2012年11月29日木曜日

no.331 chinese medicine

昨日のお昼。
高輪にある日本堂という漢方のお店がやっているレストラン「10zen」
薬膳のお店があるよ、とボーイフレンドに言われ、行ってきました。
ここのところ、本当に調子が悪い。
精神的にもアップダウンがあるし、年齢のせいでそこここに不調が(苦笑)

身体を温めた方がいいかなと思い、選んだのは「サムゲタン」
なつめやクコの実なんかが入ってて身体に良さそう〜♡
烏骨鶏のお肉って、骨まで黒いのね〜。びっくりした(笑)
おりしも外は冷たい雨が降り出してきて、道行く人々も寒そうにしています。


お食事のあと、併設された漢方のお店でいろいろと相談し、何年ぶりかで血圧も測って
漢方薬を少々買って来ました。
人間の身体って、基本、自然治癒力を使って自力で治すのが本当の姿。
漢方はその力をサポートするって考え方なのね。
ケミカルな西洋のお薬は瞬時に効くことが多いけれど、それってやっぱり少しコワイ。
どうしても即効性が必要な時はあるから、自分の身体を考えて、お薬もちゃんと使い分けて
いくことが大事なのかもしれませんね。
あとは食生活と適度な運動と...。


no.330 a night view

で、新高輪プリンスホテルのお部屋からの夜景。
考えたら前の事務所が白金台にあった頃、この界隈は本当によく来たんだった。
ずいぶん風景も変わったけど、この辺は私にとってはゆっくりと落ち着ける場所のひとつです。


今年は、12/5にここの「飛天の間」でFNS歌謡祭のお仕事があるのです。
空き時間にホテルのお庭でも散策しようかな〜。


no.329 ne quittez pas

一昨日の夜、東五反田のフレンチ「ヌキテパ」へ。
ボーイフレンドに連れて行ってもらいました。
ちょっと遅めのBirthdayのお祝い♡
いつもは車なので飲めませんが、今宵は高輪のホテルに宿泊なので迷わずに赤ワイン!!

ここ「ヌキテパ」は、三崎の漁港から取り寄せた魚介類と新鮮なお野菜を出す落ち着いたお店
です。
お客様は、初老の男性の二人連れ。お仕事上のパートナーの男女。お若い女性の部下を二人
連れた上司...。
みんなそれぞれに自然体で、ヌキテパの雰囲気とお食事を楽しんでいます。



鰺のマリネ、蛤の炭火焼、お魚を裏ごししたスープ、ヒラメのソテー和芥子のソース添え。
もう本当に美味しかった!
そして、お誕生日ということでお店の方に「happy birthday」を歌って頂きながらのデザート、
スイカのケーキ!?
ミニシクラメンはオーナーシェフの方からのプレゼントです。
こういうお心遣いは、とっても嬉しい。

ヌキテパってどういう意味なのかな〜と思いネットを検索していたら、「Please don't leave」
という意味なんだそう。
そしてお店の画像を見ていたら、なんと奥の個室のお部屋でAyuチームの方々ともうずいぶん
前にランチを頂いたことがあるのを思い出しました。
そう言えば、あの時、五反田で待ち合わせたわ〜。
今回はしっとりと落ち着いた大人の夜の時間帯...。しかも高輪からのアクセスだったので、
かつての夏の賑やかなランチの記憶は全く甦りませんでした。
健忘症?これも年のせい(笑)?

おしゃべりとお食事と赤ワインと。素敵に楽しい夕べのひと時でした!
またゆっくり行きたいな♡


2012年11月27日火曜日

no.328 his helicopter

昨日から二階の息子の部屋を片付けています。
正確には、息子の部屋にしようと4年前から決まっている部屋...かな(笑)
いま10歳ですが、いまだにお勉強はリビングでさせているので(ひとりでなんかやりゃしない
ので)必要ないっちゃない。夜は姉か私のベッドで寝ているし。
が、しかし、いいかげん身体もでかくなってきたし(足のサイズ24.5!)あまり甘えん坊なの
もよろしくないので、来年から、晴れて「独り立ち」させようと思っている訳なのです。
アイツがいる時にやると「やだ〜。これは捨てないで〜。まだ使う〜!」になるので、敵が
学校に行っている間に粛々と進めております。

子供が小さい時のいろいろなものを取っておいたので最初は迷いましたが、そのうちバッサ
バッサとゴミ袋へ!
でも記念になるものだけはデジカメで撮りました。


これは1年生の時の工作?
確かヘリコプターって言っていたような(笑)
「作品は人」っていうのは本当ですね。
今でもこんな感じの、あんまり構わない、立ち直りの早い子です(笑)


2012年11月26日月曜日

no.327 kumari

昨日の日曜日は息子の初めての公開模試。
算数、国語、理科、社会の四教科で、ここ1週間はそれのためのお勉強にお付き合い。
予習は、なんとなぁ〜く、一応、網羅できたかな〜なんて思っていましたが
「理科以外は全滅だぁ〜ママ!」なんだそう(苦笑)
受験用のお勉強って、やっぱり付け焼き刃じゃダメで日々の積み重ねなのね〜。
頭に一応入っただけじゃダメで、身体の奥底に知識として染み付いて、なおかつ応用にも対処
できないといけないのだわ。
採点されて返って来る答案用紙が恐怖!?

で、なんの脈略もなくお昼に家族でインド料理を食べに行きました。
もうやけ食いだぁ〜的な(笑)
私はほうれん草とチーズのカレー。
本当はほうれん草と海老のカレーを頼んだのに、この人絶対オーダー間違えるな〜と思って
いたインド人のおっさんは、想像通りに間違えてくれました。
まぁ美味しかったからよしとするか。
インド料理「KUMARI」は、ナンが美味しいのです。


こういったささいなトラブルも息子のなんちゃってな試験結果も、まっいっか〜とやり過ご
せる心の余裕を常に持っていたい。
今日はね、ホルモンバランス良かったみたいで、素敵に鷹揚なわたくしでいれましたの。
ほほほ...(笑)

そう言えば...KUMARIって代々生まれ変わる少女の神様だよね。ネパールの。
最後に催促してやっとでてきたマサラ・チャイ(おっさん〜。しっかり働いてね〜)を飲み
ながら思い出しました。


2012年11月21日水曜日

no.326 don't look back in anger

今朝「さいとう」と名乗るじいさんから自宅にエロ電話が来た(怒)
最初はよくわからなかったので「番号お間違えじゃないですか?」などと丁寧にしゃべって
いたのですが、ぬけぬけとエロ話を繰り返す間抜けなじじい声に怒り心頭に達し。
近くにいる母がびっくりするくらいの悪態をついて、思いっきり受話器を置いてやりました。
悪態の詳細は...ちょっと言えない(笑)

誰だって人に大きな声で話せない欲の感情はあるわけで、それを頭っから否定する気はない
けれど、顔が見えないのをいいことに見ず知らずの人間に暴言をはいて自分の欲情を満たそう
とするなんて、そんな姑息なヤツはこてんぱんにたたきのめしてやりたい。
じじいだからって容赦しないからね、私は。


本当にうまく歳をとることは難しい。
せっかく年を重ねても、上手に歳をとれなくて人間として退行してしまう人も多いよね。
家庭に男の人がいないであろう午前中の時間に電話をしてくる小賢しさ。
こちらがたまたま苗字を言って電話をとってしまったのをいいことに、さも親しげに名前を
呼んで話を続ける図々しさ。
思い出しても血がわき上がる(怒)

今度それらしき電話が来たら、受話器の側にプレイヤーを置いておいて、般若心経か天津祝詞
のCDを延々大音量でかけてやろうと心に誓った私です。
下らない電話してるヒマがあるなら、少しは世の中のためになることをしろっ!

ほんっとに、おかげで一日、超ブルーでありました。
しっかりしろ!日本の老人っ!


2012年11月20日火曜日

no.325 harajuku crocodile

昨日はこの冬一番の寒さ。
打ち合わせのあと、というか打ち合わせと会食の間に、原宿クロコダイルをちょっと覗いて
来ました!
FB でトロンボーンの SASUKE さんの参加しているバンド SALSA SWINGOZA のライブがある
ことを知ったので、急に思い立って。


SALSAって私にはあまり馴染みがないジャンルですが、やっぱりすごくダイレクトな音楽
なんだよね。
スコーンとストライクで胸に飛び込んで来る感じ。
パーカッションの大儀見さんやもちろん旧知のSASUKEさんはさることながら、ピアノの
中島徹氏が天才的に良かった!
まぁ、車なのでお酒も飲めず、せっかくヘビーでタイトなかっこいいバンドの音を聴いても
ワサビの入っていないお寿司を食べてる感覚でしたが(笑)

もうすっかり冬枯れの樹々が並ぶ原宿の歩道を、次のお食事現場までひとり歩きながら冷たい
風に吹かれて歩いた11月19日の夜でした。


2012年11月17日土曜日

no.324 the falling leaves

今日はお昼過ぎから冷たい雨が降りました。
秋。雨。寒い。ちょっと寂しい(笑)

午後から息子の学校の創立140周年(どんだけ〜!?)記念音楽会に出かけてきました。
体育館がこれまた寒い!
でも、大きな日の丸の下でみんなでリコーダーを持って緊張して整列している姿が、妙に
可愛らしかったです(笑)
演目は「学園天国」ほか。
フィンガー5!!!
うちではハモるとすぐつられちゃう息子ですが、特訓の成果なのか、なかなか素晴らしい
ハーモニーを聴かせてくれました。
学校の行事は仕事の関係でなかなか顔を出せないけれど、子供達を見ているとパワーを
もらえる。
なんだか元気が出てきた午後でした。


帰り道の測道の雨に濡れた落ち葉。

もうすぐ冬がやってきます...。


2012年11月15日木曜日

no.323 the thrill

青山 AVEX での打ち合わせの前、車で絵画館前の銀杏並木を通り抜けました。
最盛期までもう少しってところかな。
でも急激な気温の変化に、樹々の葉が美しく色づいてきています。
ここの銀杏並木が黄色一色に染まり、地面も黄色い絨毯を敷きつめたみたいになる頃。
散策のあと、風景や行き交う車を眺めながら、ゆっくり午後のお茶でも楽しみたいよね。


昨日は打ち合わせのあと、用事で東京駅に。
その後、渋谷に戻り DUO というライブハウスに「THE THRILL」のライブを観に行きました。
スリルのメンバーのサックス小山君とトランペットの平田さんは、去年のツアー「Power of
music」でご一緒して頂いた仲!
特に小山選手とは20年来の友人です。ふるっ(笑)
相変わらずのブラスセクションのパワーと、各々のパフォーマンスの面白さで楽しいひと時
を過ごしました。

終演後、お夕食を食べに行き、自宅に戻ったのは午前1時...!?
たまにはいっか〜。最近、真面目な生活送ってるし(笑)


2012年11月13日火曜日

no.322 leonard foujita

藤田のちょっと大きめのエッチング。
ルーブル美術館で購入したシートに自分でフレームをつけたものをずっと仕事部屋のデスク
の上に掛けています。

藤田嗣治ってすごくモダン。
今でもこういう人いるよね。文化人に。
それで奥さんや恋人は美人ばっかり。相当、女性にモテたらしいです。
若い時は、もうそれはそれはいい身体をしていて、相当鍛えていたんじゃないのかなと。


晩年は25歳年下の日本人の奥様とフランスで暮らしていました。
当時の家が記念館として残されていて(パリから30キロの所にあります)、初夏の緑の美しい
頃に一度は行ってみたいな〜と思っています。
室内はご夫婦が暮らされた当時の雰囲気が残っているそう。
インテリアやディテールにもこだわりがあって、すごく素敵なんだって。
ゆっくりお庭を散策したり、周りの情景を写真に写したりしてみたい。

藤田は額やちょっとした工芸ものは自分で作ってしまっていて、これがまた味があるのです。
夫人が最後まで手元に置いていた十字架の置物は、キリストと可愛い子供が描かれたもの。
ほんとうに愛らしいの。

猫が好きなところも、なんだかシンパシーを感じます(笑)


2012年11月12日月曜日

no.321 soup stock

やらなきゃならないことが溜まっているのです...。
仕事もプライベートも。
でも、どうしても明日に明日に伸ばしてしまう今日この頃(涙)
そんな時は、以前に予約したエステや歯医者の予約をすっかり忘れ...。
今日もあやうくエステの予約をとばすところでした。

施術してもらいながらスタッフの方とお話したり、それはそれなりにリラックスするのだけど、
その後にまた疲れている自分がいて。
ほんと微妙なお年頃です(苦笑)


で、エステのあとのブランチはお手軽にひとりで Soup Stock 。
温野菜とチーズのブラウン・シチューと酵母パンを頂きました。
それとチコリ・コーヒー。
スープに焦点を合わせたカフェをやるなんて、センスある。
ロンドンにもスープ専門店があって、ランチどきなんて長蛇の列だったな。
みんな身体に優しい食べ物を望んでいるんだよね。

夕方からの息子の塾の送迎の待ち時間、マッサージにも行っちゃった〜。90分。
こんなにくたびれてるんだから。
一日に二回リラックス・スペースに行っても許してくれるよね〜。神様。

明日から、エンジンかかりますように...!


2012年11月11日日曜日

no.320 10th birthday ♡

午後から冷たい雨が降り出しました。
息子を生んだ時は、11月のこの頃はもっと寒かったと思うんだけど。
やはり温暖化の影響で、今年も暖冬なのでしょうか...?


昨日11/10は息子とウバーズ(ベビーシッターズと読んでいたのにいつの間にかこのネーミ
ングになり...!?)を中心に親しい方達に集まって頂いてホームパーティーを開きました!
心づくしですがお食事とワイン、そしてベリーのケーキを用意して息子10歳の誕生日を祝
って頂き...。
ワインが7本も空いて、笑いの絶えない楽しい時間を過ごしました。
皆様、遠路はるばる、本当にありがとう♡

今日は午後から近くのお寺で息子と写経(笑)
1時間だけでしたが、お線香の香りがするお座敷で、文字の輪郭に気をつけながらする写経は
心落ち着くものでした。

これからの彼の人生。
楽しい時も辛い時も、皆さんから頂いたたくさんの愛情と与えられた経験を糧に、素直で力
強い人になっていってもらいたいとそう思います。


no.319 trattoria bacco

11/9の金曜日は赤坂で知人のライブを見ました。
帰りにコーラスの陽子さんと初めて入ったトラットリア「BACCO」
狭い階段を登りドアをあけると、細長い店内にびっしりのお客様。
こんなに混んでるってことは「美味しい!」ってことだよね〜、なんて言い合い(笑)


車で来ていたので私はお酒は飲めませんでしたが、ルッコラと生ハムのサラダやゴルゴンゾーラ
のジャガイモのニョッキなど、なかなかのお味。
最後にアフォガードを頼んだら、コーヒーリキュールがものすごく入っていて。
車だからダメだわ、とカウンターのスタッフの方に返すと、リキュール抜きで作り替えてくれ
ました!
しかも「少しお時間頂いていいです?」とおっしゃるので何気に作るのを見ていると、アイス
クリーム器で新たに作っているの!
冷凍庫にあるアイスクリームをそのまま出すのかと思っていたので、ちょっとびっくり!

美味しいお食事とお店の方の親切と...。

ぜひまた来たいな〜と思ったお店でした♡


2012年11月9日金曜日

no.318 i wanna be free, like you !

あああああああああ....。


いろいろめんどくさー。

あんたみたいになりたいよ(笑)


2012年11月7日水曜日

no.317 10 years ago

今日は息子の10歳のお誕生日♡

ベビーシッターズの方を中心にしたホーム・パーティーは11/10の土曜日に予定している
ので、今日は家族だけのこじんまりとしたバースデーでした。
プレゼントも土曜日までお預け(笑)

10年...。ほんとうに速かったな〜。


写真は1歳のバースデーの日の実家でのひとこま。
この時はまだ父が生きていて、一緒に過ごす最初で最後のお誕生日になりました。

これからの彼の人生が、健やかで実り多きものでありますように♡

そんなことを心から祈る11月7日の夜です。


2012年11月6日火曜日

no.316 tamako kataoka

夏の終わりに手に入れた、片岡球子(1905〜2008)の「若さぎつり舟のある富士」
今日、お玄関に飾ってみました。

こういうディスプレイ変更とか模様替えって気力と体力いるのよね〜(涙)
若さぎつりの季節...。
寒い風が吹くようになったら掛けてみようと思っていた絵。
思い立って先ほど掛けかえてみました。


片岡球子は迫力のある画風で他の追従を許さない画家です。
この方と小倉遊亀(1895〜2000)の絵も好き。
女性としての繊細さを持ちながらも、大胆な筆致と美しい色使いでグングン心に迫ってくる。
片岡珠子のライフワークだった富士の絵なんてゴッホみたいだもんね。
赤富士、青富士...。
私が最も欲しかったのは、富士の上空を青龍が舞っているもの。
こちらはまだご縁がないのか買えませんでした。
いつか手に入れることができるかな。

この迫力。
世の中にはすごい女性もいるんだなー。


2012年11月5日月曜日

no.315 Arlington Gardens

London Chiswick の Arlington Gardens のフラット。
春も夏も秋もいたはずなのに、思い出すのはだいたい冬の始めの時期。
夜に雨が降ってキラキラと朝の光が反射する凍る様な空気のなか、歩いて駅に向かったり。
なんとか流星群の夜、夕食帰りに公園で星が瞬く広い空を見上げたり。
時差ぼけで、真夜中の月明かりにぼんやりと浮かぶ隣の家の裏庭を眺めたり。


Chiswick High Road にある家族でやってるイタリア料理の店。
ここはプチホテルも営んでいて、イタリア系の人達によくある、マンマを中心に家族全員が
団結してて微笑ましいお店でした(笑)
あの気丈なマンマやかくしゃくとしたおじいちゃんはもう亡くなったかな。
野菜や果物を売るお店のおじさん。
エスニック料理「タイシルク」の中国系の女の子。
いつ行ってもお客がいないアンティークショップの物静かなオーナー。
ニューススタンドのアラブ系のおっさん達。

4年前に息子と行った時には、お店も人も街の雰囲気もずいぶん変わっていました。
もう二度と会うことのない人たち。
会っても、名前も顔も不確かな人たち。

ほんの一瞬、心を通い合わせてすれ違って行く人達って、一生に何人いるんだろう。


2012年11月4日日曜日

no.314 fish market in seoul

冬になると思い出すのが韓国、ソウルの鷺梁津水産市場(ノリャンジンスサンシジャン)
ソウルの有名な Fish Market です。
以前、長く勤めていた会社がソウルのスタジオと業務提携していて、何度も訪れたソウル。
その時の韓国人のお友達に、夜、連れて行ってもらいました。


お魚を選ぶと、それをその場でさばいてお刺身やお鍋にして食べさせてくれます。
あつあつのキムチ鍋や、お刺身の美味しかったこと。
すごい鮮やかな極彩色のワサビの色に驚いたこと。
そして、市場で働くオモニ(お母さん)は、みんなすご〜く元気だったこと。
大きなお魚をいけすから取り出して、こわいくらいの出刃包丁で「えいっ!」とばかりに頭を
切り落とします。いや〜頼もしい!
もう「人生もお任せします」って言う感じ(笑)

厳寒のソウルで、あったかいお酒を飲みながら新鮮なお魚をみんなで食べた記憶。
韓国の友人達とはもう誰とも連絡が取れなくなりましたが、冬になると楽しかったその時の
想い出が甦ります。


2012年11月2日金曜日

no.313 period

庭の秋明菊/シュウメイギクが咲きました!
なにもとりたてて世話をしていないのに、毎年、この時期になると美しく咲いてくれます。


もう11月。
仕事をしていると、子供を育てていると、毎日がアッという間。
子供の時の1年なんて長かったもんね。
小学校6年間なんて、永遠に続くのかと思ってたし(笑)

佐野洋子の「死ぬ気まんまん」というエッセイを読みました。
絵本「百万回行きたねこ」の作者、画家。
一昨年亡くなりましたが、私もこの人みたいに人生を送ってみたいと思っていた女性のひとり。
でも病気(佐野さんはガンだったそうです)の時の精神のアップダウンが文章に垣間見えて
本当に生き生きと死ぬ(!?)のは大変だと読後思った次第です。
病気との付き合い方。周りの人との付き合い方。薬。費用。それでも次々と起こる雑事。

「死」というひとつのピリオドに面と向かうと、やっぱり誰でも普通の人は動揺する。
どんなに精神修養を積んでいても、やっぱり動揺する。
だったらその動揺をも客観視できる自分でいたい...なんて思う。
自然体でいること。たんたんと現状を受け入れて普通でいること。
人に比べて、動物の方が全然完成されてるよね。
慌てず騒がず、思い切りよく、そっと「死」を迎えられるんだもの。

佐野さんは告知のあと、その足でブリティシュ・グリーンのジャガーの新車を買いに行った
んだって。
ある程度のお金を手元に残したら、もうあとは自分には必要ないからって。

死は悲しく寂しく辛いことではあるけれど、その潔さが時に人を痛快な気分にさせる。


no.312 a birthday present

コーラスの陽子さんにお誕生日に頂いた赤いリース!
早速お玄関に飾りました。


クリスマスももう間近...♡


no.311 seoul & soul

10月最後の日。
秋も深まる(?)新大久保でサムギョプサル・ナイト。
お話は仕事のこと。プライベートなこと。音楽のこと。わらっちゃったこと。真面目なこと。
自分ひとりの時にはちょっと深刻になっちゃうことも、みんなに話すとお気楽モードになる
から不思議だよね(笑)
ここ新大久保の「韓サラン」というお店は、3、4年前に偶然見つけて、結構通っています。



お腹が空いていた私たちは最初から豚肉のサムギョプサルを頂き、最後の締めでこの「サム
ゲタン」を頼みました。
個人的にはもっと雑穀が入った薬膳風のものが好みだけど、これはこれでお腹にやさし〜い
感じで美味しかった!
私のお誕生日も兼ねて頂いて、皆様、ありがとうございました♡

このあと、宮崎さんお薦めの新宿のsoul bar に行き午前2時まで。
ソウルというキーワードが double meaning の夜でした。