2014年12月31日水曜日

no.726 carpe diem

2014年の大晦日。
今年は紅白のあのバタバタ感がないので、ゆっくりと1年を振り返る時間がとれる朝です。
スタートは夕方からなので、ホテルのチェックアウト後をどうしようか考えていましたが、
元旦の朝から息子は塾だし、帰ってもお風呂に入ってベッドで眠るだけだし…。
ということで、あともう一泊ステイすることに決めました。

先日Facebookでお友達になった方が、昨晩、フィード上で比較的長文の個人の心境吐露にも
近い文章を載せていて。
最近別れを経験してお辛い時期にあるのはわかっていましたが、まだあまり親しい関係でも
ない私がいきなりコメントするのもなぁ…なんて思い。
でも、思いまどっている姿に、齢(よわい)半世紀(!?)を生きたわたくしが、そんなに
人生、悲観したもんでもないよぉ、なんて言ってあげたくなり。
結局、文章は誤解を生みやすいので思いとどまりましたが。


お昼に青山のホテル界隈をお散歩していて雑貨店に入り、ふと目にとまったもの。
Carpe diem(カルペ・ディエム)と印字されたペンダントヘッド。
これはラテン語で「その日を摘め」という意味で英語ではSeize the dayとなります。
意訳すると「いまを生きろ」ということ。
ソクラティスだったっけ?なんて思いましたが、あとで調べたらホラティウスというローマ
の詩人の言葉。そこんところ、かなりいい加減(笑)

あぁ、私が彼に言ってあげたかったのはこれだったんだなぁ...なんて、偶然の発見に、ひとり
微笑んでしまいました。
いまを生きる。
私なら、そこに「ポジティブに」という一語を加える。

乗り越えられない壁なんてないよ。
あなたはきっと大丈夫。


2014年12月30日火曜日

no.725 don't disturb

昨日から大晦日まで青山のホテル住まい。

息子のこと。明日の連絡。衣装のトラブル。自分の体調。メンバーの体調。変更。
請求先。周りの人達と歩調を合わせること。メール。資料の取り寄せ。振込み。
リストアップ。根回し。お休みの人の分のカバー。来年のスケジュール。


ひとりになりたくて、静かな公園をぬけて夜の街を歩いてホテルまで帰ってみた。

dont' disturb.
cause I'd like to recognize who I am.


2014年12月27日土曜日

no.724 makuhari messe

年末。バタバタと忙しい日々が過ぎて行く。
昨日と一昨日は、ここ幕張メッセ。
Music Station Super Live。
もう何年もここでクリスマスや年末を迎えています。


来春、息子はここで受験するんだなぁ...なんて思ったら、感慨深い晴れた冬の日になりました。
にっこり笑いながら人生初の受験を楽しく乗り切ってくれますように。

さぁ。明日からはいよいよ代々木だぁ。


2014年12月25日木曜日

no.723 happy merry christmas ♡

昨晩、通しリハーサル無事終了!

リハーサル後にお衣装のフィッティング。そして恒例のクリスマスパーティー♡
ご本人手作りのビーフシチューやおにぎりが全員に振る舞われ、今年はピンク色の可愛らしい
ケーキもお目見えです。
よりアットホームな雰囲気のなかで最終リハーサルが終わりました。
さて、次は本番日の代々木!


実は、今回はちょっとした心労が重なり、わたし的には少し辛いリハーサルの日々でした。
仕事をしていると…と言うより、生きていると…か。いろんなことがあるよね。
「わたしは大丈夫。だってわたし強いから。どんなことがあってもたぶん絶対大丈夫。」
そういう思いが、何故だか子供のころから私にはある。

だから…かみさま。
いま傷ついている人が、どうか少しでも早く、辛いこの時期を乗り越えられますように。
抱えられない分は、持ちきれない重さは、何があっても大丈夫な私が引き受けますから。

happy merry christmas ! すべての人に心穏やかなクリスマスを。


2014年12月23日火曜日

no.722 a gift

本日より羽田にあるスタジオで通しリハーサル。

ご本人からの差し入れ。


昨日のスタジオでも。
MANSEIのサンドイッチはクリスマスバージョン♡


こういったお心遣い。こころが和む〜!

ちょっとしたお持たせや公演時の差し入れ。
わたしも常に心がけていますが、TPOを考えてお食事ものにするのか軽食にするのか和菓子
にするのか洋菓子にするのか。
あとは数が多い方がいいのか少量の方がいいのか。

ちょうどよいタイミングで、ちょうどよいお品を、ちょうどよい量で。

これが結構むずかしいんだよね。


2014年12月21日日曜日

no.721 at shibaura

芝浦「水のある風景」

薄く鈍色(にびいろ)がかった空が美しいですね。
くっきりと晴れた快晴の青い空も素敵だけれど、冬の、いまにも雪が降り出しそうな灰色の
グラデーションの空が、わたしは子どもの頃から好きでした。
あぁ綺麗だな、と思うのは、いつもこういう影のある空。

所属しているプロジェクトがよく使うリハーサル・スタジオがあるので、芝浦へはここ10
数年本当によく通っています。
あの3・11の時も、ここで、このメンバーで。


思い起こせば「芝浦インクスティック」の時代から、私にとっては縁のある場所。
EMIのレコーディング・スタジオ。
TV Tokyoの湾岸スタジオ。
スマイル・ガレージ。

水の流れは変わらないのに、気づかぬ間にすべては遠くへ過ぎ去って。
シフトしてゆくこと。
想い出や情、ともに過ごした時間、分かち合った痛みや喜び。

名残惜しいけれど、そうしなければ誰も前へは進めないんだってこと。


2014年12月19日金曜日

no.720 my cats in this morning

今朝のうちの猫たち。

おじゃると。





ぴっち。



どっちも命名は息子です。

傍らで猫がのんびりしててくれると、忙しい朝もなんだか和みますね〜♡


2014年12月18日木曜日

no.719 one day

とあるリハーサルの日。


この方とは、もう20年以上のお付き合い。


演奏中、わざわざ目の前までソロを弾きにいらっしゃいます。


おそれ入ります(笑)


2014年12月17日水曜日

no.718 pot-au-feu

さむ〜い。風もつよいから余計に体感温度が低く感じます。

昨日のうちのお夕食はビーフシチューとブラウンブレッド。
そして今日のお昼はポトフとブラウンブレッド。
なかの具ほとんど一緒(笑)
でも寒いと毎日温かいものを食べたくなりますよね。お鍋もい〜なぁ。


ポトフってフランス語なのね。
英語だとpot on fire 。火で煮込んだお料理ってことか。
野菜とソーセージ、お肉をブイヨンで煮込むだけ。かんた〜ん♡

今日は珍しくリハーサルのスタートが16時からだったので、ポトフのお昼を食べてから
入試の願書を5校分書き終えました。
学校によって年号表記が西暦だったり平成だったり、何度も何度も住所を書かなきゃいけ
なかったり、写真が二枚だったり一枚だったり。
やってみたら結構たいへんな作業でした(汗)

一番の難関校が一番シンプルでわかりやすかった。
結局、そういうことなんだよなぁ。
ほんとうに大切なことがわかっている人は、とてもシンプルだってこと。


2014年12月15日月曜日

no.717 the happy chance to meet you

空気がキンキンと冷えてきましたね!
冬の到来。
寒くて何をするのも億劫になる時もあるけど、わたしは比較的この時期が好き。

3月に個人的なお披露目ライブのお手伝いをすることになって、アコスティック編成が入れて
お食事もできるスペースを探していたところ、ある高円寺のライブカフェを紹介され。
高円寺在住で、私と同じ職種の旧知の岩本くんにお願いして、先日一緒にそのライブハウスの
スペースを観に行ってきました。
その日に出演する方の情報をネットで調べたら、よくお仕事をお願いするヴァイオリンのMIKI
ちゃんがユニットを組んでいる方だとわかり、彼女もお誘いしての夜の高円寺。

三人で訪れたところ、なんとドラムの方が!息子が塾で算数を教えて頂いている先生!
ミュージシャンでいらっしゃるのは聞いていましたがドラマーだとは知らず…。
これマジなの(笑)?
ギター/ドラム/サックスのトリオ。
アンビエントな世界観のインプロヴィゼーション。
こんな場所でこのメンバーでこんな世界に浸れるとは♡


驚きの出会いのあと、あんまりびっくりしてお腹が空いたので、岩本くんご推薦の九州発の鶏
料理屋さんで三人でご飯。


歳の離れたレアなメンバーで(笑)記念の一枚。
明太子の天ぷら、鳥鍋、美味しかったな〜。中央線沿線はだから好き〜!

出会った方々とFacebookでお友達になってiPhoneをオンラインしていたちょうどその時。
20年ぶりに、音信不通だった(あちらにしたら「私」が音信不通なのですが)、リオに在住
していたボサノヴァのミュージシャンの知り合いからもお友達申請が届き...!

サプライジング・デイ♡


2014年12月12日金曜日

no.716 shintaro nakaoka

Facebookを見ていたら、お知り合いの方がいま高知にいらしてて、龍馬の銅像をタイムライン
に載せているのを見つけました。
かたわらには、武市半平太と中岡慎太郎。

4年生の夏に、息子と龍馬を訪ねて京都と高知を旅したことを思い出します。
その時に中岡慎太郎の生地、北川村も訪れたんだった。


貧しい村の金銭源にと慎太郎が栽培を推奨した「ゆず」の産地。
慎太郎の生家は、代々、この土地の庄屋だったからね。
北川村は、山間の本当にのどかな村で、深い緑色をたたえた奈半利川が流れ。
やんちゃな慎太郎が皆が止めるのも聞かず、川めがけて飛び込んだという20mもの巻ノ淵という
絶壁がいまも変わらずにそそり立ち。

ここで生まれ、ここで学び、ここで遊び、ここで人となり。

派手な龍馬にくらべて、慎太郎は影の部分を受け持った感がありますが、実は維新の本当の
功労者は彼であったとも言われていて。
30歳になるかならないかで京都で命を落とす運命。

この写真はね。
かたわらには芸者さんがいたらしく、慎太郎が頬杖をついているのは実はその芸者さんの腕
だったようで、それでこの時代には珍しい自然な微笑みを浮かべた写真が撮れたらしい。


短かった彼の人生が、こころ豊かな、喜びと達成感に満ちたものであったことを。
この写真を見る度にそんなことを思います。
本気で日本という国のことを想い、命をかけて人生を駆け抜けた人たち。
この人達がいてくれたからこそ、いまの私たちがある。

そうだ。わたしも選挙に行かなくちゃ(笑)


2014年12月11日木曜日

no.715 favorite things

ほんとうは…。
ランドローバーのディフェンダーっていう車に乗ってみたかった。
マニュアル。車体がでかい。エコじゃない。ガソリン代が高くつく。
イマドキの車とは到底言えないやつ(笑)


あれは20代の頃の真夏。通っていたジムに向かって恵比寿の街を歩いていたとき。
カーキ色のオープンタイプの古いジープにふいっと追い越されました。
運転していたのは、髪をひとつに結んで白いTシャツを来た華奢な女性。
陽に焼けた肌につけたアクセサリーは、金のか細いブレスレットだけ。
すごくかっこ良かったんだ。これが。
この映像が私の理想の女性像の原風景かもしれない。

昨日、何年ぶりかで久しぶりにAVIREXのカーキ色のパーカーを着て仕事に行きました。
何年か前まで普通に着ていたのに、鏡に映った自分の姿がなんか汚らしい(苦笑)
今日の体調のせいなのか、太陽光の光のせいなのか。
いろいろ考えたんだけど、結局たどりついた答えは「私が似合わなくなったんだ」ってこと。

以前好きでよくつけていたアンティーク、24金のムーブメントのレディースROLEXも、買値
の5分の1の値段で、先日、骨董屋さんにおろしてしまいました。
理由は、もうゴールドのアクセサリーをつけないから。
ピアスもブレスレットもネックレスも「金色」はもう全くと言っていいほどつけない。
自分の肌の色に合わなくなってしまったから。

その時、その時の自分に心地よいもの。似合うもの。好きなもの。
刻々と変化していくんだね。
そして、自分の心持ちも。


2014年12月7日日曜日

no.714 beautiful morning

今日は最後の首都圏模試。
朝早く、清澄庭園脇の中村中学に息子を送って来ました。

清澄庭園は今までちゃんと訪れたことがなく外側から観るだけでしたが、素敵な場所。
朝陽に輝く黄葉が本当に綺麗でした。

車を止めた場所までひとりで歩く。朝のお散歩。


清澄庭園。調べたら、元々は紀伊国屋文左衛門の邸宅跡と言われているのだとか。
二年前、紀の国「和歌山」に南方熊楠を調べに行ったし、息子のお稽古のかっぽれの歌詞に
「あれは紀の国、みかん舟じゃぇ〜。」の歌詞も出て来るし。
なんだか親近感わいちゃうなぁ。

お昼からは芝浦でリハーサル。
仕事の前、深呼吸でリフレッシュした美しい朝です。


2014年12月6日土曜日

no.713 spinach & cheese curry

昨日の午後、受験のお写真用の白いワイシャツとVネックの紺のセーターを買いに、ひとりで
ショッピングモールへと向かいました。
身体に厚みのある息子は、いまや男物のMを着ます。
またすぐ大きくなるので、できるだけ見栄えが良くてお安いものを探し...。
結局ユニクロ(笑)
もうすっかり雰囲気は大人の男の人だね。すこし寂しいよ、ママは。

お腹が空いてしまったので、珍しくインディアンレストランへ。
焼いたチーズをトッピングしたほうれん草のカレー。これ好きなんだぁ〜。


ひとりで食事をし。
ひとりで旅行をし。
ひとりで人生の何もかもを決定し。
可愛げのない女だと思うけどね。まぁ性分なんで仕方がない。

一昨日、仕事先で、いままで何の故障もなかった愛車の初めてのトラブル。
高速の降り口と交差点でエンストしても全く動じてない自分がいて。
順次、仕事先への連絡、ディーラーへの連絡、近場のトヨタをネットで調べて車を持ち込み、
合わせてレンタカーの手配をしてスタジオへ戻り、何事もなかったかのように仕事。

そう言えば、息子が小さい時に言ってたな。ママはいつも迷わないねって。
より良い結果を導き出すために、ピックアップすべきものと捨てて行くべきもの。
この類の判断には余計な感情が入らないタイプかも。

可愛げは…まったくない(笑)


2014年12月4日木曜日

no.712 countdown live 2014〜2015

カウントダウン用リハーサル。


すでに始まってます…。怒濤の年末。

no.711 late in autumn

幼稚園の頃、自然が豊かだった武蔵野の地に住んでいました。

春風がそよぐ庭で、池の赤い金魚たちの上に桜の花びらが舞い。
夏の夕方には近くの小川に蛍。
紅葉した秋の雑木林でどんぐりを拾ったこと。
冬には畑に霜が降りて、わざとジグザグに歩いてざくざくと踏みしめるのが面白かった。

週末の午後は決まって、バス通りを渡って、女子学院の近くにあった雑木林をぬけ、畑道を
父と姉と私の三人で、父の碁仲間の同僚の方のおうちへ向かったものでした。
そのおうちには私と同い年の女の子と妹さんが居て母親同士も仲が良く、私たちが転居する
までお互いの家をよく行き来していました。
その女の子のお名前は...なんだったかな。


思い出すのはオナガという鳥。
名前の通り尾が長く、瑠璃色のグラデーションをした、とっても綺麗な鳥です。
でも鳴き声は「ギャーギャー!」というだみ声で、それはそれはうるさいの。
父と秋の林を歩いていると、かまびすしくオナガ達が鳴き交わし、子供心に「こんなに綺麗
な身なりをして、なんて声をしてるんだろう。」と、ちょっと気の毒に思ったり。


晩秋。
いまはもういない父とのそんな想い出を思い出しました。

むさしのは月の入るべき峰もなし尾花が末にかかる白雲。新古今。

これから寒い冬がはじまります。


2014年11月29日土曜日

no.710 under the weather

一昨日からすごい貧血。
加えて腹痛、肩こり、腰痛に膝痛、そして倦怠感に微熱…。もうやだ。更年期。

予定していたお食事会も、やらなけりゃならない打ち合わせもキャンセルして、昨日は一日
ソファに倒れてました。
正確には、倒れ込んだら起き上がれなかったというべきか。


靴下をはいてふかふかの毛布をかけてたら、子猫のおじゃるが「あったかそ♡入れて♡」
とソファに乗ってきました。

体調はひどかったけど、猫のごろごろを聞きながら眠るのは至福の時間でもある。
あぁ、明後日から12月だよぉ。今年は時間がたつのがはやい。


2014年11月19日水曜日

no.709 christmas week's coming soon !

仕事はオフの期間なのに、何かとあわただしい今日この頃。
やっぱり、初めてにして一生に一度の中学受験の準備に謀殺されてるって感じです。
こんなに大変だとは思わなかったなぁ。
私が受けるわけじゃないのにねぇ。ほんと男の子は手がかかります。
だから可愛いんでしょうけどね。特に女親にとっては。
あと何年もずっと可愛いわけじゃないから...まぁ良しとするか…(苦笑)

先日は四谷大塚の合不合判定テストで目白まで。
合不合ってすごいネーミングだよね〜。
うちの息子はこんなことでナーバスになるほどヤワじゃないから大丈夫だけど(まぁ、頭から
合格の判定が出ると思ってないしさ)、この時期に不合格の烙印を押されるのはなかなかシン
ドイお子さんもいらっしゃるんじゃないのかしら。
うちは、スケジュールが合わず学校見学に行けていなかった二校で、年末にかけて四谷大塚の
模試が行われるのを知り、教室に慣れるためと午後にある学校説明会に行きがてらに、なんか
おついでに試験を受けたという感じです。

環境は最高!
目の前に椿山荘。
試験後にお腹が空いて、説明会の前に椿山荘のレストランでお昼を頂きました。
私は季節のお野菜とカジキマグロのプレートランチ。息子はポークカレー。


もうすぐクリスマスですね〜!
椿山荘のレセプションわきのクリスマスツリー。
今年はなにかプレゼントをもらっても、それで遊ぶ時間がないので来年の2月の試験後に
全て先送りです。
本人、偏差値が上がってないのでしぶしぶ了承(笑)


午後に説明会が終わって、学校見学が終了した頃には外はもう夜の気配。
椿山荘となりのオーガニックレストランで、くたびれたのでケーキとお茶を。


いつも自分の息子と一緒いる時に驚かされるのは、学校の先生やお店のおじさん、そういう
普通の人々に気軽に声をかけられること。
今回、ご案内頂いた先生には「そうか。きみ本好きなのか。うちは蔵書は4万冊以上あるん
だよ。ぜひいらっしゃい。」と言って頂き。
カフェのオーナーの男性には「きみ、この学校に来るの?絶対に受かってまたここにおいで!
頑張れ!」なんて励まされ。
これで、本人、行く気満々に。あのさ〜。試験に受からないと来れないんだよ?(笑)

海外でもそうなんだよなぁ。
うちの子と同行していると、いろんな経験ができて、その上いろんな人といろんなお話がで
きて、私、そこはかなり楽しいのです♡


2014年11月7日金曜日

no.708 birthday

12年前の今日、わたしのところに息子が来てくれました。

手に入れてきたもの。
捨ててきたもの。


であったひと。
二度と会わないひと。


おもいきり笑ったこと。
そしておもいきり涙したこと。


もうすぐわたしの手を離れて、自分が決めた自分の道を歩いていくんだね。
この12年間ひとりでは経験できない喜びと驚きに満ちていました。
ママから、心からの「ありがとう」をおくります。

お誕生日おめでとう。


2014年11月4日火曜日

no.707 the 7th of november

一日一日、秋が深まっていきますね。
急に紅葉がすすんで、うちの楓の樹は、早々と葉が散ってしまいました。

11月7日は息子の誕生日。
いつもこの日の前後の週末にベビーシッターズの面々に集まって頂いて、年に一度みんなで
ワイワイとお食事をしながらお祝いをしてもらっていたのですが、今年は来年に迫った息子
の受験のため時間がとれなさそう。
息子とも話して、来年の3月に、すべての試験が終わって落ち着いてから、ご報告もかねて
お食事会を設けることになりました。

私のお誕生会の延期の提案に「え〜っ。やだ〜。」なんて言う言葉を想像していたのですが、
「そうだね。いまのボクの成績じゃ、そんな時間も心の余裕もないよね。仕方ないと思う。
みんなに謝っておいてね。」という返答。
受験って、遊びたい盛りに勉強ばっかりさせて可哀想…とか、そんなにしてまで受ける必要
があるのか...とかいろいろ言われたけど、この経験をすることで息子は確実に成長している。
子供って、スポーツだったり、勉強だったり、または趣味の世界だったり、その子にあった
それぞれの世界で、その何かに一生懸命にとり組むことで、誰の手も借りずに一歩一歩大人
の階段を自分で昇っていくんだね。
この経験は、この凝縮した希有な経験は、一生に一度。


秋の夕暮れ。少し寒くなってきたからもうおうちに帰ろう。また明日、一緒にブランコで遊ぼうね。

もう二度と、あのゆったりした幸せな時間を共に過ごすことができないのは本当に寂しいけれど。


2014年11月2日日曜日

no.706 singapore this & that 2

今回の宿泊場所はマリーナベイサンズ。
あの船の形を3つのタワーで支えている、いまやシンガポールのランドマークとなっている
ホテルです。
最上階の屋外プールはCMに使われたため、日本でもかなり有名。
わたしは行きませんでしたが。次回ね。プライベートで行った時に。


お部屋からの眺望。


タワー3のわたくしのお部屋。むだに広い(笑)
バスルームに何故かバスタブがなく、シャワーも壁に取り付けタイプのヨーロッパ使用。
日本の中年は、お風呂にお湯をはって、ゆっくり入りたぁーいのだ!


初日、深夜に着いたわたし達が、サンズ近辺でやっと見つけたイタリアンレストランのそば
の夜景。この樹木、ホテルの中の植木なの。さすが南国。


わたしと息子のお気に入りの場所、クラークキーの川沿いのチャイニーズレストランへ皆様
をお連れした時の一枚。


そしてシンガポール、チャンギ空港で食べた、ひとり「フィッシュボールヌードル」
これ好きなんだぁ。
香港でもここシンガポールでも、屋台系のお店では必ず食べます。

以上、わたしのシンガポール滞在記を高速スピードでご紹介。
仕事だとね〜。あまり写真を撮る心の余裕もなく。

しかし、どうなることかと思ったけど、無事に終わって良かった….。


no.705 singapore this & that

ちょうど私の誕生日の18日がシンガポールa-nationの本番日にあたり、打ち上げ場所の超高
層レストランクラブ「KU DE TA/クーデター」でサプライズのお祝いをして頂きました!


音楽監督の信吾さんが発案して下さったとのこと。
もう恐縮するやら驚くやらで、どうしていいのか…。少々パニック気味(笑)


メンバーの皆々様と。
キーボードの宮崎さんが撮ってくださったお写真。
バンマス友成さん、ギターの義男さん、ベースのエンリケさん。そして、わたくし。
かなり〜なおばぁ顔なんですが〜(爆笑)
撮って頂いたのになんなんですけど、せめてもうちょっと綺麗に撮ってくれー!
まぁ素の自分を考えると…。ムリがあるか(笑)


信吾さん。メンバーの皆様。ALCの皆様。そして、なによりご自分の打ち上げの場所でお祝
いしてくださったAyu姫。

本当にありがとうございました♡


no.704 sorrow

シンガポール以来、すっかり更新せずに11月を迎えてしまいました。

シンガポールに出発した日から具合の良くなかった一番小さな子ねこの「まる」
ずいぶんとお医者様にも通って本人もよく頑張ったんだけど、結局だめでした。
あまり苦しまずに眠るように逝ってくれたのが、せめてもの救いです。
先日の早朝、みんなが見守るなか、静かに旅立っていきました。

もう家族全員で朝から号泣。
一番小さくて、一番可愛くて、一番やさしい子でした。
大きくなって美しく成長した「まる」が見たかったなぁ。


「まる」が居なくなった隙間。
ブリティッシュエアラインで息子がもらった飛行機のぬいぐるみを、やんちゃな二匹がどこ
からか引っ張ってきて「まる」の居場所に置き、そこを囲むように眠っています。

今度は元気に生まれておいで。
またいつの日か会えますように。


2014年10月18日土曜日

no.703 ruffles hotel

さてさて。本日は a-nation singapore の本番日。
稼働が夕方からなので、お昼にラッフルズホテルのtiffin roomへコーラスの陽子さんと行って
来ました!


本当はハイティーを頂きたかったのですが、ほとんどのホテルが15時からなので時間が合
わず、残念ですが断念してランチのカレーブッフェへ。


素敵な場所。


陽子さんとお食事をしていたら、うしろで歌を歌いながらハイティーの準備しているフィリ
ピーナのウェイトレスの女の子がいて、お腹がいっぱいって言うのはフィリピンの言葉だと
「ボンボソー!」って言うんだって教えてくれました。
それから三人で、ことあるごとに「ボンボソウ!ボンボソー!」の連呼(笑)
お名前は MINA(ミナ)


陽気でとっても可愛い女の子でした。
彼女が自撮りしよー!と誘ってくれての1枚。
なにげにすご〜くiphoneに慣れてて、ガンガン写真を自分のiphoneにもairdropして「また来て
ねー!」だそう(笑)

格式高いラッフルズがちょっと身近に思えたお昼でした。
今度来るときは、ラッフルズにも泊まりたいなぁ〜♡


2014年10月16日木曜日

no.702 haneda airport

これからシンガポール。

羽田からの国際線のフライトは2年ぶり。
息子と一緒に夏休みに同じシンガポールに行って以来です。


でも…羽田だとなんだか海外に出る感じがしないなぁ。
あたし、ジャスト成田世代だから(笑)

さて。黒糖カフェラテでも飲んでゲートに向かいますか….。


2014年10月15日水曜日

no.701 operacity

昨日は雨の中、首都圏模試。
午前中に試験を終え、そのまま息子と東京オペラシティコンサートホールへと出かけました。
ヴァチカンで行われる「ヴァチカン国際音楽祭2014」のための記念壮行演奏会。
指揮は西本智実。演奏はイルミナートハーモニーオーケストラ。合唱はイルミナート合唱団。


どうしてもこの演奏会が見たかった理由とは。

長崎県生月島(いきつきしま)では1550〜60年代に行われた一斉改宗で全島民がキリシタン
となった歴史を持っています。
長い長いあいだ、島の信者は教会のミサに参加して唄オラショ(祈り)を唱え続け、洗礼や
葬儀を粛々と行ってきました。
江戸時代の酷い宗教弾圧で多数の殉教者をだしたあとも、水面下でこの祈りは口伝えで伝承
され、そして今に至っているのだそう。

近年、この島民の間で口伝されてきたオラショ(祈り)が、なんと1549年にフランシスコ・
ザビエルがキリスト教を伝えたときに教えた聖歌の原型をとどめていると正式に確認され、
ローマ法王のお膝元ヴァチカンによって認められたのです。

この日は、初の試みとして生月島から3人の男性のオラショの継承者を迎え、現在歌われて
いるグレゴリア聖歌と対比させてコラボレーションするというもの。
この演奏会があることを知って、これはぜひ歴史好きの息子に聞かせないと!わたしも絶対
拝見しなくては!と、嬉々としてチケットをとったというわけです。

日本人のなかに生き続けた500年前のラテン語で語られた「祈り」
その土地の織物から作られたのであろう藍の羽織、袴で正装された生月島のお三方が手を合
わせ、神様への祈りを捧げてから静かに歌いだされたとき。
長崎の海に面した島の風景と人々が、走馬灯のように、または8ミリフィルムの映画のよう
に、次々と流れる映像となって目の前に顕われては消えていき。
波が静かに寄せるように穏やかな感動がひたひたとわたしの心を満たしました。

すごいなぁ。456年前から祖先が歌い続けてきた祈りの歌。

息子は「ぼく、気持ち良くなっちゃって眠りながら聴いちゃった!」だって。
うん。たしかに君は眠ってたよ(笑)
でも確実に、あの人たちの「魂の歌」は君の細胞の隅々にまで浸透したはず。
そして、いつの日か必ず、その種が芽吹くときが来るんだね。

歴史と君がつながったんだよ。


2014年10月14日火曜日

no.700 go for a walk

あたし、学校の集金係なの(笑)
毎月、積立金やら給食費やら設備費やらの集金があって、そんな日は朝もはよから小学校へ
向かいます。
一見「ここは嵯峨野か?」と見まがうような竹林。
実はいつも集金日に車を止める駐車場の裏手の竹林(たけばやし)
もとを正せばこの辺りは、平安時代に平将門の乱、関東武者の合戦の場だったんだって。
古い土地なんだなぁ。


いわゆる将門の呪い云々の言い伝えもあり、ここら辺の地元の方達は成田山新勝寺にはお参
りできないんだそうです。
新勝寺というのは、もともとは将門の乱を鎮めるために、勅命によって神護寺の不動明王を
お祀りし祈願した場所だから。
ふう〜ん。

別の日の塾の待ち時間に下総中山というこれまた古い土地にお散歩に出かけました。
ここには日蓮の開いた法華経寺があって、参道には昔からのお店もちらほらあり、晴れた日
の散策にはとってもいい場所です。

日本画家の東山魁夷記念館。はじめて入った。
カフェで季節物の栗のケーキとアッサムティー。


東山魁夷画伯は、画業に心身ともに心ゆくまで打ち込め、とても幸せな人生を歩まれた方。
わたしも天職を見つけ、仕事に対してそうありたいなー、なんて思う。

帰りに鬼越という駅のそばの小さな神社で太鼓と笛の音が聞こえたので立ち寄ってみました。


夕闇のせまる神社での秋のお祭り。

ひさしぶりに半日歩いてみました。
秋って、出不精なわたしでも、なんだかお散歩したくなるいい季節ですね。

...で、法華経寺の参道にある小さな骨董屋さんで購入した豆皿と明の小壺。
大事に抱えて帰ってきました。


お散歩日の戦利品(笑)