2016年3月31日木曜日

no.913 sakura moon night

お豆腐料理の「奥丹」を出てから。


ゆったりとした坂を下り祇園へと向かいます。美しい藍色が徐々に深まりいく春の夜空。


途中、円山公園の有名な夜桜のライトアップを拝見しながらの夜のお散歩です。


「清水へ祇園をよぎる桜月夜 今宵会う人みな美しき」
 与謝野晶子が短歌にうたった夜はちょうど今の季節。そしてきっとこんな静かな穏やかな晩。


北野をどりの次は、都をどりなんですねぇ。華やかで艶やかな京都の春!


夜になると少し厚手の上着が欲しくなるくらい寒い。
でも、まだまだ長い期間桜を楽しめそうで、なんだか嬉しくなりますね!


2016年3月28日月曜日

n0.912 around yasaka-shrine

三十三間堂から。


咲き誇る桜や、京の町家を見ながらゆるゆると八坂の塔までお散歩し。


二年坂近辺にある予約していたお豆腐料理の老舗「奥丹」へと向かいました。


なんと380年の歴史があるお店。380年って。それってどんだけ〜?
お部屋はお庭の桜をのぞむお二階の個室に通してくれました。
ちょっとぉ〜。13歳にはもったいないんじゃな〜い?って言ったら「桜をバックにお写真
でもお撮りしましょうか?」なんて息子が言ってきて(笑)


まずは胡麻豆腐。とろろ汁に木の芽和えの田楽。


選んだコースは「昔どうふ一通り」
純古代作りの固めのお豆腐の湯豆腐コースです。お野菜の天ぷらつき。精進料理なので息子、
大絶賛(笑)


お食事の途中で日が暮れてきました。
三部咲きのお庭の桜がライトアップされています。美しい夕暮れ。
なんと贅沢な一日の終わり。


ちょっとおまけに、お部屋にあったコート掛けを!


なんなの!?この意匠!ほんとに何から何まで素敵なんだけど。これだから京都は。


no.911 kami-sichiken kitano-odori

上七軒の歌舞練場で「北野をどり」が開かれています。
京都大学を出たその足で13時30分からの午後の部に行ってきました。
12時30分からお薄とお菓子のご接待があるのでちょっと早めに到着。


使いこまれた柱と廊下がとってもいい味を出していて。
床の下に池が掘られていて、そこには涼しげに鯉が泳いでいたりします。


外国のお客様も多く、お席はほぼ満席。
写真撮影は禁止なので、残念ですが艶やかな踊りの数々は撮れませんでした。


立方と呼ばれる芸妓さん、舞妓さん、地方と呼ばれるお三味などの伴奏の方々が現れると、
昔の芝居小屋はさもありなんといった雰囲気が彷彿としてきます。
お写真をパンフレットから拝借。皆様、黒のお召し物なのにとても華やかでしょう?
尾形光琳の衣装比べで黒のお召し物が群を抜いて際立っていたというお話も納得できますね。


息子はもう真剣そのものの顔つきで見入っていました。
うちの家系にはこういうことに傾倒した人はいないんだけどねぇ。
どういう巡り合わせで芸事に興味を持つようになったんでしょう。
最後のフィナーレ「上七軒夜曲」が終わり、なんだか名残惜しいような気持ちで外に出ると。


雨はすっかり上がって、青い空がのぞいていました。
さて。これからまだ息子が行ったことのない三十三間堂でも行ってみますか。


no.910 kyoto

今朝の京都は不思議なお天気。
快晴!かと思えば、いきなり黒い雲が広がって強い雨が降ってきたりして。
そんな中、朝から息子と今出川近辺にお散歩に出ました。

ふらっと入った住宅街にある小さなお寺の枝垂れ桜。
昨日まで一部咲きだったのが、次々と花が開花して美しいピンクのグラデーションを見せて
くれています。


息子が見たがった京都大学。山中教授のファンなので。


シンボルマークのクスノキ。正門前にそびえる時計塔の前にマークの図案の元になった楠の
大樹が繁っています。二代目。


数々の伝説を残した人々が集ったキャンパスの桜。


今週末には満開ですね!
京都はこれから一年で最も美しい季節、春本番を迎えます。


no.909 lunch at maru-no-uchi

息子の学校で何を間違えたか広報役員をやっていた私。
土日の行事がほとんど参加できずに色々な方にご迷惑をおかけしましたが、やっとほぼ終了
〜!やった〜!お・わ・り〜♡
1組で本当にお世話になった学年委員のお母様たちお二人と、日曜日の丸の内へランチに行
ってきましたぁ!
東京駅丸の内南口でお待ち合わせ。いつ見てもカスタードパイの中身みたいに綺麗な装飾。


駅から徒歩1分のブラッセリー「ヴィロン」はバゲットが有名で食べ放題なんだって!
ご一緒したお母様が予約してくださいました!


まずは季節柄、白アスパラのスープなどでスタート。
バケットと発酵バターの最高峰「エシレバターさま」と共に(笑)


そして三種類のメインのチョイスに迷ったら各々違うものを頼んでシェアするぞ〜!
あぁ。し・あ・わ・せ♡


お話はとどまることを知らず。なんとデザートも頂きながらのまさかの4時間。
これは…ほとんどガールズトークだな(笑)
お隣のKITTEにはなんと本物の桜のディスプレイ!


まだまだ外は寒いけれど、春はもうほんとにそこまで来てるんですねぇ。
あっという間の一年間。
お二人がいらしてくれたから、ちょっとイヤな想いをしながらも何とか1年間頑張れました。
本当に本当にありがとうございました!

そして…。なんとわたしはこの日、息子と東京駅で待ち合わせ春の京都へ。
20時過ぎに到着した京都は雨でした。
お夕食はホテル近くのお蕎麦屋さん「よしむら」へ。


「よしむら」はもともと嵐山にあるお蕎麦屋さんのようですね。
私は大好きな田舎蕎麦とグラスワイン。
息子は二八そばと蕎麦屋のコロッケとだし巻き卵と野菜天ぷら。
本格的に仕事が入る前の心温まるテンコ盛りの一日が、冷たい雨とともにゆっくり終わって
いきました。


2016年3月23日水曜日

no.908 that i think after reading

人間に許されている食べ物は、穀物、果物、木の実、海藻、総じて植物のみ。
30代の半ば頃、大本教に関する書物を読んで私がすごくショックを受けたセンテンス。
四つ足は食べない。なぜならば私たち人間と彼らは霊性が近いから。
それから7年間食べなかった。肉類を。
そして生まれ変わり。信じる人と信じない人。私はなんの疑問もなく信じてる。死後の生。

イギリスにいた時、本当に普通にベジタリアンの存在が身近にあって。
それは個々の思考と嗜好の問題だからね。
選ぶ服が違うように違う感性の人達がお互いを何気なく受け入れている社会の在り方が、
私にはたいそう居心地が良かったの。


東大教授で臨床医の矢作直樹氏の著作を最近また読み出しているところ。
身体は神様からの借り物。霊としての我々はすべて繋がっている。自分の体内に入れるもの
はすべて波動を持ち、それが自分の細胞をひいては人生をかたちづくる。
それは口から発する言葉もおなじこと。
子どもを妊娠してまた肉類を少しずつ食するようになってから、前ほどではないにしてもね、
いまは普通に焼肉なども食べたりしていて。
でもここ数日、もういいかなぁ。もういいのかもねって気持ちになってるんだなぁ。

いろんなことがシフトしていっているここ数年。
わたし自身も、もう次の段階にいく時が来てるのかもしれない。
今まで失うことが考えられなかった物ごと、ひと、持ちものやこだわっていた出来事。
手放していく時期(とき)が来たのかなぁ。
実が熟してポロリと皮がとれるみたいに、なんだか皮膚を覆っていた薄物がスルリとはがれ
ていくようなそんな感じがしています。
あのね。それは自然な感じで。決して心残りや情なんかが絡むウェットな形じゃなくてね。

どうにもまとまらない文章ですね(笑) まぁ、そんなこんなの読後感です。


no.907 kibi-dango

岡山に行ってきたからと息子のお友達が「吉備団子」をお土産に買ってきてくれました。
これの!パッケージが!可愛いの!

昭和21年創業、山方永寿堂のきびだんご。吉備団子一筋60数年。


桃のパッケージを開くと、ちょうど桃をパッカーンされた桃太郎が出てきて。
お団子はひとつひとつ、桃太郎や雉、鬼や猿や犬に包まれていています。
いやぁ〜。このイラスト秀逸。


箱の横にも登場人物がラインナップ(笑)
主役の桃太郎。


青鬼と赤鬼。なんか..ぜんぜん怖くないし(笑)


雉、猿、犬のトリオ!可愛くなぁ〜い?


あまりの可愛さにちょっとネットで調べたら、岡山の「COCHAE」というデザイナーユニット
の作品だった。

あなどれず。岡山。


2016年3月19日土曜日

no.906 kitano odori

息子が「京都で見たいものがある」と言ってきたのを真に受けて、今月末のわたしとお休み
が合う日程で京都行きを決め、すぐにホテルや新幹線などを押さえに入った私。
こういった作業はもうかなり迅速。ほら、あたしコーディネイターですから(笑)

「月末の京都行きさぁ〜。」と話をふった私に、きょとんとした目で「えっ。なんのこと?」
と聞き返す息子。
「行きたいって言ってたじゃない。27日の夜から行くからね。」と言うと、「えっ!ママ
と行くの!?」
あたしじゃなかったら誰と行くんだよ(苦笑)

結局、私と行くのはかなりイヤらしく最後は渋々の承諾。アンタが行きたいって言ったから
ブックしたのに。ムカつくわぁ。
それでも私がサイトを検索して「あっ。北野をどり、やってるよぉ〜。舞子さんや芸者さん、
お三味線の方達も参加してて豪華だねぇ。28日の昼の部に空きがあるよ!お菓子付き!」
と言うと、打って変わってもうノリノリ。
「これ、見たかったんだ〜。都おどりとどう違うの?」
知らないよ。京都人じゃないんだから。
で、ふたりして北野をどりも見に行くことに。


素敵ですね!関東とは文化の質が違うから、時間の流れもゆっくりしてて。
お座敷遊びなんて、たぶん一生のうちに自分主導で経験することはないだろうから、こうい
ったイベントで美しい日本の文化に触れるのはとっても貴重なことかも。
ちょうど桜の時期だしね。円山公園の夜桜のライトアップもあるし。そうだ!南禅寺でお豆
腐料理か嵯峨野に精進料理、食べに行こうよぉ〜!と京都話で盛り上がる盛り上がる。

「それで…。もともとアンタは京都で何が見たかったんだっけ?」とあたしが聞くと、息子
「鞍馬寺!!」と即答。

なんで?鞍馬寺??そこには一体なにがあるの?(笑)


2016年3月17日木曜日

no.905 blues alley japan

昨晩は、浜崎バンドの若手キーボーディスト宮崎さんが参加するバンド「SPICY KICKIN'」
のライブを見に打ち合わせの後またもや目黒のブルースアレイに。
ここのところライブづいてるなぁ。連チャンです。
お腹を空かせての入店だったのでオードブルやら何やらを。
それと前回に引き続きグレンリベット18年のソーダ割り。最近の定番。


フォーリズム&フューチャリング/パーカッショニスト斉藤ノブさん。
たぶんリーダーのベース坂本竜太さんと私達は世代が近いので、楽曲のアプローチやらフレ
ーズやらに思わず微笑んでしまうこと多々。ご機嫌なクロスオーバーワールドでした。


終演後、楽屋へご挨拶に。
斉藤ノブさん。私が信吾さんのマネージャーをやらせて頂く前からのお付き合い。
まだ若かった私は相当なご迷惑をおかけしつつ、ほんとうに色々なことを教わりました。


ここ数年、FNSやa-nationなどでお見かけはしていたのですが、たぶん私のことは覚えていて
下さらないだろうとの思いからお声かけもせず。
一緒に行ったコーラスの由香ちゃん(由香ちゃんは以前ノブさんプロデュースのバンドにい
らしたので)と共に、今回は勇気を出してとうとうご挨拶に伺いました。
宮崎さんのお声掛け「浜崎バンドのコーディネイションをしている云々…。」に「斉藤です。
はじめまして!」と仰ったので「信吾さんのマネージャーだった小林です。」とお答えする
と、「うわっ!小林結美!!」まさかのフルネーム(笑)

ステージ上での変わらないキレッキレッのパフォーマンスとそのオーラ、そしてお元気そう
でお幸せそうなそのお姿を拝見して、ノブさん、わたし本当に嬉しかったです。
覚えていて下さったことに。いろいろ教えて下さったことに。そしてちょっと停滞している
最近のわたしにパワーを与えてくださったことに。心からの感謝を♡

ステージがはねた後、お友達の浦上君、そして由香ちゃんと三人で、先日行った霞町のシガ
ーバー「COHIBA ATMOSPHERE」へ。あれやこれやと話は尽きずになんと三時間!?


行き詰まることもあるけど。先が見えない不安もあるけど。春の乾燥で肌がカピカピだけど。
あたし、大丈夫な気がしてきた!


2016年3月15日火曜日

no.904 one rainy day

昨日は雨がひどく降る寒い一日でしたね。
そんな雨のなか、池尻大橋にあるスタジオフォームにてお仕事。


長いお知り合いのミュージシャンの方達とのお仕事は和みますね。
ドラムの阿部さんのジョーク連発や、義男君の澱みのないトークで大爆笑の連打(笑)
ブースの中は和気あいあいです。
つられてこちらのコントロールルームも笑いの嵐。


お隣のスタジオには小室さんとつんくさん。何かのコラボレーションらしいです。
なのでスタジオはすごい人口密度。
そして今日のエンジニアは昔事務所が一緒だった森本さん。最早大御所です。
彼が19歳くらいから知っているから森本君って言ったほうが馴染みやすいなぁ(笑)
息子さんが東京芸大に現役で一発合格されたと聞いてみんなからの祝福コール!すご〜い!
大学併設の中高一貫校に通っていらしたのでそのまま推薦で大学への道は決まっていたのに、
自分で行きたい方向を決めて、それならここ!と決めた学科に立ち向かい、1年間の猛勉強
で勝ち取った合格なんだって〜。
もう帰ってから息子に渾々と話しちゃいましたよぉ。最近たるんでるから。

朝から何も食べていなかったので、中休みに入った夕方にはちょっとエネルギー切れに。
池尻辺りのお店はランチ後にお休みするお店が多いので選択肢が少ない。
トンカツとかぁ、中華とかぁ、食べたくないし。と思っていたらタイフード屋さんを発見!
寒かったので温かいヌードル系を頼みました。


夜に自宅に戻ってからまさかの発熱!
体調悪かったんだなぁ。冷たい雨だったしね。そして何より、ほら。心労もあるのですよ。
人には言えない(涙)



no.903 meeting at izumi garden-tower

六本木一丁目。泉ガーデンタワー。打ち合わせ。
24階のエレベーターホールで待ち合わせ。
こんな高い場所にオフィスがあるのって、なんだか文字通り地に足が着かない感じ。
人間は歩く速度、そして2階までの高さにしか順応し得ないってどこかで聞いたことがある
けどねぇ。


では車や新幹線、飛行機の速度は?ニューヨークやドバイの、あの超絶高い建物の高さは?
利便性を追求するあまり、等身大の生活からかけ離れた人生が結局人間自体を壊していって
しまうのかもしれないね。
土。空気。川。海。山。風。雨。空。星。太陽。緑。花。虫。動物。月。雪。
高層の建物から風景を見ているのは本当に自分なのかどうかも時々わからなくなるな。

打ち合わせは先方の体調不良でまたもやキャンセル。しかも打ち合わせの20分前に。
社会人として考えられない常識。わたしの働いてる世界は、こんなレベルなんだな。所詮。
別の意味でまことにショッキングなミーティングでした。
代行の方と1時間ほど打ち合わせをした後、東京ミッドタウンのセレクトショップでお友達
が働き出したと連絡をもらっていたので帰りにちょっと寄ってみました。
トップスとスカートを1点ずつ購入し、その時は少し気持ちも晴れましたが長続きせず(笑)

泉ガーデンタワーの1階にはベーカリーの「PAUL」が入っています。
電車で行った時には必ずあれやこれやと買って帰るの。
で、翌日の朝食はこんな感じ。


美味しいパンと有塩バター、オーガニックオリーブオイルとコーヒーがあれば、他には何に
もいらないんだなぁ。わたしは。


2016年3月10日木曜日

no.902 shimokitazawa garden

昨日は急に気温が下がって冬の雨。
まだ何となく春の気配を感じる三寒四温とまではいかず、温度が下がるとすっかり冬の気候
に逆戻りになりますね。寒い。

そんな冷たい雨の中、下北沢のライブハウス「Graden」にて知り合いの参加しているバンド、
THE THRILLの25周年記念ライブにご招待頂き出かけて来ました。
ライブ前に早めのお夕食。
ここ数日ちょっと体調を崩していたので(ここのところねぇ。なんなの?やっぱり微妙なお
年頃? 笑)パワーチャージをするためにガッツリと焼肉!お高いところを量少なめで。


THE THRILL。10名のブラスセクションと5名のリズムセクションからなるビッグバンド形
式のかっこいいロックンロールバンド。もう結成して25周年になるんだね。
オリジナルから少しずつのメンバーチェンジを繰り返し。でも、キメキメの出で立ちなのに
演奏中のそれぞれのゆる〜いリラックス感は相変わらず。大人の余裕でいい感じ(笑)


SAXの小山君とは、もうかれこそ30年くらいのお付き合い。角松さんの所のギタリスト、
英俊君と一緒に、昔、クロスオーバーなバンドをやってたの。実は。
2011年の浜崎さんのツアー「Power Of Music」では、急きょ、4名のブラスセクション
の参加がマストになり、本当にすごい無理を言って小山君、トランペットの平田さん、そし
て元THRILLのトロンボーンのSASUKEさんにお願いしました。
同じくペットの暁ちゃんにも参加してもらいたかったんだけど急でスケジュールがまったく
合わずに断念。
一緒に廻ったアコスティックなあのツアー、本当に楽しい思い出です。
ストリングスも12名いた上に、変更につぐ変更でほんとに大変だったけどね〜。
音楽的に素晴らしかった。

THE THRILLの以前の映像をひとつ。


かっこいいでしょ?


2016年3月9日水曜日

no.901 asakusa iida-ya

雨模様の先週の日曜日。
息子の藤娘用の伊達〆やら腰紐やらを買い求めに、浅草仲見世の飯田屋さんに出かけました。
ひさびさの浅草、仲見世通り。すごいひとっ!


外国の方も多かった〜。銀座に行った時も思ったけど、ほんとに海外からのお客様が最近は
多いのね。言葉だけ聞いていると日本じゃないみたいです。

飯田屋さん。お店先はこういったお土産物や和物の小間物を扱っていますが、奥は日舞用の
小物類がずらり!
お面も近頃はプラスチックの物だけじゃなく和紙を使った古風な感じもあるのね。好きかも。


飯田屋さんの店員さんは、皆さん、踊りの心得のある方ばかり。
全然細かいことが分かってない私たちに変わって、ああでもない、こうでもないと心を砕い
てくださいました。
息子が踊ると聞いて、奥から日舞の雑誌を出してきて、玉三郎さんの藤娘はこう、梅幸さん
の藤娘はこう、と詳しく解説までしてくれて。
息子に「お会でお写真撮ったら持って来て見せてー!お店に飾るから!」なんて言ってくだ
さって。息子は大照れ(笑)

お昼は息子のリクエストで手打ち蕎麦。この子、蕎麦湯が大好きなんです。小さい時から。


食後のデザートは姉のリクエストで老舗の喫茶店「鉢の木」の名物、三社あんみつ。


浅草へは小さい頃から何度も連れてきてたんだけど、やっぱり大きくなっていろんなことが
わかってからは感じ方が違うのかな。
浅草がいたく気に入った息子。今度はひとりで来たいんだって。