2013年11月29日金曜日

no.564 asakura yoshikage

もの總(すべ)て/変わりゆく/音もなく  
   思索せよ/旅に出よ/ただ一人
      鈴あらば/鈴鳴らせ/りん凛(りん)と (辻井喬)


一乗谷。朝倉義景の墓所近く。内側に。内側に。内側に。
内省することは宇宙を感じること。


2013年11月28日木曜日

no.563 so tasty !

今回の福井への旅は次々と美味しいものに巡り会いました!
坂井市竹田の山の中にある谷口屋の油揚げw/越前おろしそばセット。
この油揚げ「厚揚げでしょ?」っていうくらいに大きいもの。
厚みは3cmくらいはあるかなぁ。
外はカリカリで中はふっくらしてて、私の定食は半分にしてもらいましたが、油揚げ1枚全部
だとものすごいボリュームなの。
地元の方にぜひに!と勧められて永平寺に行く途中に立ち寄りましたが、ほんとにこんな山
の中に?っていう場所にあるんです〜。


TVで紹介されているらしく大人気。
平日のお天気も悪い日だったのに、30分以上待ったかな。
予約もできるそうですが、時間に余裕がある時にまたゆっくりと行ってみたいです。


そして、こちらは初日に行った白山比咩神社近くの草庵。
古民家を移築して営業しているこだわりのお蕎麦屋さんです。
日曜日だということを忘れてて、いつもの通り行ってみたら長蛇の列。
あまり混むことに慣れていないのか、お店の方の手際もいまひとつで随分と待たされました。
東京のタイム感だと我慢できないかもね。


行った時には私がいつも頼む田舎そば。
次回は絶対、限定の粗挽きそば!
もちろん、平日のなんにもない日に行くつもり。

ちなみに「越前蕎麦」という名前の命名は昭和天皇なんだそうです。
越前ご訪問から大分たったあと「あの時食べた越前の蕎麦は美味しかった」とおっしゃられ
たことに端を発するんだそう。
これはツアーの時にいつもお邪魔する福井市内の割烹「くろ川」の大将の受け売りです(笑)


no.562 eihei-ji

家人に頼まれているお線香を買いに、お約束の永平寺へ。
雨の夕暮れの永平寺は初めてです。

いつも晴れた日のお昼間に訪れているせいか、なかなか奥深い深淵な雰囲気に触れることが
できずにいましたが、今回は、なんと言うか「霊気」のようなものが感じられて。
侵しがたい何か。私の様な凡人には計り知れないような重厚感が肌に伝わってきました。


神仏にお参りする時は雨の時がベター。
そして、一番いいのは雪の日、なんだそうです。
余分な人気(ひとけ)がないだけに、気が乱れず本来あるべき状態に周りの環境が整えられ
て、超自然的な存在と交流しやすくなるのかもしれないですね。

永平寺の紋は久我竜胆車紋(こがりんどうくるまもん)
元々、開祖道元禅師の一族、久我氏の紋であったようで、永平寺にはいたるところにこの紋
が見られます。
漢方でよく見かける竜胆ってりんどうのことなんだねー。


法堂(はっとう)と呼ばれるお堂の中では、ご本尊の前で先輩のお坊様が後輩に儀式の教典
の献じ方をご教示している場面にでくわしました。
なんどもなんども、不謹慎かもしれませんが舞踊のように優雅に、でも身体的にはかなり辛
いであろう体勢で教典をささげ持ち、たぶん間近に迫った儀式本番へのリハーサルをされて
いるのでしょう。
墨衣から見える白い衣が、雨の日の夕暮れの薄暗い光の中でほのかに白々と翻る様は何とも
言えず美しかった。


いままでに見たことのなかった古刹、永平寺の一面。
拝観を終え外に出た時には、深い深い夜の静けさの中で川の流れる音がやけに大きく聞こえ、
横なぐりの雨が降る深閑とした晩秋の闇が黒々と広がっていました。


2013年11月27日水曜日

no.561 sho-wa no kurashi

福井滞在記の第二弾!

福井県立歴史博物館へ「染付/大名が愛した魅惑の器」の展示を見に出かけ、実はそんな
に期待していなかったのですが、行ってみたらものすごく面白かった。
もともと民芸チックなざっくりしたものや金襴手のキラキラした薩摩焼的なものは苦手。
流行りに準ずるようですが、やっぱり白磁や藍の青が美しい染付けの器たちが好きです。
重文級の器たちなのでもちろん撮影はできず...。残念。

そして何気に常設展のコーナーに行くと、この「昭和のくらし」のコーナーが!

入り口近くのこのゴミ箱♡ 
ロンドンのカムデンやシンガポールのボートキーにありそうな佇まい。


オート三輪が住まいの中にある町工場や


駄菓子屋。


食堂。おろしそばがたったの30円!


そして「怪傑/白剣士」 すごいっ(笑)


その他、お隣のコーナーには、当時の洗濯機やら玩具やら生活雑貨や日用品がグループごと
に類別され整然と陳列されていて。
あまりの見事さに、ここの学芸員の方とお話してみたくなりました。
季節に沿って効果音も含めた展示内容が変わるんだそう。

面白かった〜。別の季節にも来てみたいな〜♡


no.560 kutani

所用で二泊三日で福井に行ってきました。
いろいろな場所を巡り、いろいろな人達に出会って、いろいろなものをとっても美味しく
頂いてきたので、順繰りと写真をアップしていきたいなぁって思います。

これは昨日の帰路、フライト前に訪れた石川県立九谷焼美術館のカフェ。
今回の滞在時、福井は気圧が安定していなくて晴れたり曇ったり。
時には土砂降りの雨や大風が吹いたりして、めまぐるしくお天気が変化し続けました。
北陸は冬の始まり。
青く沈んだ山々の頂きの上で、鈍色の墨絵の様なグラデーションの雲がいっぱいに広がった
空は、それはそれは綺麗でした。
正しい日本の原風景。


このカフェでわたしが頂いたのは泡立ちコーヒーと栗のロールケーキ。
落ち着いた灯りと九谷の現代作家の作品に囲まれたカフェの窓から見える雨の夕暮れを撮
りたくてレンズを向けてみました。
現代作家の作品があるからかな。
No Photoと書かれてあったのを後になってから気づき...(苦笑)
そしてさすがに九谷焼きのお膝元。
出された器には丁寧に金継ぎがほどこされていました。


古九谷と伊万里のこと。出会った人達とかわした会話のこと。石の庭園跡に吹いていた風
のこと。樹。水。すべてを包んで流れてゆく時間。

少し湿ったこんな空気感は旅の終わりにふさわしい。


2013年11月21日木曜日

no.559 tsu-ke-men

息子の剣道の試合の帰り。
もちろん結果は二本ストレート負け(笑)
選抜で試合にでることが決まったとき「えーっ!ムリ!ボク出たいなんて言ってないし!」
と驚愕の面持ち(笑)
私と姉で「柏武道館(息子の行ってる道場は、全日本チャンピオンを何人も出してるスゴイ
道場なのです)の菅野館長の顔をつぶすような試合をしたらダメだよ!」と脅かすと、
「え〜。じゃあ、ボクを選ばなきゃいいじゃない〜。」
うぅぅぅ〜。やる気あんのか?キミは!!

身体がしっかりしている息子は、防具をつけて構えると、一瞬、かなり強そうに見える。
相手に「えっ。こいつ強そう...。」と警戒されているのが分かりますが、その実、あっけ
なくスコーンと面を取られたりするので、見ているこちらはガックリです。
勉強も、こういったお稽古ごとも、ほんとにスイッチ入るまでが大変な子。
あまりに自分とはタイプが違うので、途方に暮れることもしばしばです。
やる気出すと(まぁ、親の私が見てる限り今までに3回くらいしかないけど)すごいんだけ
どね〜。

で、帰りに大勝軒のつけ麺。


永福の大勝軒とは違うのね。店内に池袋発祥って書いてあった。
麺もスープのタイプも全然違うから関わりはないんでしょう。
お蕎麦でいう長寿庵みたいなもの?
運動した後や労働した後、そして量重視の若者向けのつけ麺でした。
50代にはちょっと塩分多めかな。

まぁ、つけ麺やラーメン、お蕎麦にもいろいろあるように、子供の質にもいろいろあるっ
てことで、花開くのをゆっくり待ちますか(笑)
あたしが生きてるうちに花開く片鱗くらいは見せてよね〜。


no.558 meson vasca

先日、ふらっと入った地元のバスク料理のお店「メソンバスカ」
バスク地方とは、食文化が独自の発達をとげたスペインとフランスの狭間(はざま)にある
地方...という位は知っていたけど、バスク料理なるものを食するのは初めて!
いったいどんなものなんだろう?...と不安に思いながらメニューを見たら、意外とシンプルで
味を想像しやすいものばかり。
スパニッシュオムレツ/チキンのグリル・ローズマリー風味/イカスミのカルドッソ(スペ
イン風雑炊)などなど...。どれも美味しそー♡

でも早い時間に和食系の居酒屋でお刺身などを食べてきてたので、あんまり量は食べれない。
悩みに悩んで、人生初の(大げさな!)バスク料理のメインディッシュは「ソーセージと
ひよこ豆のチリトマト煮」に決まり!
ワインはもちろん赤。それとスペインチーズの盛り合わせ。


これ、本当に美味しかったー!
いまどき若者風に「マジうまっ!」って言った方が喜びが伝わるかな(笑)
チリを主体とした香辛料のピリ辛感とひよこ豆の食感、トマトの酸味が混ざって絶妙な一品!
しっかりとした濃い目のお味でした。

そしてデザートは、ちょっと雰囲気のあるステキな女性スタッフお薦めの「スペイン風フレ
ンチトースト アイス添え」と「クレマカタラーナのアイス」の二品を頼みました。
お薦めだけあり、フレンチトーストは香ばしくて優しい甘さ。
これはリピーター必至です。


バスク地方は、ガストロノミー博物館があるほど、一般庶民の食意識が高い地方だとか。
そこここにあるシードルハウスという田舎風レストランでは、塩タラのオムレツ/直火で
焼いたティーボーン・ステーキ/クルミとマルメロ(カリンの一種)のペーストを添えた
チーズなどが並び、シードル(りんご酒)と共に味わうことができるんだそう。
あぁぁ...行ってみたいようー!

そしてバスクには「チョコ」と呼ばれる男性だけのイートスペースがあるんだって。
チョコなんて可愛い名前でしょう?バスク語で「隅」という意味らしい。
うるさいオカミさん達から逃れて(笑)、男同士で料理を作り、お酒を酌み交わし、大騒ぎ
して楽しむんでしょうね。


2013年11月20日水曜日

no.557 niwa-no-hotel

ちょっと遅いお誕生日のお祝いで、神田三崎町の「庭のホテル」にご招待頂きました。
千代田区にあるこじんまりとした隠れ家的なホテル。
まだ創業して日も浅いのに、ミシュランで星を獲得しているんだって。
ホスピタリティ溢れる居心地の良いホテルでした。
お食事は1階のカジュアルフレンチ「流」で頂きましたが、お料理の味も色彩も小さな中庭の
風景も素敵。
カメラの設定をいじった関係で、アップできるお料理の写真がないのが残念です...。


三崎町は江戸時代、武家屋敷が立ち並ぶお屋敷町だったそうですが、今はそこそこ高いビル
が林立する東京の一般的な街。
でもところどころに昔の名残りの仕舞屋が残っていたり、リノベーションされた建物になん
ともユニークなお店が入っていたり、ロシア語の本の専門店があったりと、ちょっと面白い
街でした。
近くに神保町があるし、足を伸ばせばお茶の水や湯島もあるし。
写真は夜のお散歩時に見つけた昭和初期の建物の「かんだ」と書かれた常夜灯。


翌日のお夕食は、ジモティが集うお店で「へぎそば」


この包丁さばきを駆使した芸術的な「もろきゅう」
しびれる〜♡


いいお酒は熱燗にしないんだってね。風味がとぶから。
日本酒飲まないから知らなかったなー。
なので今夜のお酒はちょっと安価な「吉の川」

今度はスニーカー履いてリュックで身軽に来てみよう。
ひさしぶりに、いまの東京の時空の後ろに見え隠れする「かつてそこに在った街」を探して
みたくなった秋の休日でした。


no.556 autumn colour

神田/神保町。
学生時代からたまに訪れていましたが、先日、久しぶりに足を運んでみました。

ここは明治時代から大正時代に端を発する「古書街」
たくさんの古本屋さんが軒を連ねていて、文化的な香りのする街です。
本にはつきものの、カフェ、レストラン、バーも集まっていて独特の雰囲気。
日本のカルチェラタンって言われていたようです。
まぁ、それはちょっと違うような気もしますが、確かに新宿とか渋谷とか原宿とかとは異な
った人種が生息している街。

学生の頃から古いものが好きだったので、古書店に入った時の古い紙の匂いや、お店に漂う
静寂、売る気があるんだかないんだか周囲1mのひとりの世界に没頭する少しすがれた感じの
店主の雰囲気には、心がストンと居場所を見つけた感じになります。


一誠堂書店。
ウィキで調べたら創業100年以上の老舗だそうです。
神保町と言えば夏目漱石の書籍や哲学書の出版で成功を収めた岩波書店が有名だけど、こん
な老舗もあるんですね〜。
現在の建物は昭和6年の竣工。
1階は和書、2階は洋書中心で、床から天井までびっしりと整列した、本、本、本。
そんな一誠堂書店で秋の色を見つけました。


こちらは善福寺公園でひろってきた秋。

どんどんと秋が深まっていきますね。
大好きな季節。


no.555 zenpuku-ji art festival

11月17日の日曜日。快晴。
息子の第二の故郷、西荻窪の善福寺公園で開かれているアート・フェスティバル。
ここでかっぽれを踊る息子を見に、秋たけなわの公園を訪れました。

武蔵野の風景。



秋の日の ヴィオロンの ためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲し



ご一緒した西荻かっぽれの皆様と。



そして、黄色に黄葉した樹のそばに佇んで、お堀の流れを見つめる少年。


江戸時代の子みたいだね。


2013年11月12日火曜日

no.554 kyoto style

京都市役所のすぐそば、お茶のお店「一保堂」の並びにある洋菓子屋さん「村上開新堂」
高校生の時に、池波正太郎のエッセイ「散歩の時なにか食べたくなって」で知って以来の
お付き合い。
創業は明治37年。おりしもその頃は日露戦争のとき。
こういった情緒を色濃く残すお店が点在するのは、やはり京都ならではですね。
この建物自体も昭和10年に建てられたものなんだそう。
戦前の建物って、その周囲の時間が止まってしまったように感じます。


11月〜3月までの限定販売「好事福盧/こうずぶくろ」
名前もゆかしいでしょ?
紀州蜜柑の中をくりぬいて、果汁をゼリーにしてつめたお菓子です。

新国劇の脚本を書いていて京都滞在が長かった若かりし頃の池波正太郎が、お酒を飲んで
帰った寒い冬の夜に、部屋の外に冷やしておいた好事福盧をいそいそと取り出して夜更け
にひとり食するっていう文章が、お酒のなんたるかも知らなかったにも関わらず当時の私
は大好きでした。


底冷えのする京都の冷徹な空気と好事福盧。

昨日、今日とやっと空気が冷えてきたからでしょうか。
久しぶりにこのお菓子が食べたくなりました。

ちなみに村上開新堂で予約なしに買えるのはロシアケーキのみ。
クッキーなどは1ヶ月〜2ヶ月待ちだそうです。
好評だからって大量生産に切り替えない。
味も品質も当時のままを保つためにお店を広げない。
こんな姿勢が、今また見直される時代になってきたのは本当に嬉しいこと。

ちなみにこの好事福盧、たまたまお店をのぞいてひとつふたつ残っていれば分けて頂けます。


2013年11月10日日曜日

no.553 birthday party

昨晩は息子の11歳のバースデー・パーティー。
誕生日は、本当は11/7なのですが、ベビーシッターズの面々が集まりやすい日にという事で、
今年は11/9の土曜日に決めました。
お仕事の方がいらしたのでスタートは17時からと遅め。
ひさしぶりに大勢の方をお迎えするので朝からドタバタとお掃除をしていたら、階段で腰に
「ピッ!」というイヤ〜な感じが走り...。
20代の時の交通事故でもともとクセがついている右腰の筋肉を痛めてしまいました(泣)
い・た・い〜。

でもそうも言っていられないので、息子をアシスタントに、お掃除、ケーキ受け取り、息子の
名前入りのどら焼きの受け取り(龍の一字が入っていてなかなか好評)、お惣菜の買い出しに
車で出かけました。


「私達も歳だからさ〜。今年は胃のためにも控え目にやろうね。」と姉と相談していたのに、
お腹が空いている時間にあたったからか結局すごい量のお料理に(笑)
上の写真は第一弾。この後、第二弾も!


ケーキはTAKANO。フルーツ多め。24cm×24cm。想像してたのよりおっきかった。

みんなの爆弾トークであっという間の6時間。
用意していたお食事は完食。そして空いたワインは7本!
我が家の楽しい11月の風物詩。ほとんど大人の宴会だけど。

息子曰く「毎年さ。ボクの誕生日という名目の飲み会だよね〜。」

確かに(笑)


2013年11月8日金曜日

no.552 a birthday present from dior

10月に誕生日を迎えたことで、親しい友人から家族、果てはDMかと見まごうようなショップ
からの「おめでとう!」の嵐。
久しぶりの友達や、まさかあの方から!?なんて言うサプライズ・メッセージも頂いて、
とても嬉しかったです♡

年齢を重ねるごとに化粧品の趣向も変わり続け、ここ10年くらいはずっとDior。
年齢肌用のコスメが私の肌に合っているようなのと、リップやマニュキアなどのカラーライ
ンナップが好きだから...かな。
そして、そのDiorからもお誕生日のお祝いにとプレゼントを頂きました。
実はすっかり忘れていたのに、たまたま食事に出かけた時にグロスを買いに立ち寄ったら、
お店の方がバースデー月に気がついてくれたんだけど。

今年はピンクのマニキュア2本とネイルケアセット♡
お色も素敵で最近ピンク解禁の私はラブリーな気分だ〜(笑)
ついでにトラベル用のブラシセットと少しお高いオイルも購入したら(これ優れものです!)
お揃いのジュエリーボックスも下さるんだそうで...。


ちょっとプレゼントし過ぎじゃな〜い?
嬉しいけど、これも価格にインクルーズっていうカラクリは、大人だからわかっちゃうし〜。
つまり自分で自分に用意された品物を買ったってことでしょ。

まぁ、素直に喜べなくなるのは年齢を重ねる弊害のひとつだね(笑)


2013年11月6日水曜日

no.551 butterfly

ちょっとブログ更新の間隔が空いてしまいました。
なんとな〜く「これはアップした方がいいのかな?」って義務的に考えてる自分が少しだけ
違う気がして。
自分の発信のツールとしての、そして毎日をどういう風に考え、どういう風に過ごしている
かの「記憶」としてのブログなんじゃなかったんだっけ?
あと単純に想いの量が多すぎて、書きたかったけどセンテンスにならなかった、ということ
もある。
...で、迷ってしまった揚げ句、食べ物の写真のアップとコメントで...みたいな(笑)

人生はシンプルな生活の繰り返し。
それが地層のように重なりあって、いつしか方向性を持ち、別のかたちを形成していく。
毎日が特筆すべき出来事の連続、なんてあり得ないものね。
あったとしたら、それは意図的なもの。

波瀾万丈って言われたな〜。四柱推命の先生に。
穏やかな波打ちだたない水面を見ていると、思い切り一石を投じたくなる。
矛盾するようだけど、かたやその穏やかさを守りたくなる自分もいたりして。
その度に揺れてしまう。


息子の理科のテキストで見た「完全変体」
虫には「完全変体」「不完全変体」「無変体」の三種類があるんだって。
そんなの忘れてたって言うか...習ったっけか...?

完全変体の代表格は「蝶」
卵→幼虫→さなぎ→蝶に、完全に変体するわけです。
身体を完全に変体させるには、どれだけの労力と勇気がいるんだろう?
必要なのは、それを怖れずに身を投じていけるだけの精神の強さ。
歳には関係なくね。

要するに、いろいろ考えてしまった最近だったってことなの。
微妙なお年頃(笑)