんど、絶対行ってみよう。


no.890 around yanahara

先生に連れられて美咲町の本山寺へ。
小高い山の上にある天台宗のお寺で開山は役小角なんだって。
この役小角(えんのおづぬ)っていう人物、なんだか得体が知れなくて不思議なひとです。
飛鳥時代から奈良時代の呪術者で修験道の開祖。
なんだかんだと私が巡る場所にはいつも名前が出てきて、いつかはちゃんと調べてみたいけ
ど、私の理解のキャパシティは明らかに超えちゃってそう、なんて思ってるの。

山里の梅は遅い。


山門の仁王様も寒そうにしています。上半身裸だもんね。
ちょっとおどけた雰囲気。フォークダンスしてるみたいでしょ?マイムマイム(笑)


わたし、実はいつもこういうパーツに常に魅かれます。
三つ葉葵なんだね。ここの藩主の御紋なのかな。


本山寺は、山ひとつ、まるまる寺社。なかなかに広い綺麗なお寺です。4200坪!?
重要文化財の三重塔。文化財の宝庫でもあるんだね。


木立の中の観世音菩薩。緑の中から生まれてきたよう。溶け込んでます。すっかり。


あとで調べたら、こちらのご本尊も観世音菩薩なんだそうですよ。
ここ本山寺の周りには100年以上ひとの手が入っていない自然林があるそうで、お寺自体
が「自然の造形物」みたいです。


no.889 staying in okayama

遅くに目覚めた翌朝は10時過ぎにまた先生のお宅へ。
1階のお座敷はまだまだ整備中とのことで、コーヒーやチョコを頂きながら2階のプライベ
ートルームでしばしの雑談。
ここ2階のフローリングは古い畳をすべてお一人ではがして、ご自分でフローリングに変え
られたとのこと。すご〜いっ!だって、十畳は軽くあるでしょ?
やっぱりこれぐらいの気構えがないと山里での一人暮らしは叶わないよねぇ。わたしなんて
ガッツないもんなぁ〜。老後の山暮らし、ちょっと気弱になったりして。
金継ぎのお教室のこと、お互いの家族のこと、今後の人生や恋愛観、旅の話など。
久しぶりの四方山話はそうそうつきません。
「恋愛なんて子どものすること」っていう説、私的にはかな〜り受けました(笑)

そろそろ出かけません?という話になり、先生のお住まいのある美咲町のお隣にある久米南
町にある道の駅「くめなん」へ。
おばちゃんがひとりでやっている手打ち蕎麦屋さんで私は「きつねうどん」、先生は「月見
うどん」なんと!バナナ付き!


私「先生はうどん派ですか?」
先生「いいえ。お蕎麦派です。小林さんは…うどん派ですか?」
私「いいえ。蕎麦派です。」

お店の佇まいに若干の不安があったので互いに無難な「うどん」にしたことがわかり、同じ
思考回路にしばしの爆笑。

でも、そんな思いは杞憂に終わり、おうどんも美味しく、付け合わせのサツマイモの天ぷら
もおばちゃんちの家庭の味がして、今度来る時は絶対「手打ち蕎麦」にしてみようと思った
久米南町でのお昼でした。


2016年2月26日金曜日

no.888 okayama

ひさしぶりのフライト。岡山へ。
金継ぎでお世話になった久保先生にお会いしに。

PAULのパンもお土産に買いました。自分用のブランチもこれ。
羽田って何でもあるからいいよね〜。


最近、寝付きが悪いのでなんだかあんまり充分に睡眠がとれてなかったのかな。
1時間強のフライト中は爆睡でした。
岡山空港(わたし初めてだ。ここ。)に着き、レンタカーで40分ほど下道を走り。
いくつかの小さな集落のアワイを通り抜け、木立の中をひた走り先生のお宅へと向かいます。
ほんとは明日お会いする予定でしたが、お土産のパンは早めにお届けした方がいいかな〜と
思って。その方が美味しいもんね!

ひさしぶりにお会いする先生は、おうちの側で焚き火をしていらっしゃいました。
焚き火!もう何年もその匂いさえ嗅いでなかった。
山里のその優しい風景を目にしたら、自然にゆっくりと呼吸している自分に気づきました。


夕闇の中に佇む先生の古い大きなお宅は、もう静かに眠りにつこうとしているかのよう。
明朝起きたら連絡を取り合う約束をして、私も暗くなる前にホテルのある津山へと川沿いの
道を急ぎます。

岡山。どんなところかなぁ。観光地の倉敷以外行ったことなかった。
明日は先生とどんな話ができるかな。ちょっと悩んだお土産は喜んでくれたかな。
どこに行こうかな。そしてどんな風景、どんなひとに会えるのかな。

そんなことを思いながら車を降りると。
煌煌(こうこう)と輝く大きな月が、冬の夜空にのっとばかりに懸っていました。


2016年2月22日月曜日

no.887 shinjyuku de lunch

今日は遅めのランチを新宿「ロクシタン・カフェ」で頂きました。
友人から「綺麗で美味しいよぉ!」と聞いていたので一度行ってみたかったのですが、なか
なか行く機会がなく。
伊勢丹のすぐ側、新宿通り沿いにあります。


一度もお仕事はご一緒したことはないのに何故かずっと心に残っていて、かなりぃ〜のシン
パシーを感じてるコーラスのまゆ果ちゃん♡
前からずっと互いに「今度会おうね〜!」と言い続けて。今日やっと会えました〜。


まゆ果ちゃんはいま長渕剛さんのところのコーラスで、あの伝説の富士山麓の夜ぶっ通しの
10万人コンサートにも参加されてました。
気さくでポジティブですんごく魅力的なひとなの。
知り合った時は佐野元春さんのお仕事をしてらしたのかな。
お会いしたのは2回位なんだけど、本当にもう何年もご一緒してる感じがするくらい共感し
ちゃうんだなぁ。
お互いお写真を撮りあって、その場で送り合ったりして〜(笑)


連日の飲み会でちょっと胃がくたびれているので、今日はわたくしお野菜モードです。


デザートセットでコーヒーとブリュレも!


数回しか会っていないのに、かなりプライベートなこと、お互いの仕事のこと、人生のこと、
私のスピリチュアル話や趣味のこと、マン・ウォッチング話で盛り上がり(笑)
理系のまゆ果さんは、超文系のわたしとはモノの見方自体がかなり違っていてなんだか刺激
的だったわぁ〜。
客観的に自分自身を見れるというのは、すごい強みだよね。

今度は「肉っ!でいきましょう!」と近々の再会を約束して、夕方の新宿の街に颯爽と消え
て行かれました。かっくいいー!背が高いからモデルさんみたいだな。

私が明日から岡山なので今回はランチでお会いしましたが、今度はがっつり「飲み」でいき
ましょ!


no.886 foujita

この前手に入れた藤田の画版集をほぐして額装した絵。
男の子に抱かれている猫の目つきが、うちのちび猫「おじゃる」に似ているのでつい購入。
可愛い!


レオナール藤田はわりと好きな作家です。
本物はもちろん高くて買えないので、こういった高級画集本をくずして額に入れたものや、
ときどき奮発してリトグラフなどを手に入れています。
あと京都の骨董市で買った肉筆絵とか。たぶんね、と言うか間違いなくまがいもの(笑)
でもタッチも素敵で模写としたらかなり状態よし。
わたしの生年1960年のポスターも買って額装したな。
いま寝室に飾っているこのポスター「三美神」も素敵です。

パリはね。ロンドンから近いのに行ったことないの。
でも、いずれ行くことになるんでしょうね。
だって心魅かれるものはフランス絡みのものが多い。とくに最近は…ね。


2016年2月21日日曜日

no.885 ristorante portofaro ginza

昨晩は古いお友達、ヴァイオリニストの容子ちゃんと銀座のポルトファーロへイタリアンを
食べに行きました。
前からまたぜひお食事をとメールし合ってたのに、お互いの仕事のお休みが合わなくて。
結局3年振りくらいの再会。
容子ちゃん、会った時から全然変わらない。


ポルトファーロは四丁目の交差点近く、WAKOの時計台を見下ろせるすっごくロケーション
のいいお店です。
コースの方がいろいろと楽しめそうだったけど、二人ともそんなに量はこなせないよね〜と
なったので、アラカルトを数点頼みシェアすることに。

レンズ豆添えのソーセージや。


サラダやブイヤベースなど。


そしてメインは和牛のステーキ!
これが!絶品でした。やわらかいお肉から、なんて言うのかな、穀物の香ばしい香りがして。


そしてワインはお店の方のお勧めの赤「bricco dell uccellone/ブリッコ・デル・ウッチェロ
ーニ」2012年もの。
深みのあるしっかりとしたエレガントな香りと味。重たさもちょうどいい。
ふたりでユルユルと一本を空けて、あんな話やこんな話。
ちょっとした相談ごとや愚痴なんかも、ほんのすこし話しただけで何となくわかりあえる感
じがね。やっぱり嬉しかった。

酔いもお腹もちょうど良く満たされ、普段の私だったら絶対ドルチェにいくんだけどな〜。
どうしよう?なんて、ちょっと躊躇していたら、お店の方がタイミングよくブルーチーズの
蜂蜜がけ(アカシアの蜂蜜だった!わたしはクマのプーさんなみの嗅覚なのだよ 笑)を数欠
と、ビスコッティをお皿にもって持って来てくださいました!
なのでシングルエスプレッソで幸せなエンディング。


雨の銀座。古い友達と美味しい食事。そしてワイン。
ちなみにuccelone/ウッチェローニは大きな鳥、という意味で、このワインが取れる葡萄畑の
隣に住んでいた黒いお洋服の隣人のあだ名なんだそうですよ。
あとからイタリア語に堪能な容子ちゃんがメールにて知らせてくれました。

三日連日。外で親しい方達とのそれぞれに楽しい会食。
わたし…かなり幸せ者なのかも?です♡


no.884 dinner at roppongi

息子の同級生のお母様とお食事をしに六本木に行って来ました。
なんとなぁ〜く春の気配がする今日このごろ。
普段は車なので見落としがちな春の足跡を、駅に向かう途中で見つけました!
もう菜の花がこんなに咲いているんだね。
冬の冷徹な空気が好きな私はちょっと名残惜しくもありますが、梅や菜の花が咲く、冷たい
ながらもやや温もりのある春風の雰囲気はやはり嬉しい。


学校の話。プライベートな話。子どもの部活の話。思いのほかのぶっちゃけ話など、本当に
あっと言う間の数時間。
生姜鍋で有名なお店だったのに、お話に夢中でアラカルトだけでお腹がいっぱいになってし
まって、お鍋にまでたどり着けなかったのは残念でした(笑)


そのあと、恵比寿まで地下鉄で移動。
せっかくなので猿田彦コーヒーに寄って終電で帰途についた早春の夜。


わたしは面倒くさい関係が苦手なので、基本、人とのお付き合いはほどほどです。
なかには本当にとんでもない人もいて、そういう人にはできるだけ近づかないスタンスを取
ってんの。なんせ仕事以外の関係での無意味なムカつきは時間のムダだから。

その中でも、シンパシーを感じ合える方達。そういう人とのお食事はとっても楽しいね。
たとえ異なる環境で生きてきたとしても、世代はかなり違っていたとしても、刺激を受けあ
える、「あぁ。そんな風な考え方もあるんだな。」って認め合える関係ってほんと大事。

お食事は、とくにお酒を伴う夜のお食事は、できる限りそういう人達と過ごしたい。
もうこの年になったら、ただ量だけのお酒、自分も仲間はずれにしないで入れて入れて!
って遮二無二つき合う酒席(仕事上の金銭関係があるなら別だけど)、ダラダラと美味しく
もない料理を社交の一環としてつつくだけの無意味な宴会。そんな会には極力出たくないな。
その程度のレベルの人間だと思われるのも、すごくイヤ。
美味しい物少しと気に入ったお酒を。そして自分の好きな人達とリラックスする空間で。

あたし、そうやって生きていきたいの。もう時間もね。無尽蔵にはないんだし(笑)


2016年2月19日金曜日

no.883 shimo-kitazwa zaji

体調により年明けからの新年会の類いはすべてお断りしてきたわたくし。
ここに来て、体調復活のため、お食事会やら飲み会やらが目白押し。

懐かしい下北沢のお店「Zaji/ザジ」
前の事務所に勤めていたはるか昔、同じバンドだった下北在住のベースの一郎くんに教わ
ったお店で、もうほんとに通い倒したお店です。ひとりでも来たことあったな。

いろいろと税務関係やら一身上の都合やらのご相談ごとをしているお二人と。


当時の私はですね、ズブロッカを瓶ごと凍らせたものをショットグラスにとろ〜りと注いで
飲むのがお気に入りでして。
ここに来たらそれを…!と思ったら、なんと「ズブロッカはあんまり出ないのでもう置いて
ないんですぅ〜。」と店主の方(笑)残念!
だからね、ワインです。

三種盛りのオードブル。


ベーコンとほうれん草のサラダ。
これ昔もあった。ほうれん草が美味しいのだよ。


ブロッコリーのサラダ。パン粉がのってるの。
野菜が食べたいよねぇ、なんて言いながらのサラダ二つ頼み。


このほか銀ダラの煮付け(これここに来たらマストでしょう!)、アスパラの豚肉揚げ巻き
などで深夜までの情報交換Day。


チリの赤ワインとスパークリングワインと、おのおのビールやらグラスワインやら焼酎やら
をあけ、下北沢の夜が更けていきました。
ちなみにあんまり電車に乗らないわたくし、しかも小田急線はひさしぶりに乗ったら下北沢
駅が激変してて。すっかり浦島太郎でありました(笑)


no.882 school entertainment

息子の中学のマラソン大会。
広報役員のわたしも大会終了後の「豚汁」作りをお手伝いして来ました。
仕事の関係でなかなかこういった行事に参加できない私は、オフの期間のお手伝いはマスト。


まず調理室で山盛りのお野菜、お肉を刻み煮込み、外のテントに大きなお鍋をいくつも運ん
で子ども達が走り終わるのを待ちます。
真ん中のマスクをしているのが「ごぼうのささがきをひたすらピーラーでおこなうわたくし」
です。同じく広報のさるお父様が盗撮(笑)してくださいました。


普段お会いできないお母様達といろんなお話をしつつの豚汁作り。
もう周りのお母様たち、お野菜刻むの速い速い!
前回のカレー作りの時、PTAで用意してくださった包丁があんまり切れなかったので安心し
ていたら、なんと!今回から包丁新しくしたそうでピカピカのキレッキレッ(汗)
二カ所、指を切りました。だからピーラー専門で(笑)

そしてなにしろ、ほら、わたくし広報ですから。
機関紙に載せるための写真撮りもありーの。


子どもを生む人生を歩むなんて正直思っていなかった私は、こういう場面に身を置いている
自分を思うとき、なんだか不思議な想いにとらわれます。
あのとき、生む決断をしていなければ確実に今の私はいない。
どう考えてもこれは私の意思だけではなくて、息子をこの世に送り出そうと、もっとこう、
何か目に見えない力が働いてくれているようにしか思えない瞬間がある。

だってあの私がねぇ。母親になるなんて。考えられない。やっぱり。


2016年2月17日水曜日

no.881 my cat ike a dog

うちの猫「おじゃる」


ワンちゃんみたいでしょう?
毛玉を投げると口にくわえて持って来ます。

これが延々続くんだなぁ。ずっとはちょっと…くたびれる(笑)


2016年2月15日月曜日

no.880 my treasure

日曜日、息子は剣道の昇段試験。
たまには見に行こうと姉と一緒に会場に向かう途中、ガソリンスタンドで車がまさかのエン
ジントラブル!?
セルモーターのトラブルということで応急処置を施してもらい、結局そのままいつものディ
ーラーに向かったので、午前中の試験を見ることは叶いませんでした。
どうだったかな〜なんて心配して家で待っていたら、同学年のお母様からのLINEで「無事、
合格ですよ〜!」のお知らせ。
初段は中学1年生からしか取れないので、最短での昇段です。
あの、ゆる〜い息子がねぇ。初段を最速で。もう母は、感無量です。
剣道が大好きだった父が生きていたら、本当に喜んだでしょうね。
今朝、お仏壇にお線香をあげるときに報告しておきました。

お昼前に初段の手続きも終わり自宅に向かっているというメールが来たので、18時から日
舞のお稽古を勝手に入れちゃいました。
2月は塾の切り替え時なので、部活の無い日はすべて塾。
その上、日曜日は剣道の試合などが目白押しだったので、なかなか踊りのお稽古に行けず。
帰って来てお稽古のことを言ったら「え〜。くたびれてるのにぃ〜。」なんてグタグタ言う
かなと思っていたら、予想外に「あっそうなの。ちょうどお稽古に行きたいと思ってたんだ。
だってほら。ここのところ剣道剣道でしょう〜?」なんてイソイソと用意しだして。
やっぱりこの子、変わってるわ(笑)

お稽古時に10月のお浚い会のお衣装も決めました。
先生は美しい黄緑色の明るい初々しいものか、白地に青い鹿の子模様の上品なお着物を選ん
できてくださったのですが、「ぼく、黒がいいです。半身を脱ぐと赤のもの。」とはっきり
と自分の意見を言い出したので、みんなびっくり!
先生は「では、そうしましょ。明日、衣装屋さんに確認しますね!艶やかになりますよ!」
と嬉しそうに頷いていらっしゃいました。


いつの間に。あんな幼気(いたいけ)な、大粒の涙をポロポロながしていた小さなあの子が、
こんなにしっかり自分の意見が言える、まっすぐな目をした男の子になるなんて。

ほんとうにいつの間に…ね。


no.879 with friend of mine

小学生の時の同級生。
彼女は中学受験をしてそのまま進学したので、なんと会うのは43年ぶり!?
母が急に園子ちゃんのお母様にお茶を習っていたのよね、お元気かしら?なんて言い出し、
なんの気なしにFacebookにお名前を入れて検索してみたら、なんとそのままの旧姓でヒット!
昨年の夏前に早速メッセンジャーで連絡を取り、先日やっと再会と相成りました。

会うまでは、お互いどんな感じかなぁ〜とか、お話続くかなぁ〜とか不安な要素が多かった
けど、もう会った途端に昔のままで(笑)
さまざまな話の中で、私の行ってた日芸を彼女も受験していたことが判明したり(優秀な彼
女は結局早稲田に進学)、脚本などTVの仕事をしていた彼女が出入りしていた麻布のスタジ
オに、音楽制作の会社にいた私もよく出入りしていたりしてかなりニアミス多し。
TSUTAYAで待ち合わせ、フードコートでカジュアルにタイフード。


彼女のお持ちのハワイのコンドミニアムに、今度息子ともども泊まらせてもらう話で盛り上
がりながらのハワイのコナコーヒー。園子ちゃん。ご馳走さま!また会おうね。


昔の友達はいいな。素のままのお互いを知り尽くしているから、ずっとずっと自然体。
そして、先日は高校の時の親友とひさしぶりに柴又へ。
鰻で有名な川千屋でお昼。私は「竹」です。
メニューに「松竹梅ランクは鰻の大きさです」って書かれてたの、ちょっと笑った。


ここに彼女と来るのは二回目らしいんだけど、わたしは全く記憶なし(笑)
結婚の時の結納は川沿いの老舗料亭「川甚」であげた彼女。あの頃から、お互いにいろんな
ことがあったね〜、なんて。
待ち合わせた場所で会った時は、二人とも十分年相応な顔をしてるのに、しばらく一緒にい
ると高校の時の顔つきになってくるから不思議。
昔の友達と一緒にご飯を食べていると、心がゆるゆるしてくるのね。
穏やかな時間がながれます。

昨日は仕事をするようになってからの古い友人と浅草へ。
季節柄、牡蠣蕎麦を頂きました。


いろんな友とゆっくりとご飯。
仕事がたてこんでいないこの時期ならではの贅沢です。


2016年2月12日金曜日

no.878 kendo tornament

昨日の休日は息子の剣道の試合。
例によって私は仕事で観に行けませんでしたが、同級生のお母様が試合時の息子のこのベス
トショットをわざわざ送ってきて下さいました!


三人のグループでトーナメントで戦う場合は、先鋒→中堅→大将、という風にポジションを
つけられて各々二本取った方が勝ち。
その三人の勝ち負けの総合で勝負が決まります
息子は先鋒。
「ちょっと〜。今回ボク先鋒なんだよぉ。マジやなんだけど。最初って緊張すんじゃん。」
それを聞いて姉が「じゃ、どこならいいのよ?」と聞くと、
「ん〜。どこでもイヤか…。」なんだと(笑)

「先鋒はね、ムードメーカーじゃないとダメなんだよ。そのチームの勝ち負けの鍵を握って
いるとも言える。そこで一発で決めればあとのひと達がやりやすいの!確実に勝負を取りに
行くんだよ!」と剣道経験者の姉に言われ、「ふぅ〜ん。そうなんだ。」とわかったよう
なわからないような返事をして出かけていきましたが、昨日の一回戦は彼の得意な「小手」
と「面」で二本勝ちできたとのこと。
まぁ皆様にご迷惑をかけなくて、まずは良かったです。

二回戦は強豪中学に当たってしまったようであえなく敗退。
ここでその強者から一本でも取れれば自信がつくんだけどねぇ。
悔しい、とか、絶対負けない、とか、こういった感情は皆無なヤツ。
そんな感情の固まりだった気が強い私の学生時代からは想像も出来ないくらい温和です。

でも、あの大人しい息子がねぇ、ここまで来たんだから。
感慨深いわぁ…。


2016年2月3日水曜日

no.877 a belgian chair

身体が痛い...(涙)
最近、仕事はデスクワークのみのわたくし、昨日ひさしぶりにエステの後、ジムで筋トレを
してきました。
昨秋は例年にないファンクラブツアーのお仕事が入ったのと、加えて母のこと、別仕事など
が重なって、実は9月からジムにはまったく行けてませんでした。
ほんとは1月から行きたかったんだけどね。年末までのムリがたたって動けなかったの。

というわけで、筋肉痛の今日は外に出かけるのも億劫。
事務仕事と電話連絡、メールのチェックにスケジュール調整をして、部屋ごとの掃除にかか
った後、新しくリメイクした金継ぎ部屋の本棚のペンキ塗り替えなんかしちゃったりして。
こういうDIY作業、実は意外と好きなんだな。本格的に習おうかなぁ。
そして、水性ペンキが乾くまでの間、リビングでお茶とおやつの午後。

この間、アンティークショップで手に入れたベルギーの古いシングル・チェアです。


うちで一番高い椅子(笑)
1920年代のものだそうで、材質はオーク。


この彫刻。一目惚れで買っちゃったの。
青海波のような、さかなの鱗のような古い紋様が刻まれています。


ちょうど100年くらい前の椅子。
座席の布地はもちろん張り替えられてて詰め物のクッションも快適な座り心地に直されては
いるけれど、外枠の古風なハイバックなどは当時のまま。味があるね。
どういうお家に置かれていて、持ち主はどんな人だったんだろう。お茶を飲みながらの想像
はつきません。
猫のピッチもお気に入り(笑)


ちょっと〜。ツメは「ツメ研ぎ」でといでくださ〜い!