2016年11月27日日曜日

no.1015 recently that

最近のあれこれ。
MacBook Airがトラブり修理に持って行った秋晴れの日。
呑気にこんな写真を撮っていたのも、お預けすれば簡単に直ると思っていたから。
この後、なかなかシリアスなトラブルだとわかって、もう面倒くささにげっそり。


...というわけで別日に時間を見つけて銀座のApple Storeへと出かけた夕暮れ。
Apple Store銀座にいるスタッフってもうほとんど全員バイリンガルorトライリンガルなのね。
英語だけでなく中国語や韓国語、スペイン語まで行き交ってグローバルというより、なんて
言うか...。カオス!な雰囲気。でもみんな一様にフレンドリーで。

結局わたしのMacは直すのに時間とお金がかかり、その上データは初期化される確率が99%
とかで、それならもう新しいものを購入する方が得策、ということになりました。


MacBook Pro 13インチ。
PC環境を整える時にはいつもご同行頂くお友達の堀内君が冷ややかに
「まぁ。結美さんには猫に小判ですが。先々考えるとこれがいいですよ。使いこなしてくだ
さいね。もったいないから。」と言われました。
使いこなしてますよ。最早、自宅でバッチリと。最小限度ですが(笑)


そうそう。最近やっと額装したアンティークものをひとつご紹介。
まず額はですね。河井寛次郎先生(骨董屋のご主人がこうおっしゃってたの。先生って私は
あんまり使いたくないんだけど。)の額なんです。だからすごい存在感。
この額はかなり重量があるのと、この枠組みでしょう?中に入れるのにしっくりと合うもの
がなかなか思いつかなくて、ことあるごとに色々悩んでおりました。
やっと思いついて引っ張り出してきたのが、フランスのキリスト教の香り漂うイコンの板絵。
厚紙に穴を開けて刺繍する手芸の技法(パーフォーレイテッド・ペーパー・エンブロイダリー)
の壁飾り。1850年代辺りから良家の子女の嗜みとして流行したものらしいです。


もともと黒の額縁に入っていたのですが、額自体に経年によるかなりの傷みがあるので飾る
のはちょっと躊躇していたのでした。
いつもお願いしている額装屋さんで中を入れ替えてもらい完成。今はリビングに飾ってます。
フランス語で「イエス、マリア、ジョセフ/私たちを照らし/私たちを助け/私たちを救う/
アーメン!」と刺繍されています。珍しくて手のこんだもの。

額装屋さんに言われたのですが、傷みのひどいオリジナルの額のガラスはもう今では作られ
ていない古い製法のうねりのある手作りガラスとのこと。
作品を買った時に1900年くらいのものと言われたので、そのガラスもオリジナルだとす
るとほぼ同じ年数を共にしてきたんでしょうね。全て手作りの懐かしい香りのするもの。
ひと針ひと針、誰の手で作られ、どこに飾られ、どんな人生をみてきたのでしょうか。
何もかも大事に包んでもらって持ち帰りました。捨てられないな。人の思いの籠もった物は。

今日は寒かったですね。胃が痛むので、身体を温めて過ごした冬の一日でした。
閑話休題。もうすぐ始まるんだね〜。激動の年末が。


no.1014 singapura roppongi

麻布から〜の六本木ヒルズ。
18時にTSUTAYAでお待ち合わせして久しぶりに仲良しのママ友達とシンガプーラへ。
子どもがいるとなかなか会えないけどね。
お互いちょっと時間をつくっての近況報告会。楽しかった〜。

まずは青パパイヤとパクチーのサラダ。ともにパクチー好きなので(笑)


ロンドンにいる時、友達とシーズンにはいつも必ず食べていたソフトシェルクラブ。
生春巻きで。あぁ。なんて美味しいんだ〜。


一杯目はパクチーモヒート。で、二杯目からは「やっぱりボトル?」となり赤ワインへ。
ジャン・クロード・マスのカベルネ・ソーヴィニヨン。
スパイシーでドライで重めだと説明されたので即決。コスパの良い赤ワインでした。


麻婆豆腐!八角やら何やら(かなりいい加減なコメントですが)のスパイスが効いていて、
大正解だった。お味も濃いめで赤にぴったり!


外はもうクリスマスですよ〜。全然実感わかないけど。
うちのツリーは超デカイので出すのがねぇ。大変で...。もう息子も大して喜ばないからたぶん
今年も出さない。猫にガジガジやられちゃうし。年々、行事がつまらなくなるね〜。


最後はもちろん海南チキンライスで。二人でシェアしてちょうど良し!


子どもの話からスピリチュアル話まで。しゃべるしゃべる。笑う笑う。食べる食べる!
この後、六本木でまさかのオールとなり、朝方に家に戻ったわたくし達でありました。
たまにはね。いいんですよ。というか、必要なのだよ。こうゆう自分へのご褒美は。

楽しかった〜。またぜひぜひ行きましょ!


2016年11月25日金曜日

no.1013 mikuni-cho my love

福井県坂井市三国町。
その昔は北前船で栄えた豪商の町。
かつての大店の旦那衆が建てた素晴らしい建物がそこここに残ってる穏やかで素敵な町です。

以前に来た時にすごく気に入った、むかし、骨董屋さんだった建物。
借り手が決まったと伺ったのですが、直前でキャンセルになったそう。
これだけの建物をリペアし維持していくのは至難の技だもんねぇ。でも絶対残すべき。
三国町のシンボルの一つだものね。


建物の隣にあるタブノキ。
たくさんの人々が、夏はこの樹の下で涼をとり、秋は色づいてハラハラと散る葉に思いを馳
せたりしたんだろうなぁ。
時だけが夢のように過ぎ去り。傍らをいろんな人が行き過ぎ。浮生夢の如し。


今回の三国行きの目的のひとつ。三本日和。
フリーの編集者である女性オーナーの畠山さんの審美眼を通して集められた、新品、骨董品
のセレクトショップです。ここ三国町に拘ったアンティークものの品揃えも素敵!


数点購入した雑貨もののご紹介はまた今度!
とても可愛らしくて、それでいてしっかりと芯が強い「ものたち」なのです。
長い年月をかけて私自身がこまごまと集めたものたちを、そのものに相応しいいでたちを整
えて、今度ゆっくりこのブログでご紹介したいなぁと思っています。
なんてずっと思ってるんだけどね〜。
古いものたちは空間を、妥協しない場を要求するから。なかなか取りかかれない(笑)

このあと、畠山さんにご紹介頂いた通り沿いの盆栽屋さん「みくに園」へ伺いました。
ここがまた素晴らしいの一言。


オーナーの下村さんが、たったお一人で気の遠くなるような時間をかけてリノベーションさ
れた、もともとは麹屋さんを営んでいた建物。
盆栽のことを質問したことをキッカケに、下村さんに色々なお話を伺ってきました。
かかっている柱時計。この家を引き渡された時にメモが貼ってあったそう。
「この時計は私が生まれるずっと前からこの家を見守ってきてくれた時計です。良かった
ら、このままここに居させてあげてください。」
このお話を聞いて涙が出そうになった。ときを経てきたものに対する究極の愛。

「大変でしたねぇ。これぜんぶお一人でなさったんですか?」
「いヤァ。気が狂いそうになりましたよ。」

本当にすごいのです。ひとつひとつ丁寧に愛を持って再生させているの。
アイデアはあっても、それにかかる労力と予算に尻込みしてしまう人が多いんだろうけど、
それをやり遂げるパワー、この古い家に対する愛情、並みの神経じゃできない。すごいっ!
こんな風に素敵に再生されて家自体がすごく喜んでいるのがしみじみと伝わってきます。


お店から奥を見渡すと素敵な和室。ここで盆栽のワークショップをされるんだそうです。
店内には初心者でもわかりやすい苔玉や可愛らしい盆栽が並べてありますが、中庭には本格
的な盆栽が!鉢に鎮座する樹自体が100年、200年を経てきたものたち。
ひとつひとつに精霊が宿っている。素晴らしい。

あたし。三国町!マイラブ!なのです。


no.1012 dinner alone at kurokawa

福井公演は今回一日のみ。
当然初日の夜は割烹「くろ川」へ皆様と。
そして二日目の夜、一人で福井に残った私は宿泊をいつものホテルに変更し、お夕食はなん
と!ひとりくろ川!
大将に「じゃあ。明日はのどぐろを用意しておきますから!あとお刺身も美味しいところを
少しだけお出しできるようにしときますね!」と言って頂き。わくわく!

まずはお刺身。ひとり用。こんな風にいろんな種類を少しずつが中高年向き(笑)


じゃーん!リクエストしたのどぐろ!
小ぶりだけど味は保証しますよ、と言われるだけあって脂が乗っていて超絶美味!


ちなみに飲み物は梅酒のお湯割。やっぱり北陸は朝晩は冷え込むので。
ほんとは日本酒がいいんだろうけどね。ひとりだと早く酔っちゃうからなぁ
白子の天ぷらを。上品なお味。昨日も頂いたけど再リクエスト。もちろん塩で頂きます。


最後はせいこ丼。「せいこ」は福井の冬の味覚。たった2ヶ月しか食べれないんだそうです。
越前ガニの雌がお腹に抱いた外子と言われる卵と甲羅の中にある内子(赤いダイヤって言わ
れてるんだそう。)それと蟹ミソを一皿に盛り付けた丼もの。なんて贅沢!


乱獲を避けて次の年につなげるため、冬のほんの2ヶ月だけの珍味なんですね。
カウンターの一番端にお席を取って頂いて居心地抜群。
大将に食材の話などを伺いながら冬の味覚を堪能しました。
ひとりでお酒を飲み、ひとりで自分のペースでご飯を食べれる。周りに人がいても自然体で
気にならず、お店の人とも適度に会話できて邪魔にならず。持って行った雑誌を見たり、たま
にTVを見たり、今日リサーチして来たこれからの仕事のことに色々と思いを馳せたり。

大人になって良かったなぁ。
体調悪かったり、努力しないと体型崩れて来たり、仕事やプライベートに超イライラしたり
するけどね。
大将。ご馳走様でしたー!
ホテルでお知り合いになった某銀行の取締役の方にも「くろ川」宣伝しときましたよー!
もうほんと。自信を持ってお薦めできる数少ないお店の一つです。福井「くろ川」


2016年11月24日木曜日

no.1011 fukui Ishikawa my love

福井公演のあと。
例によって自分のライフワークのリサーチのため延泊させてもらい、一人、福井と石川を旅
して来ました。
空港から、北陸に来た時には必ずお詣りに伺う白山比咩神社へ。
ここでちょっと不思議なことが。


うちは神道なのでいつも眠りにつくときお祈りをしています。たまに忘れますが(笑)
白山比咩神社の菊理姫さまのお名前をお呼びすると必ずこの正面からの風景が私の目の前に
浮かぶようになっていて。
ここ何週間か向かって右側の狛犬がはっきりと見えない感じがしていてなんでかなぁ?と思
っていたのですが、写真を撮ろうとカメラを向けて思わず二度見。
七五三の時期なので右側の狛犬がお詣り客用の簡易テントで正面からは見えなくなっている
ではありませんか。
「魂振り」というらしいのですが、お祈りを口にするとき、わたしの魂はまっすぐにここの
場所に飛んで来てるんだそうです。わたしは心眼でこの風景を見ていたんですね。不思議。

おみくじ。あんまり引かないんだけど白山さんは特別。


いつもレンタカーなので表参道をきちんと歩いたことがなくて。
今回は時間があるのでちょっとゆっくり歩いてみました。こんな狛犬が参道を守っています。
ねぇ。いつからここにいるの? かわいいね。いろいろおしゃべりしたそうな風情。


白山比咩神社のお膝元に鶴来町という小さな町があります。
お腹が空いたので今日はここでお昼。
お醤油屋さんがやっている町のお蕎麦屋さんへ初めて行ってみました。
野菜の素揚げがのった田舎蕎麦をオーダー。


お店のご主人がご挨拶に出ていらしてくれました。
ご自身で蕎麦を打たれているとのこと。囲炉裏はゆっくりと広範囲が暖かくなり、嫌な暑さ
にならないこと。柔道をやっているので冬も裸足、半袖で蕎麦を打つこと。
ご自身で七代目。築200年近いお宅は直すだけでも3千万と言われていて、蔵もなんとか
したいのは山々だけどなかなか手が出ません、と。
古い住宅は見ているぶんには素敵だけど維持が大変なのよね〜。
変に文化財なんかに指定されると修復もままならないのでこれまた面倒くさいらしい。
付け合わせに出して頂いた、大豆とスルメイカをコトコトと一日煮込んだ「かっちり豆」と
いう煮豆を譲って頂きました。これが美味しい!いくらでも食べれます。

鶴が来る町。劔の町。
散策していて普通の民家のおばちゃんと立ち話。ツバメの図柄のお皿を譲ってもらいました。
旅ってだから楽しい。


no.1010 snow on autumn leaves

雪。ほんとに降っちゃったんだ。びっくり。
11月に降るのは54年ぶり。積雪するのは昭和36年からの観測史上初めてなんだって。
若かった母が体験した11月の雪の日はわたしが2歳のとき。姉は4歳。
どんな風に過ごしていたのかなぁ。あの武蔵野の家で。
池にも氷が張ってガラスの中を泳ぐ赤い金魚を姉とじっと見つめていたのかもしれない。


息子は学校。姉は仕事なので今日はわたし一人の朝です。

ミルクティーでも淹れるかな。ちゃんとスパイスも入れたやつ。


2016年11月23日水曜日

no.1009 arcadia under the bridge

昨日は部活がお休みの息子を学校からピックアップ。一路、赤坂アクトシアターへ。
中島みゆき「夜会」vol.19 「橋の下のアルカディア」を拝見しに、ひさしぶりの赤坂へ行って
きました。ちょっとTBS本社内を見学してから赤坂サカスで早めのお夕食。


実は...。みゆきさんの「夜会」を観るのは私も初めてで...。
信吾さんのマネージャーをしていたときに、何度か目黒のYAMAHAのリハーサルスタジオで
みゆきさんをお見かけしてはいるのですが、夜会やコンサートは機会がなくて伺ったことが
なかったのです。
息子がみゆきさんが大好きなので、今回はぜひ伺ってみようと信吾さんにお願いし。
なんと!こんないいお席を!信吾さん。ありがとうございます!


まず客入れBGMがないのにちょっとびっくりしました。
いきなり夜会の世界観に客席を落とし込むには、かえって別のイメージが湧いてしまう音
は邪魔なんでしょうね。
夜会に慣れていらっしゃる常連のお客様たちは、皆様、粛々と静かにそれぞれのお席につ
いていき。なんだか厳粛な儀式の前のようです。

音が始まって一番びっくりしたのは、めちゃくちゃ音質がクリアなこと!
レコーディング・スタジオのコントロール・ルームで聴いているみたいに全ての音が粒より
のピカピカ感ではっきりクリアに聞こえてきます。すごい。

そして物語がはじまると。もう何て言うか。魂を揺さぶられるような体験でした。
みゆきさんはもちろんのこと、脇を固める中村中さんもkaleidoscope(懐かしい!)の石田
匠さんも、皆さんソロのアーティスト同士だから、唄の中の「言葉の意義」が強い力で客席
にダイレクトに響いてきます。
ここに一人でもこなれたミュージカル的空気感を持ち込む出演者がいたら、夜会の世界は台
無しになっちゃうんだろうなぁ。キャスティングも練りに練るんでしょうね。
息子と二人してホロホロと涙したり、くすくすと笑いあったり、壮大な最後に息を飲んだり。
本当に満ち足りた、心の琴線に触れる感動的な2時間半のライブでした。

信吾さんが終演後パスを出してくださり、息子とご挨拶がてら楽屋に伺って来ました。
しかし...。指揮もしながら寸分のミスも許されない演奏をこなしての2時間半って...。
並大抵の集中力じゃできないですよねぇ。私、こんな超人的な才能のある方のマネージャー
だったんだなぁ。そして今も浜崎プロジェクトでご一緒させて頂いていて。
ほんと。いろいろ至らずにすみません。反省多々。

楽屋から出ていらしたもうお一人のキーボードの矢代さんと(矢代さぁーん!2011年の
ツアーでしたか。その節は本当にお世話になりました!)最後にスリーショットを撮らせて
頂きました。この息子の緊張仕切った顔。固まってるし(笑)


わたし「ちょっと〜。アンタ。もごもご言ってないでちゃんとご挨拶しなさいよ〜。」
息子「冷や汗でちゃったよ...。ボクがどんなに緊張したか、わかんないでしょう...?」

帰り道の車の中で珍しく助手席に乗って来た息子。
「ボク。相当恵まれてるって今日しみじみわかったよ。アリガトゴザイマス。」

えっ。いまわかったのか。


2016年11月20日日曜日

no.1008 antiques my love

最近手に入れたアンティークを少しだけご紹介。
大阪/中崎町のdemokuraで手に入れた小ぶりの鏡。なんとも言えない味があります。
古い映画の中の映像のように、写し出された景色がノスタルジックな雰囲気になりますね。
もともとある大きな鏡の横に並べてみました。
うるさくなるかなぁ?と思ったら、案外しっくりと馴染んでいます。


これは李朝のタンスと双子のような小物入れ。木目と金具が独特な味わい。
李朝ものは好きなのになかなか気に入ったものが見つからず(色合いや金具の経年具合など
が微妙に違っていて)、やっと自分に合うものを探し当てた感じ。
立て続けに可愛い双子みたいな小物入れも手に入れました。
見つけられない時は探しても探しても全然見つからないのに、見つかる時は「あぁ。そんな
とこに居たの?」という感じで相次いで見つかるもの。不思議ですねぇ。
お隣の燭台は大阪の老松町にあるCredenzaというお店で見つけたの。
なんと燭台部分が折りたためるのです。携帯用だったのかな。面白いでしょう?
足元に緑青が出てきていていい具合です。


これは古いタイル。デルフトなんですって。コウノトリなのかなぁ。
描かれた鳥になんとも言えない表情があり、すごく気に入って購入しました。
愛嬌があるでしょ? 可愛い。寝室に置いています。


ここ数年しばらく骨董を買わない、というか買う気力がわかない時期が続いてたのですが、
ちょっと復活してきたかなぁ。

ゆっくりゆっくり少しずつね。また自分自身を見つける旅を始めています。


2016年11月19日土曜日

no.1007 ra-men

最近、ご当地ラーメンにはまってます!
これは塩レモン瀬戸内ラーメン。広島空港で買ったの。


さっぱりしてて美味しかった!
オリーブオイルを少量垂らし夕食の残りの手羽先を加えて頂きました。
こちらは鯛塩ラーメン。同じく広島で購入。


これが!うまっ!
なんかねー。麺とスープの旨味が絶妙なの。
冷凍のシーフードものを加えてみました。さらに磯の味がして本当に美味しかった。
そして先日の会津で買ってきた喜多方ラーメン。もちろん塩。あたし塩が好きなの。


白菜とレタス、小松菜とネギ味噌。柚子もちょっとのせて。
このシリーズ、お味噌と醤油もあるのです。もっと買ってくればよかったなぁ。
寒さが増してきた今日この頃。あったかくて手軽に食べれるご当地ラーメンはお薦めです!

そうそう。月末に仕事が入っちゃってー(涙)
残念ながら楽しみにしていたロンドン、行けなくなりました。
私は時差ボケがひどいので、時差が5時間以上ある海外は絶対10日以上ないと無理なの。
できれば2週間は行ってたい。始めの数日はもう使いものにならないから。

なかなかうまいこといかないね〜。いつ行けるのかしら。愛しのUnited Kingdom。



no.1006 aizu-wakamatsu

東山温泉の朝。
早起きして温泉に入り、朝食までのあいだ朝のお散歩へと出かけました。


古い昭和のポスト。もう使われてないみたい。いでたちそのもがアンティークだわ。


川沿いの向瀧。東山温泉の老舗旅館です。
姉が母方の祖母とここに泊まった話をしてくれました。
私は二十歳くらいから実家を出てしまっていたので、そういった家族孝行は本当にしてこな
かった。おばあちゃん、それはそれは喜んだろうな。


朝靄(あさもや)が山から降りてきています。幻想的な景色。


初東山を堪能してから会津町中の融通寺へお墓参り。
お掃除してお花をお供えし母の好きだった永平寺参道のお線香を焚いて。
「秋晴れの日に来れてよかった!三人で仲良くやっています。これは先日の龍汰のお会。」
亜紅会での藤娘の動画を流し手を合わせます。
安心してくれたかなー。父と母の笑顔が浮かびます。

午後から親戚周り。その前に鶴ヶ城。息子、ちゃんと上まで登ったことなかったから。
ちょうどタイムリーに紅葉が見事な時期でした。


うちのルーツだねぇ。龍汰、もう隅々までお城の展示を見て回り。


あんまり時間がないので正直ヤキモキしましたが、歴史好きだから仕方ないね。
もう行くわよ!とも言えず、半ば諦めがちに姉と紅葉を見ながら待ちました。
今度はもっと時間をとっていろいろ回ってあげたいなぁ、って思ったけど、最近自立してる
からねー。「あっ。一人で来たいんで。」って言われたりして(笑)


no.1005 ohaka-mairi

11月12日は担任の先生と息子との三者面談。
先日の中間テストで理数系の結果が良くなかったので、まずはそこをご指摘頂きました。
私の話なんか聞きゃしないので、先生の端的なご指摘は本当にありがたいです。
部活の話、現状の話、先日の新人戦の話、日舞のお浚い会の話。

学校終わりで制服のまま会津若松へとドライブ。
お盆もお彼岸も行けなかったので、11月13日の母の命日に合わせてのお墓参りです。
仕事が佳境だったので体力的に不安。ちょっと迷ったのですが息子の提案と強い希望で。
会津大好きだからね〜(笑)
16時に学校を出て東北道をひた走り到着は19時。もうすっかり日が暮れています。

今回いつも泊まるホテルが週末で予約ができなかったので初「東山温泉」です。
お食事は温泉街の老舗食堂「卯之家」さんへ行ってきました。
会津はソースカツ丼が有名なの。


息子は名物のソースカツ丼とラーメンのセット。山葵で食す桜肉付き。
桜肉ってなに?という問いに説明すると「えっ!?」と言いながらも食べてみてました。
以前だったら絶対食べなかったもんねぇ。やっぱり少しずつ大人になってんのかな。


姉と私はソースカツ丼のみ。ご飯少なめ。


これが!母の作ってくれていたソースカツ丼に味が似ていて姉とびっくり!
母は品川出身なのですが、もともとのルーツが会津なのでカツ丼といえばソースカツ丼。
初めて外のお蕎麦屋さんでカツ丼を頼んだとき、母に「うちのとは違うのよ。卵でとじてあ
るの。」と言われて驚いたことを思い出しました。小学生の私。

以前、親戚に紹介されて行った会津の町中のソースカツ丼は母の作ってくれたものとは似て
非なるものだったのでがっかりしてたんだけど。
母のカツ丼のルーツは東山温泉にあり!だったんだね(笑)

夜のとばりが降りた温泉街を散策し、シンシンと冷えた夜空を仰ぎながらホテルに帰る。温泉にゆっくりと入って三人で川の字に敷かれたお布団で眠った初東山の夜でした。


2016年11月17日木曜日

no.1004 siogama-shirine

宮城県塩竈市にある志波彦神社/鹽竈神社。陸奥国の一宮。
ここも仙台からはJR仙石線か東北本線を使って行くのでちょっと時間がかかるため、訪れる
のは初めてです。
塩釜駅からタクシーで正面に着けてもらうと...。


この202段の階段が..!マジで...(涙)
ジムに行っている私は普通の階段などはあまりツラくないのですがここの階段はキツかった〜。
段が少し斜めになっていて均一じゃなくて、ひとつひとつの段が狭め。
昔の人の歩幅に合わせてるのかなぁ。途中で二回お休みして登りました。

鹽竈神社。御紋は塩釜桜だそうです。春はまた素敵でしょうね。ご祭神は塩土老翁神。
神社の来歴は詳しくわからないんだそうです。ということは相当古いんですね。
海と塩の神様。海の側だからかものすごく風通しがいい感じ。滞るものがまったくない。


境内の文化灯籠。伊達9代藩主周宗公の寄進だとか。ふむふむ。


宝物館などを見たあと(これがちょっと鄙びてて良かった!歴史好きの息子がこんな小さな
博物館の学芸員になってお勤めしたら...なんて想像しちゃったりして 笑)裏参道で駅に向か
います。行きは東北本線だったので帰りは仙石線にトライ。

参道途中で日向ぼっこする猫ちゃん発見!


可愛いね。近づいても逃げもせず淡々と。ポカポカ。風が強いけど。

駅に向かう途中で趣のある建物を見つけました。丹六園。土地の「志ほがま」という銘菓を
扱っているお店です。陶磁器も売っていて。なかには値段の付いていない古いものもあり。
時間があったらゆっくり見たかったなぁ。また今度、プライベートで来た時に。


これがその銘菓「志ほがま」
お味はほんのりと甘く、ちょっぴり麩菓子な感じ...かな。


うちへのお土産に右端のくるみ入りの「志ほがま」をひとつ購入しました。
お煎茶と志ほがまでゆうるりとした晩秋の午後のひととき。いいですね!


no.1003 sendai

仙台。初日の夜は皆さまと「夢や」へ。


最近はいつも「近藤商店」というここの暖簾わけのお店に行ってしまうので、本当にひさし
ぶりの「夢や」。
Ayuちゃんのファースト・アリーナ・ツアーでの仙台はここで打ち上げでした。
もう17年くらい前。30代後半だったんだぁ、あたし。忙しくてあんまり記憶がない(笑)

バーサ(笑)いやいや「サバ」の塩焼き。
業界の人って逆さ言葉にするって今でも思ってる人がいるけど、もう今やそんなの逆に時代
遅れだから。サカアカで合わせ打ち。
ちなみに私は逆さ言葉、瞬時に理解できます。業界長いからね(笑)

鯖。めちゃくちゃ美味しかったです!おっきー!


牛タン焼き。私、最早食べれません。肉々し過ぎて。写真だけ〜。


蔵王チーズ!
夢やで初めて食べたんだった。前の事務所でソニーのアーティストのマネージメントをして
た時に。感動したなぁ。美味しくて。その頃は仙台三越でしか買えなくて。
いまは駅のお土産コーナーでも売ってるから便利だよね〜。


この後はスタッフ打ち上げに乱入したディープな仙台の夜でした(笑)